ゲンちゃんミルクを再開する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

一時は体重が減少傾向に傾いたゲンちゃん、今現状では増加傾向、右肩上がり、業績回復状態です。「ゲンちゃん体重が減少する」では食事の間におやつをあげるようにしているとお伝えしましたが、ここは親側の都合というか、なかなかめんどくさくてあげるのを忘れてしまうのであります。ではどうするかというと、まずおかゆの量を増やします。加えて、ミルクを160~200ミリリットルほど与えてみます。もちろんミルクアレルギーのゲンちゃんは通常のミルクは飲めません。そこで、「赤ちゃんがゲボォ!と吐き出すミルクアレルギー用ミルク」を飲ませることになるのですが、ここで救世主が登場です。何と「ミルクアレルギー用なのに美味しいミルク」が存在したのであります。その名も「ボンラクト」!!!

あの「動物さんにあげる草的な香ばしい香り」がするミルクアレルギー用ミルクとは段違いです。甘みもあって「これ普通においしいミルクじゃん」といった感じです。中卒お父ちゃんの妻もおいしさに太鼓判を押しています。味盲の中卒お父ちゃんの意見ではないことが重要ポイントです。

というわけで、就寝前のゲンちゃんに与えてみます。すると、なんということでしょう!今まで見たこともない勢いでゴキュゴキュ飲むではありませんか!あまりにも一気に飲もうとするので哺乳瓶を口から離すのですが、「なぜやめる!!!」という表情で怒りを表現します。ついでに「飲ませろ!!!」とばかりに体を起き上がらせようとするので効果てきめんです。・・・・今まで「動物さんにあげる草的な香ばしい香り」に耐えてくれてありがとうゲンちゃん、これからはおいしいミルクをあげるからね。

ものすごい勢いで飲むからなのか、飲み終わったときはお腹がパンパンです。大満足で眠りにつくゲンちゃんなのでした。
あ、決して和光堂の回し者じゃないですよ、念のために。

というわけで、ふてぶてしいゲンちゃんでお別れです。中卒お父ちゃん的にはかなりツボな表情なのですが、妻からは「あんた本当にその写真好きだよね~(意訳:こいつの美的センスやばいな・・・)」と言われます。この表情の良さがわからないとは、まだまだ修行が足りないのであります。

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