ゲンちゃん眼科を受診する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

鎖肛のため朝と夕方に浣腸で一気に便を出すゲンちゃん、基本的に朝の浣腸の担当は中卒お父ちゃんです。恐らく、全人類の中でも人に浣腸をした回数ではそこそこの上位にランクインできていると思っています。ただ、鎖肛を乗越えた諸先輩方には遠く及ばないので、これからも精進してまいります。

ゲンちゃん心臓の穴がふさがる」でもお伝えしたように、ゲンちゃんはかなり強い乱視のようです。恐らく3~4歳くらいにはメガネっ子ゲンちゃんに変身します。メガネ萌え属性の方々の心をわしづかみしに行く気満々です。
というわけで、ゲンちゃんの故郷ともいえる病院の眼科を受診します。ところが、この眼科は恐らく病院内でも指折りの混雑状態だったりします。以前受診したアレルギー科は10分程度しか待たなかったのに対して、眼科は受付時点で「30分はずれ込みます」と念を押されます。というわけで、受付を終えたゲンちゃんと病院内を探検です。
で、結局呼ばれたのは予約時間を50分ほど過ぎたときだったりします。ただし、その時行われるのは視力検査で、その後に医師の診察が待っていたりします。まぁ何だかんだで家を出たのが9:30前後、帰ったのが14:00前後とそれなりのイベントになってしまいます。
ではなぜ眼科がそんなに混むのかなのですが、中卒お父ちゃん的には、これは「検査がなかなか進められない」ということのように思っていたりします。先に上げた視力検査にしたって、赤ちゃんたちはそんなにスムーズに進めてくれるはずがありません。看護師さんたちも、赤ちゃんの気を引くおもちゃを片手に奮闘されていました。あ、ドクターもおもちゃ持ってたな・・・。
とまぁそれぐらい気を引くのに時間がかかるうえに、泣き出したり、昼寝をし始めたりと何かと時間がかかるトラップがそこかしこに潜んでいるようです。
一方ゲンちゃんですが、泣き出すこともせずかなりスムーズに受診してくれました。昼寝も視力検査から医師の診察の間に済ましたりと、あの中では優秀ダウンちゃんだったと自負しております。今後の検査もスムーズだといいんだけどなー。メガネっ子ゲンちゃんに進化した際はまた改めてご報告させていただきます。

では、室内の遊び場でご満悦のゲンちゃんでお別れです。次回は「ゲンちゃんボールプールにダイブする」をお伝えいたします。

 

ゲンちゃん歌のお姉さん(?)に入れ込む

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

最近、外の世界に興味津々なゲンちゃん、眠ることを断固拒否したりしています。ベビーカーで外出するのですが、ゲンちゃんの前にあるストッパー的な棒を支えに外界を観察されます。背もたれに寄り掛かることなく前向きに観察するその姿に感動を覚える今日この頃です。
ただ、眠気に襲われるとなんだかおかしいことになります。ストッパー的な棒に垂れ下がるような感じで寝始めてしまいます。もちろん、中卒お父ちゃんから見たらなんだか痛そうなのでリクライニングを最大限にして寝かせてあげます。ところがどっこい、しばらくするとまたストッパーに垂れ下がった状態になっていたりします。いや、いつ起きたんだよお前・・・。というか、その外界への執念には敬服の念を禁じえません。
一方、面白がって撮影している中卒お父ちゃんは、世間様から冷たい目で見られたりします。まぁそりゃそうですよね、ストッパーに垂れ下がっている赤ちゃんをにやにやしながら撮影してるんですしね。

そんなゲンちゃんですが、大好きなYoutubeチャンネルが判明しました。二人のお姉さんがひたすらみんなの歌的な歌を歌っているのですが、マジでかぶりついてきます。ゲンちゃんのトレーニング用のマットなんざ何のその、とんでもないスピードで乗り越えてきます。これを使えばそこそこのトレーニングにはなるのではと思っております。では、大興奮のゲンちゃんをお見せします。

・・・・・どっからどう見ても、若い女性に大興奮するおっさんであります。諸事情で動画はとれなかったのですが、本当に大興奮して腕をぶんぶん振っていました。オタ芸をマスターするのも時間の問題かもしれません。まぁ・・・・・それだけ動ければ中卒お父ちゃんとしては大満足ではあります。

それにしても本当に女の人が大好きなゲンちゃんであります。

因みに、ゲンちゃんの大好きなチャンネルなのですが、再生回数が数千万回だったりします。比較的時間が長く特に害のなさそうなお歌を歌っていることが子育て世代に受けているのでしょうか。ニーズの掴み方がえげつないのであります。

ゲンちゃん愛の手帳を手に入れる

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

2023年はそれまでのコロナ野郎のうっ憤を晴らすように各地で祭りが開催されました。子供と参加するご家族の場合、お子様に「〇〇すくい」系の出店に連行され思いっきり駄々をこねられたりするのではないでしょうか。中卒お父ちゃん家も例外ではなく、この度金魚ちゃんが2匹お家にやってきました。金魚を無事育てるコツとしては、下記のような事項が挙げられます。

  1. 金魚すくいはお祭りから帰る直前にする
  2. なるべく揺らしたりせず、ストレスを与えないように持ち帰る
  3. カルキ抜きをした水を水槽に入れ、その中に金魚の入った袋を浮かべるように入れる(水槽の水と持って帰った水の温度を合わせる)
  4. エサは3~5日くらい与えなくていい。
  5. 困ったらとりあえず絶食させる

金魚ちゃんは元々胃腸がとっても弱いそうです。そのため、家に連れ帰られ滅茶苦茶ストレスがたまった状態でエサを与えると、胃腸炎などの原因になってしまうそうです。むしろ何か困ったらとりあえず絶食させた方がいいとのことでした。
最初は娘に頼まれて飼い始めた金魚ちゃんですが、今では中卒お父ちゃんが金魚ちゃんにハマってきていたりします。子供がいる家庭あるあるのように思っていたりします。

金魚ちゃんの存在に気が付いているのかいないのか分からないゲンちゃんですが、この度愛の手帳を手に入れました。「愛の手帳って何?モテモテになったりするの?」等とおっしゃってはいけません。「愛の手帳」とは、東京都愛の手帳交付要綱に基づき、知的障害者(児)の保護及び自立更生の援助を図るとともに、知的障害者(児)に対する社会の理解と協力を深めるために交付し、知的障害者の福祉の増進に資することを目的としており、障害の程度によって、1度から4度に区分されます。はい。文章は思いっきりコピペです。

ここからだよ

取得するには、児童相談所に行って職員さんからのヒアリングがあります。なんだか児童相談所なんて聞くと物々しいものを想像してしまいそうですが、職員さんは滅茶苦茶優しい人だったようです。中卒お父ちゃんの妻によると、現状ゲンちゃんができることなどをヒアリングされたとのことです。その中で「鏡を見たらどういう反応をするか」というものがあったそうです。中卒お父ちゃんの妻も進んでゲンちゃんに鏡を見せたことがないので、どんな反応をするのか分かりません。正直にわからないと伝えると「ならばこの場でやってみましょう!」となり、ゲンちゃんは鏡とご対面であります。初めてではないのですが、少しびっくりしたような表情になるゲンちゃん、それを見て大盛り上がりの中卒お父ちゃんの妻と妙齢の職員さん。なんだか微笑ましいのですが、「それで等級が本当にわかるのか?」という疑問はひとまずわきに置いておきましょう。

というわけで、晴れて知的障害3度の称号を手に入れたゲンちゃんであります。因みに1度が一番重度で4度が軽度となります。そんな区分のことなんて全く知らなかった中卒お父ちゃんは、妻から「3度だ」と聞いたのですが、「それはどっちよりなんだ???」状態になってしまいました。松竹梅ってどっちが上か分からないですよね。次回はゲンちゃんが3歳の時に審査されるようです。

それでは、親子の写真でお別れです。ゲンちゃんの写真ばかりあげて、中卒お父ちゃんの写真を上げていないことはフェアではないと思った今日この頃なのであります。

ゲンちゃんダンクシュートを試みる

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

2023年9月7日現在、バスケットボールワールドカップは決勝トーナメントが行われております。そんな中、我らが日本チームは自力でパリ五輪の出場を勝ち取るという、48年ぶりの快挙を成し遂げました。出場を勝ち取った最後の2試合も、第4クォーター途中で二けた点差をひっくり返す逆転劇や、対戦相手のカーボ・ベルデに第4クォーターで怒涛の猛追をされつつも最後は引き離すという、「これスラムダンクやん・・・」という展開に心躍りました。
実は中卒お父ちゃんは下手糞ではありますが短い学生時代はバスケ部に所属しておりました。その時と比べると、試合の動き自体が全く違うものに感じていたりします。昔は30秒だったシュートクロックが24秒になってたり、3ポイントシュートがさらに遠くなったことが関係しているのでしょうか。まぁ、バスケ観ると無性にシュートが打ちたくなりますよね。あ、カーボ・ベルデがどこにあるのか検索した方は正直に手を上げましょう。

そんな世間の空気を感じ取ったのか、ゲンちゃんがダンクシュートをかまそうとしたのであります。え?まだ歩ていないやつがどうやってできんだよ、ですって?ええ、もちろん本物のゴールではありません。くるくるチャイムというオモチャにボールを叩きこもうとしたのであります。このおもちゃは上に穴が開いていて、そこにボールを入れることができます。くるくると回って出てくる時にチャイムが鳴るというものです。

なんだそんな事かと言うなかれ。ゲンちゃんは基本的に持ったものをマラカスのように振り回すか、腕を振り回すことでゲンちゃんの斜め後方に向けて投げることしかできませんでした。それが曲がりなりにもおもちゃの構造を理解しゴールに叩き込もうとしたのであります。因みに、ゴールに叩き込もうとする動きをすると中卒お父ちゃんの妻が「うおおおおおおお!!!入れようとした!!!!入れようとしたぞ!!!!!すごい!すごい!」と大騒ぎするため、ゲンちゃんはびっくりしてしまいます。その気持ちはわかるのですが、ここはぐっと我慢であります。

かくいう中卒お父ちゃんも決定的瞬間を撮影しようとカメラを構えてしまい、ゲンちゃんの集中を邪魔しております。本当に申し訳ございません。今後は、盗撮能力を上げる訓練に励みたいと思う今日この頃であります。今回撮影したのは、これが限界であります。

ただ、ここ数週間で色々な音を発声したり、マネっぽいことをしたりと急成長を遂げております。次は何をして驚かせてくれるのか、楽しみで仕方がないのであります。

それでは、スマホのポートレート機能というテクノロジーに頼りまくった写真でお別れです。いやーかわいいなー。