ゲンちゃん自力排便に成功?

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

なぜか朝5時~6時に起床するゲンちゃん、中卒お父ちゃんの顔をバンバン叩くと中卒お父ちゃんが起きることに気付いてきているようです。眠そうな中卒お父ちゃんに対して、ゲンちゃんは満面の笑みです。力が強くなってきたゲンちゃんのフルスイングはなかなかのものです。ダウン界ならば4階級制覇も夢ではありません。起こされた中卒お父ちゃんは、被害がお母ちゃんやお姉ちゃんに広がらないように、ゲンちゃんをリビングに強制送還です。まぁ標的はお母ちゃんになることもあるので油断大敵であります。

ゲンちゃんは鎖肛で肛門がない状態で生まれてきました。それについては過去の記事を閲覧いただきたいのですが、なんだかそんなのも今は昔、人工肛門とパウチが懐かしい今日この頃です。というか、パウチの交換とかどうやってたんだっけ状態です。人間の記憶ってあてになりませんね。

そんなことがあって、ゲンちゃんは現状朝と夕方に浣腸をしてウンチを出しております。ゲンちゃんの場合、「ゲンちゃん人工肛門造設術(もとい仙骨会陰式鎖肛修復術)を受ける」でお伝えしたように、肛門周りの筋肉はしっかりあるとのことでした。そのため、ウンチを漏らしてしまうということがほとんど無かったのであります。この特徴は親的にはかなり楽で、「いきなりうんこ製造機が出荷モードになって外でおむつ替えを余儀なくさせられる」ということがありませんでした。ところがどっこい、本日朝起きてみると浣腸前なのに盛大にブツを放出していたのであります。何というか・・・これは喜んでいいのか悲しんでいいのかわからない状態だったりします。「自分でできるようになったんだねー。すごいねー。いいこだねー。」なのか何かしらの原因で「漏らす」ようになったのか・・・。中卒お父ちゃん家的に大きな分岐点になる予感がするのです。良い方ならいいんだけどなー。

というわけで、ブレてはいますがなかなかかわいいゲンちゃんの写真でお別れです。あまりにも可愛すぎて、ゲンちゃんに頬ずりしては引っ掛かれて退散する今日この頃なのであります。

ゲンちゃん体重が減少する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

空のかごを持っている女性はふと思った。「自分は今、市場に行くところなのか帰るところなのか。」

絶賛ハイハイに向けてのトレーニングを邁進中のゲンちゃん。手を地面に突っ張った状態から、両膝を体の内側に入れて(正座のような状態)、腰部分を少し持ち上げてあげます。なんだか本格的にトレーニングをしている感じがして、中卒お父ちゃん的にはテンションが上がります。ただそこはゲンちゃんです。突然手の突っ張りをやめて、床にフライングボディプレス状態です。これには若干焦るのですが、本人はいたって元気そうでケロッとしています。

運動量もかなり増加し、中卒お父ちゃんや妻が台所で作業をしているとヅリバイで侵入してきます。流石に台所は危険が危ないので、即刻リビングの中心まで強制送還です。もちろんそんなことにもめげないゲンちゃんとの終わらない戦いが日々繰り返されます。

そんなゲンちゃんですが、なんと体重が減少しておりました。どのくらい減少したかというと、約500グラムです。「なんだ500グラムくらいかよ」と言うなかれ。ゲンちゃんの体重は8~9キロです。そのうち500グラムというと、体重の約16分の1が失われた計算になります。大体80キロの中卒お父ちゃんが75キロに減量成功するようなものです。やったぜ!モテモテボディをゲットだぜ!それも1カ月程度の短期間で、であります。いったい何があったんだ状態であります。

今のところ考えられる原因は、

  1. おかゆの水分を増やしたこと(水分が増えた分、お米の比率が下がる)
  2. ゲンちゃんの運動量が増えたこと

が挙げられます。

1に関しては「ゲンちゃん食事指導でダメ出しを食らう」でお伝えしたように、致し方ない処置であります。おかゆの水分を少なくすると、どうしてもゲンちゃんが食べ辛くなってしまいます。
2に関してはうれしい限りであります。ただ、「いくら運動量が増えたといっても、体重が減少する程か?」といった感じです。
恐らく、両方ともかかわっていると思われます。

というわけで、朝食から昼食と昼食から夕飯の間の計2回、おやつタイムを追加です。最近は豆乳ヨーグルトなるものを発見したため、タンパク質も比較的簡単に与えることができます。ただ、こうなると一日中ゲンちゃんにご飯を食べさせる錯覚にとらわれます。あれ?昼食あげたっけ????

それでは、ボールで遊ぶゲンちゃんでさよならです。中年オヤジのだみ声でお耳汚ししてしまい大変恐縮ではございますが、是非ともご覧ください。というか、運動量が上がっても、なぜか届かない距離のボールは取りにいかないんですよね・・・。

ゲンちゃん歯が生え始める

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

かわいいかわいい我が子をカメラに収めるため、写真技術を磨こうという方は多いのではないでしょうか。対象物をかわいく撮影するのには、高い位置から見下ろすように(俯瞰)写すのがよいと言われています。逆に威厳があるように撮影するには、低い位置から煽るように撮影します。人形などを置いて試してみると、意外と手軽に体験することができるのです。が、どうもゲンちゃんはその限りでないように感じています。いくら俯瞰して撮影してもかわいいおじさんダウンが写ります。そのくせ真正面から撮影したらかわいく写ったりします。写真の奥深さを感じる今日この頃です。

そんなゲンちゃんですが、最近歯が生え始めたようです。ダウンちゃんはどうしても成長が遅れる傾向にあるのですが、歯に関しても例外ではありません。いわゆる健常児の場合は生後6~9か月で生え始め、1歳ごろには8本ほど生えていることが一般的だそうです。ゲンちゃんの場合は約1歳3か月で初の1本目です。これは祝杯ものであります。本日はストロングゼロを頂こうかと思っております。

ただ、そこはダウンちゃんです。「生えてきたよかったよかった」と単純に思えないこともあったりします。では、ゲンちゃんの歯をご覧ください。

え?ご飯粒だろ、ですって?いえいえ、違います。れっきとした歯です。というか、お口の中の撮影しようとするのですが、ゲンちゃんの抵抗が激しいのです。で、おわかりいただけただろうか。思いっきり45度ねじれていやがります。ダウンちゃんの場合歯並びが悪くなる傾向にあるようです。以前「ゲンちゃん家族を引き連れ親の会に参加する」で他のダウンちゃんに会う機会があったのですが、皆様歯並びには苦労されていることがうかがえました。まぁこればっかりは中卒お父ちゃんも歯並び悪いしなー。遺伝だったら申し訳ない。ただまぁ無事歯が生えてきてよかったよかったなのです。

というわけで、俯瞰で撮影したゲンちゃんでお別れです。いやー、写真ってホント難しいですよね。