妊娠中にしっかりお父ちゃんを調教しよう

妊娠中の奥様方、おめでとうございます。まずは祝福の言葉をお送りしたいと思います。
とはいえ、いろいろな不安や悩みに落ち着かない日々をお過ごしかと思います。
自分は毎日とても不安なのに、旦那さんはいつもと変わらず飲み歩いてやがる、なんてこともあるでしょう。
そんな奥様方に、僭越ながら中卒お父ちゃんが自分の経験を踏まえてアドバイスをしたいと思うのであります。

まず奥様方を襲うのが、つわりであります。
このつわり、個人差が非常に大きいのであります。
「ちょっと気分が悪いけど、余裕だった」という人もいれば、吐きすぎて目が充血してしまったなんてケースもあります。
中卒お父ちゃんの妻の場合は、結構つらかったらしいのですが、いかんせん旦那にはそのつらさがわからないのです。
なので、人によっては「ちょっと気分が悪いだけだろ。」などとたわけたことを抜かしてしまうかもしれません。
そんな輩には、つわりのつらさをしっかりと言葉で伝えてあげるのが有効でしょう。
それができれば苦労せんわ!!!と言われてしまいそうですが、このようにお伝えすると効果的だと思うのです。

「つわりってね、永遠に続く二日酔いなんだよ」と。

旦那さんが酒飲み(酒飲みじゃなくても一度飲んでつらい経験をした人含む)ならば、間違いなくそのつらさを理解するはずです。
ただでさえ不安にさいなまれている奥さんを助けるため、食事や飲み物の調達、なるべく休めるように家事を率先して行うなど、旦那さんも協力するようにしてあげてください。

つわりが終わって「あーよかった」ではいけません。奥様も多少動けるようになっているはずです。ここからしっかりとお父ちゃんを調教しましょう。
ここでしっかり調教しておくかどうかで、今後の子育てがハードモードかベリーベリースーパーハードモードEXか決まるといっても過言ではありません。
大丈夫です。子育てはハードモードがデフォルトです。

この時期にお父ちゃんに覚えさせることは、おむつ交換と沐浴です。
おむつ交換は、地方自治体がパパママ向けに講座を開いていることが多いようです。

中野区こんにちは赤ちゃん学級
https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/175100/d022318.html

八王子市妊婦さんのための講座
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kurashi/kosodate/001/003/p000968.html

まずはその講座に何が何でも連れていきましょう。
「あたしだけだと不安なの。お願い。」と上目遣いで言えばいちころです。
お父ちゃんは基本単細胞で、頼られていると思わせれば木にも登る純粋っ子です。うまく誘導しましょう。
おむつ交換は人形相手に練習すると思いますが、ここでやっておくとやっておかないでは雲泥の差があります。
お子様が生まれた後に「ああ、行ったけど時間たっちゃって忘れちゃった。てへ。」などとたわけたことを抜かさないように、この動画を定期的に見せるのもいいかもしれません(あまりやりすぎるとお父ちゃんはへそを曲げるので注意)。

次に沐浴です。奥様方は沐浴と聞けば「ああ、赤ちゃんをお風呂に入れることね」とわかるかもしれません。が、お父ちゃんは違います。
「沐浴」が「木浴」に脳内変換され、赤ちゃんと木が多く生えている公園でキャッキャウフフすることと勘違いしていたりします。
少なくとも中卒お父ちゃんの脳内ではそのように変換されていました。注意しておいてください。

この沐浴も地方自治体が講座を開いているので、しっかりとそこで経験してもらいましょう(おむつ交換と同じ日にやることが多いようです)。
これも人形相手ではありますが、しっかりと経験しておくことが重要です。

とにかく、お父ちゃんを育児に参加することが当たり前であると思わせることが重要なのであります。
中卒お父ちゃんのおすすめとしては、さりげなく褒めることだったりします。
お父ちゃんは基本褒められると調子に乗ります。
自分が子育てがうまいと思い込んでくれたらこっちのものです。
喜んで子育てに参加してくれることでしょう。

そして、これから本当のお父ちゃんになる旦那さん達へ。
やってみると子育ては面白かったりしますよ。個人的には「効率よくミルクを作るには」とかゲーム感覚でやってみると楽しめたりします。
そして、奥様を楽させることは家庭円満の秘訣でもあります。
肩をもんであげたり、ご機嫌を取るようにしてください。

ああ、ちなみに奥様に「子供が生まれてもあなたのことが一番よ」と言われているそこのあなた。
間違いなくその言葉は覆ります。
奥様の愛情はあなたから子供に間違いなく移ります。保証します。I guarantee you です。

でも、子供かわいいですよ。