舌下免疫療法を受けてきたよ【1年目】

春のような陽気になったと思ったら、気温急降下で冬に逆戻りといった日が続いております。
「三寒四温なんて言うよねー」と思って調べてみたら、2月下旬から3月初旬に用いられることが多いそうです。
一応季節通りなのでしょうか。個人的には3月中旬くらいからのことを指していると思い込んでいたので、「異常気象じゃー!地球の悲鳴がー!」と言ってやろうと目論んでいたのが肩透かしを食らってしまいました。

で、春と言えばあいつですよ。口にするのもはばかられるあの野郎です!そう、「スギ花粉」の季節であります。
中卒お父ちゃんはこれまで「私は花粉症ではない。目がかゆいし、くしゃみが止まらないし、鼻水も出てくるけど花粉症じゃない!」という精神論で戦ってきたのですが、令和の時代に精神論は通じなかったようです。

というわけで、スギ花粉克服のため舌下免疫療法を開始した次第です。
舌下免疫療法とは何ぞ、となるかと思いますが、要するに毎日毎日治療薬を舌の下で溶けるまで待つという治療です。
スギ花粉のアレルゲンを含む薬を毎日おいしく頂きます。
あのにっくき杉野郎を毎日思い出さなければならないのは遺憾でありますが、ここはぐっと我慢です。

治療を開始するには、舌下免疫療法を行っている病院に行きます。
まずはアレルギーの検査であります。
血液検査で行うのですが、中卒お父ちゃんの場合はスギ花粉の項目がブッチギリで引っ掛かっていました。
科学が風評(精神論)をなぎ倒した状態です。すがすがしい気分であります。
因みに開始時期はスギ花粉が収まった5月中旬以降となります。

次に、まずは弱い薬を舌の下に入れます。
はじめは急にショック状態になることもあるということで、院内でしばらく時間を過ごします。
で、問題がなければお薬をもらって、先ほど言ったように毎日の服薬となります。
基本的には一か月分の薬しか出ないので、月に一回はクリニックに行くことになります。
ただ、問題がなければほぼほぼする事がないので、中卒お父ちゃんが通っているクリニックでは優先的に呼び出してくれます。
これは聞いた話なのですが、問題がなければ薬を渡されるだけというクリニックもあるようです。院内処方をしているクリニックがねらい目かもしれません。

さて、気になるところは「本当に治るのか」であります。
ここがなかなかギャンブル的な要素があり、約80%の人は改善するそうです。
内訳は20%が完治で60%が改善したといった感じです。
そう、勘のいい方はお気づきでしょう、20%は変化なし、つまり杉野郎の猛攻が収まらないのであります。
「5分の1なんて引かねぇよwww」とおっしゃるかもしれませんが、結構引きますよ。経験的にもまぁまぁ高いなと言った感じです。

加えて、効果が出るのは「2年目以降」が多いそうです。
つまり、1年目は杉野郎の暴挙を許さなければならない可能性が高いのです。
これは事前に知っておかないと、ショックを受けてしまって挫折というコースに行ってしまいそうです。

では、中卒お父ちゃんはどうだったかというと、一応今のところ花粉の気配を感じなくなっております。多少くしゃみは出ましたが、許容範囲であります。
同じく花粉症の中卒お父ちゃんの妻がくしゃみで苦しんでいる横で平然とできたので・・・・・これ・・・・・効果出ちゃった????ぐへっへへっへへっへっへhっへへっへ

とはいえ、まだ杉野郎の季節が始まったばかりなので油断は禁物です。
こちらに関しては、5月くらいにまた改めてご報告したいと思っております。