ゲンちゃん段差を乗越える

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

最近めきめきと成長しているゲンちゃん、成長が加速した時期がカテキンを与え始めてからの時期にかぶっていたりします。中卒お父ちゃんと妻は「そんなことあるわけないよねー。」等と笑い話にしていますが、「もしかしたら・・・・」という疑念を振り払えません。とりあえずノンカフェインの緑茶を継続的に与えます。「ゲンちゃんカテキンでパワーアップする」もぜひご覧ください。

そんなゲンちゃんですが、療育の先生から「そろそろ段差を乗越える練習をしてもいいかもしれません」と言われました。中卒おとうちゃん的には「え?どうやんのそれ?ゲンちゃん基本的にグータラで動かないんですけど・・・」といった感じです。ただ最近は比較的ゲンちゃんが興味を持つものもわかってきています。中でも、音が出ているスマホ・タブレットの効果は抜群です。ゲンちゃんのお姉ちゃんがタブレットで遊んでいると、顔面から突っ込んできます。一回スマホでポケモンGOをやっていたのですが、ゲンちゃんが触れたことによって今まで見たこともないバグを起こしました。流石ダウン!そこにシビれる!あこがれるゥ!
いや・・・あれどうやったんだろう、触れても全く反応しなくなって再起動して直したんですよね。

というわけで、おうちのたためるマットでトレーニング開始です。まずは2段からです。

なんと!難なくクリアです!というわけで、次は4段に挑戦です。そういえば、筋肉番付っていう番組ありましたよね。跳び箱のことモンスターボックスって呼んでたりとかしてたやつです。結構好きだったんですけどどうなったんですかね。

4段もしっかりクリアしました!これには中卒お父ちゃんもびっくりです!本当に成長してるんだなー。というか、やっぱり何かしたいという欲望に勝てるものはないような気がする今日この頃です。

では、今回はヒスイ地方のハリーセンに恐れおののくゲンちゃんでお別れです。一応言っておきますが、本当にビビっているわけじゃなくたまたまそんな感じで映っちゃったってやつです。

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ゲンちゃん音楽を嗜む

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

最近めきめきと成長するゲンちゃん、物を叩き付けることにはまっております。積み木的な物が積んであるとなぎ倒し、オーボールを放り投げ、中卒お父ちゃんの顔面に引っかき攻撃をかまします。デストロイ系ダウンちゃんの爆誕です。このまま大きくなってDVに目覚めないか、割と真剣に心配していたりします。いや、ダウンちゃんは穏やかなはず!ゲンちゃんも穏やかなほっこり系ダウンちゃんになってみんなの癒しになるんだもん!

そんなゲンちゃんですが、音楽を嗜むようになりました。決定的映像をご覧ください。

いやはや、こんなボタンを押すだけの行動でも成長を感じれるのであります。因みにゲンちゃん音にもかなり敏感です。食事中にゲンちゃんのお姉ちゃんがテレビを見始めると、テレビの方ばかり見るようになります。大好きな中卒お父ちゃんの妻の声が流せるおもちゃならば、しばらくの間は一人でも寂しがりません。今のところ中耳炎とは縁がなさそうで何よりです。

あと、なぜYouTubeかというと、動画をそのまま埋め込むと再生されるまでの時間が長い気がしてたためです。ひとまずYouTubeにしたら問題解決するかな?ということで試しております。はてさてどうでしょう。

というわけで、今回は療育中の頑張るゲンちゃんでお別れです。そろそろお座りもマスターできそうで、期待が膨らみます。

ゲンちゃん牛乳アレルギー克服に失敗【1回目】

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

日々運動量が増加するゲンちゃん、やる気になれば8メートルぐらいズリバイで移動するようになりました。眼を離すと、「あれ?こいつ結構移動したな。」ということが多くなってきました。長い距離を瞬間移動して、中卒お父ちゃんを焦らせてくれる日も近づいているのではと期待に胸が膨らみます。

さらに最近のゲンちゃんは滅茶苦茶さみしんぼさんになっております。ただし、中卒お父ちゃんの妻に、です。というのも、妻がゲンちゃんのもとを少しでも離れると叫び始めます。同じ部屋の台所に入っても叫びます。洗濯なんてもっての外です。妻が少し離れた椅子に座ってもキレ始めます。はい、中卒お父ちゃんに対してはこの現象は起きません。恐らく、中卒お父ちゃんが初めのころから多少泣いても放っておくという選択肢を取り続けていたことが影響しているのかもしれません。中卒お父ちゃんの妻は若干ノイローゼ気味です。そういえば、ゲンちゃんのお姉ちゃんの時もこんなことあったなー、と懐かしい気分になっております。

そんなゲンちゃんですが、「ゲンちゃんミルクアレルギーだった」でもお伝えしたように、ミルクアレルギーの称号を持っております。ひとまず1歳になったことから、ミルクアレルギーの検査を受けます。というのも、ミルクアレルギーは3歳ぐらいまでに80~90%程度の確率で改善するらしいのです。ミルクアレルギーを克服すれば、晴れて乳製品を食べられるようになります。そう、お菓子のバリエーションが格段に多くなるのです。食べることが大好きなゲンちゃんの熱い眼差しが注がれます。

アレルギーの検査は、採血で行われます。ところがどっこい赤ちゃんの採血は一筋縄ではいきません。血液が採れる血管を探すのも一苦労です。因みに、中卒お父ちゃんは待合室で待っているように指示されました。まぁ、ゲンちゃんが針を刺されて「ん?まちがったかな?」と言われ泣き叫んでいるところを見させられたら、「もうやめて~~~~~」と叫んでゲンちゃんを連れて逃走しかねません。看護師さんたちの心遣いには感謝であります。

まぁ題名でネタバレしていますが、今回はミルクアレルギー克服ならずでした。残念ではありますが、致し方なしです。次回は半年後を目安に再検査です。これも気長にお付き合いするしかないですね。

では、「はーい」をするゲンちゃんでお別れです。なぜかゲンちゃんを高い高いすると右手を挙げたんですよね・・・。なんでだろう???

ゲンちゃん家族を引き連れ親の会に参加する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

皆様お風邪などは引いていらっしゃらないでしょうか。最近の寒暖差は、なかなか体にこたえるものがあります。くれぐれもご自愛くださいませ。

「ゲンちゃん親の会に参加する」でもお伝えしたように、ゲンちゃんはダウン症児を持つ家族の会に参加しております。いろいろなコアな情報も集まるお得な会であります。ただ、このコロナ禍で数年単位で新規の応募者が来なくて、会員数が激減しております。ぜひとも八王子周辺のダウンちゃんをお持ちのご家族は、話だけでも聞きに来てほしいのであります。大丈夫です。マルチじゃないです。

そんな家族の会ですが、ダウンちゃん以外の兄弟も参加できる会を開催するということで、中卒おとうちゃん家族も家族全員で参加です。そういえば、中卒お父ちゃんは何人もダウンちゃんがいるような状況は初めてです。なかなかどうして貴重な体験です。

参加するダウンちゃんは未就学の子です。年齢は3~5歳といったところで、1歳のゲンちゃんは最年少となります。で、ゲンちゃん以外のダウンちゃんですが、基本的に全員普通に歩き回っていたりするんですよね。「大丈夫か?本当にこんなしっかり歩くようになるのか?」と一抹の不安を覚えゲンちゃんの方を見ますが、ゲンちゃん本人は指をちゅぱちゅぱさせながらゴロゴロ転がっています。親の心配なんて何のそのです。相変わらずマイペースです。

ダウンちゃんは言葉を覚えるのが遅い傾向にあるといわれますが、なんとびっくり普通にしゃべっている子もいました。「ま・・・まじかよ・・・。」とゲンちゃんの方を見ますが、「あーうー」と言ってニコニコしています。うん。笑顔がかわいい。

そんな中、一人のダウンちゃんが中卒お父ちゃんに近づいてくるではありませんか。「お、かわいいじゃん」ということで、その子を高い高いしてあげたんですよ・・・・・・・そしたらね・・・・・・・・まじで永久に高い高いをする羽目になったのであります。本当にエンドレスです。4~5回1セットでやったんですが、終わってもニコニコして要求してきます。で、会の催す遊びをやっても、その後は中卒お父ちゃんの前に来てニコニコしてきます。スキあらば前に来てニコニコします。マジで数十セットこなしたと思います。肩はパンパンでいい筋トレになりましたよ。

とまあ色々ありましたが、本当にダウンちゃんって元気なんだなー、といった感じです。ダウンちゃんの成長を見て、ゲンちゃんはどんな風に大きくなるのかなといった事が何となく想像できたりと、貴重な体験だったのであります。

では、寝ぐせゲンちゃんでお別れです。ではでは。

ゲンちゃんカテキンでパワーアップする

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

去る2023年5月8日月曜日、世間をあれだけ騒がせた新型コロナウイルスが5類感染症に移行されました。これで腐れマスクとおさらばだひゃっほいと思いきや、まだまだマスクを着用されている方を多くお見掛けいたします。中卒お父ちゃんの妻は、「なぜ高校生とか若い子が外さないのか意味が分からん」と驚愕しております。因みに理由は、「若くてピチピチでかわいい時期なんてその時しかないのだからもったいなすぎる!!!」とのことでした。そんな考えもあるのかと目から鱗であります。まぁ、夜外に出てみるとほとんどの人がマスクつけていなかったりするんですがね。

皆様はお茶はお好きでしょうか。今回は、お茶に含まれるカテキンでダウン症の方々がパワーアップするというお話をしたいと思います。え?とうとうあっちの世界に行きやがったかだって?いやいやいや、しっかり根拠があるんですよ。もちろん、まだはっきりと決まった話ではないんですがね。そんな話を聞くと、どうしてもジッケ・・・ゲフンゲフン、ゲンちゃんのためにやってあげたくなるじゃないですか。

まずはこちらの記事をお読みください。2016年の記事なので、現時点で7年の月日が流れているものではありますが・・・

https://www.cnn.co.jp/fringe/35084446.html

内容は、カテキン飲んだらダウン症の人の視覚記憶や計算能力が改善し、脳の画像診断でも神経細胞間の連携や言語に関する脳の部位の機能に改善がみられた、ということです。要するに、カテキン飲んだらパワーアップしたんだぜ!!!ということであります。こんなの読んだらやってみたくなるじゃないですか。

ただ、中卒お父ちゃんには過去のスーパーブラック会社の声が聞こえてくるのです。曰く「え?ソースは?ソース?は?何それ。なんで他人が書いた記事がソースになんだよ!そいつが書いたってことは、どこかにソースがあるはずだろ?あ?見当たらない?じゃあ何か、この記事が嘘書いてるってことか?あ?それがお前の全力か?あ?なめてんのか?なめてんのかーーーーーー!!!!」あ、フラッシュバックが・・・・。というわけで原典の論文を探します。そういえば、資料を作るのよりソースを見つけるのに時間がかかったりしたなー、懐かしーなー。

というわけでこれがソースです。
Safety and efficacy of cognitive training plus epigallocatechin-3-gallate in young adults with Down’s syndrome (TESDAD): a double-blind, randomised, placebo-controlled, phase 2 trial
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安心してください。読めませんよ。
いやそりゃ英語勉強中ですよ。でもナニコレ?というか日本語で書いてあっても理解できるか怪しいよ!というわけで最近流行りのあのサービスを利用します。使えるものは親でも使うの精神です。

うーん・・・・・。実験の人数が記事と違うけど、内容はなんとなくわかったのです。まぁカフェインレスのお茶ならば問題ないでしょう。というわけでゲンちゃんに闘魂注入です。

するとどうでしょう!今までグウタラグウタラしていたゲンちゃんが、3メートルほどズリバイしたではありませんか!!!そのうえ、食事中の指しゃぶりの回数も激減です!すごいぞカテキン!やったぜカテキン!もうそろそろ「おはようございます。お父様、お母さま。ご機嫌麗しゅう。」とは話し始めるぞ!ダウン症革命や!!!!

 

 

 

 

 

 

 

はい。そんなわけないですよね。ただ、飲み始めた日に音楽が鳴るスマホに反応して3メートルくらいズリバイしたり、お姉ちゃんの食事を見ていて指しゃぶりを忘れて食事したのは事実であります。ひとまず続けてはみますが、期待しすぎず希望を捨てずといったところでしょうか。まぁ道は長いですから地道に頑張りますよー。それでは、日傘で日光を避ける令嬢ゲンちゃんでお別れです。ではではー。

 

ゲンちゃん1歳になる

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

2023年4月26日、ゲンちゃん1歳の誕生日を迎えました。ひとまず1年間生き延びてくれたことに感謝感激であります。思えば、生まれてその日に緊急入院し、「1時間以内に来て下さい」と、まるで誘拐事件のような事を言われた事もいい思い出です。しっかり一年前のように思い出せます。

鎖肛の3回の手術だけでなく、腸閉塞で緊急手術を乗り越えて、「あれ?なんでコイツこんな普通に生きてるんだ?」と首を傾げております。とは言え、ここまでは本当に運が良かったんだなと、ゲンちゃんと自分の幸運に感謝しております。

まぁ、1歳とはいえ何か特別な物を食べられるわけでもありません。妻、お姉ちゃん、中卒お父ちゃんはこれ幸いとスーパーのお寿司で誕生パーティーです。ゲンちゃん本人は恨めしそうな顔でこちらを見てきます。いや、君さっき離乳食食ったんやで。

一年が経った中卒お父ちゃんの感想としては、分かっちゃいたけど成長がゆっくりだなという事です。ただ、これはお姉ちゃんを先に育てていた事や、他との比較から感じる事だと思っています。ざっくばらんに申し上げますと、初めての子だったら「まあそういう事もあるんじゃない?」となっていたのではという事です。ゆっくりなのはゆっくりで面白い事だったりします。

それでは、修正無しの奇跡の一枚でお別れです。ゲンちゃん成長期はまだまだ続くんやで!!!

 

ゲンちゃん追い込みをかける

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

皆様季節の変わり目でございますが、いかがお過ごしでしょうか。中卒お父ちゃん家では、ゲンちゃんのお姉ちゃんがインフルエンザに罹り、そこから妻に伝染しております。生き残っているのはゲンちゃんと中卒お父ちゃんの二人だけとなってしまいました。ゲンちゃんと「頼むから自分に伝染しませんように!」と神頼みする日々が続いております。皆様も体調にはくれぐれもお気を付けくださいませ。

自己啓発本やその類の書籍には「他人と比較してはならない」といった事がよく書かれていると思います。曰く、自己肯定感が下がるやキリがない等、まぁ理由はいろいろです。ですがね、そんなことは分かってるんですよ!でも気になるものは気になるの!

ダウンちゃんの成長ですが、大体1歳前後でズリバイをマスターしていることが多いようです。ですが、ゲンちゃんは動きのバリエーションは増えていますが、まだまだズリバイマスターとは言えない状態でした。因みに後ちょうど一週間でゲンちゃんは1歳です。

そのあたりを意識しているのか何なのか、ここにきてゲンちゃん一気に追い込みをかけております。それでは、直近のゲンちゃんをどうぞ。

実はゲンちゃん、このプラスチックのカップを重ねるおもちゃに対して相当反応します。というか、絶対に倒そうとします。絶倒マン状態です。普通のおもちゃなら一歩分くらいしか進みませんが、ご覧のように2,3歩の距離があってもにじり寄ってきます。1歳までにズリバイマスターになるべく、一気の追い込みです。間違いなくゲンちゃんは、夏休みの宿題は8月31日にやりきるタイプです。というか、最近は夏休みの最終日は8月31日ではないらしいですね。昭和のいい思い出です。

そういえば、ゲンちゃん昼寝の時間が短くなり、最近だと午前中一回しか眠りません。寝ることに関しては、健常児をほうふつさせる成長っぷりであります。いや・・・・・親が休めないからそこは寝てくれてもいいんやで・・・・・。

ゲンちゃんお菓子を頬張る

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

ヅリバイをマスターしているのかしていないのかよくわからないゲンちゃん、それでも確実に動きのバリエーションが増えています。超信地旋回のスピードは速くなり、180度回転もお手の物です。最近のお気に入りは関腸液の袋です。大興奮してバンバンたたきつけています、いや、もしかしたら恨みを感じているのか???

そんなゲンちゃんですが、最近お菓子に挑戦しております。とはいえ、「ゲンちゃんミルクアレルギーだった」でお伝えしましたように、牛乳アレルギーという十字架を背負っております。お菓子に関してはこれがなかなか厄介で、優しいボーロ系はほぼ牛乳が含まれます。というか、店頭で探す限りでは牛乳を含まないものがありません。というわけで、お口で溶けるせんべい系に希望を見出します。

もちろん、そのまま渡してバクバク食べてもらうなどという夢のようなことはまだ期待できません。細かく割って少しずつお口の中に放り込みます。コツとしては、口の奥の方に持っていくとよいようです。因みに、ゲンちゃんのお姉ちゃんは同じくらいの時には自分でお菓子を持ってバクバク食べていたそうです。まぁ食べることに関してはかなり優秀なゲンちゃんですから、すぐに追いつくことでしょう。

では、本邦初公開、お菓子を頬張るゲンちゃんをご覧ください。

どうですか!おいしそうに食べてるでしょ!何とかわいい!最後の笑顔で心をわしづかみです!

まぁ、あげる方も調子に乗ってあげすぎないように注意しないとですよね。どんどん食べるから面白くなってついついあげたくなっちゃうんですよね。

そういえば、そろそろ1歳になるゲンちゃんですが、誕生日の後に牛乳のアレルギー検査をする予定となっています。ここでアレルギーが無くなっていれば、食事の選択肢がかなり広がるのであります。まぁ期待しすぎてもあれなので、心穏やかに結果を見守りたいのであります。

ゲンちゃん満腹感を覚える?

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

絶賛早朝覚醒継続中のゲンちゃん、「あーうー」という雄叫びだけでなくクローゼットのドアに頭をぶつけ続けるという技で家族全員のお目覚めに貢献します。ただ、基本的に5時から6時の間に起こそうとします。うん、あと1時間後にずれれば最適なんですがね。

というわけで、ゲンちゃんと中卒お父ちゃんは寝室を追放されリビングで寝ております。なぜ中卒お父ちゃんかというと、イビキがすごいからです。妻曰く、「工事現場と変わらん」とのことです。なので、眠りを妨げるうるさい族の2名が選ばれたということです。楽園追放です。これで妻と娘は安眠の生活が守られます。一方、5時台にゲンちゃんの満面の笑顔と「あーうー」で起きる中卒お父ちゃんは幸せをかみしめます。アーシアワセダナー・・・・・。

そんなゲンちゃんですが、最近どうも食べるスピードが遅くなっております。まず何といっても、なかなか口を開けてくれなくなりました。スプーンで口の前までおかゆを持っていくのですが、如何せん口を開けません。最初のうちはパクパク食べるのですが、中盤くらいから一気にスピードダウンします。

というわけでここで仮説を立ててみたのです。それが「こいつもしかして満腹感を感じるようになったのでは?」というものです。よくよく考えてみれば、今までパクパク何でも食べていた方が「珍しい状態」だったといえるかと思うのです。確かにスピードは遅かったですが、30分ほどでご飯を完食していたのですから。ある程度食べることによって「あれ?腹いっぱいだな。」と感じ、「いやー、もうちょっとゆっくり食べさせてくださいよー。」となっているのでは!!!まぁあくまで仮説ですが。

もちろん、食べるスピードが遅くなったのはあまり口を開けなくなったことだけではありません。赤ちゃんならばあるあるの、腕ブンブン攻撃を覚えたことも挙げられます。腕をぶんぶん振り回すので、うかつにスプーンを近づけられません。鉄壁のガードではじかれて、空飛ぶおかゆを死んだ目で見つめることになります。そのうえ、ゲンちゃんの場合はたまにスプーンをつかみにきます。確実に成長しているってことだね!

因みに、ゲンちゃんですが2~3回ほど連続して前に進むようになりました。たまにうつぶせの状態からお尻を上げることもあるのですが、「これはハイハイをする日も近い!一気に成長して1歳までにマスターさせるんや!根性や!根性ですべてを解決するんや!」などと焦らないようにじっくりと見守っていく所存であります。

それでは、お姉ちゃんのお菓子で釣られそうになるゲンちゃんでさよならです。ではでは。

ゲンちゃんのお食事事情

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

以前、「ゲンちゃん前進する」で申し上げたように、ゲンちゃんは基本何でもバクバク食べます。今回は、そんなゲンちゃんの食事事情をお伝えできればと思います。

まずゲンちゃんですが、まだ歯は生えていません。そのため、何を食べさせるにしてもドロドロの状態にしなければなりません。大きな粒などがあると、器用に口から出します。もちろん、出てきた固まりはスプーンでつぶしてお口にダンクシュートです。ところがどっこいこの「ドロドロの状態にする」というのがなかなかどうして大変だったりします。

ゲンちゃんの食事は、基本的にすべて中卒お父ちゃんの妻が家で作っております。ある程度の分量を作り冷凍保存して、日々のゲンちゃんの食事となります。主な調理方法は下記のとおりです。

【おかゆ】
5合炊きの炊飯器にお米2合と水1350ミリリットルを入れ、おかゆモードで炊きます。その後ブレンダーでドロドロにします。

【キャベツ・玉ねぎ・大根・リンゴ】
包丁で適当に切り、鍋で茹でます(レンジでも可)。その後ブレンダーでドロドロにします。

【のり】
ちぎってお湯でふやかせます。その後ひたすらすりこ木でつぶします。

【ひき肉】
レンジでチンします。その後ひたすらすりこ木でつぶします。

【鯖缶・ニシン缶・ツナ缶】
ひたすらすりこ木でつぶします。

お分かりいただけただろうか。ブレンダーとすりこ木でひたすら細かくするという、無我の境地に到達できる修行となっております。中卒お父ちゃんも上記すべてをいっぺんに作るという修行をしました。熱を持ってきたブレンダーを片手に、頼むから壊れないでくれと願ったのはいい思い出です。そういえば、コンロ3つとも使うってことほとんどないですよね。

これらの完成品をジップロック的な物に入れ、冷凍保存をします。因みに、固まった時に厚みにむらがあると後で割り辛くなるので注意しましょう。特にキャベツ・玉ねぎ・大根は、大きめのジップロックになるべく均等になるように寝かせてあげると幸せになれます。

この中で何が一番厄介かというと、おかゆです。実はゲンちゃんかなりの量を食べます。5合炊きの炊飯器で作られたおかゆは、4日間でゲンちゃんの胃袋に消えていきます。何とか作っても一週間持たないのです。つまり、週末にまとめて一週間分という手法が取れません。週末に2回しするか、平日に1回作る必要があります。お前は関取か!!!

「ならば市販の離乳食を買えばよいのでは?」とおっしゃる方もいるかと存じます。ところがどっこい、ゲンちゃんの月齢だと歯が生えている子がほとんどです。そんため、月齢で合わせた食事だと粒が大きくて食べてもらえません。では月齢を下げた食事は?となると思いますが、ゲンちゃんの食べる量が多く非経済的です。さらに水分が多くあまり食べてくれないなど、ゲンちゃんならではの苦労があったりします。まぁでも食事事情は健常児の方々でも苦労しますよね。

そんなゲンちゃんですが、最近食事の時に自分の足を触るようになりました。赤ちゃんって自分の足のことを認識していなくて、触ったりして初めて「あ、これ俺の足なのね。」と理解するそうです。少しずつでも成長しているのです。

ではでは、食事前のゲンちゃんでさよならです。