ゲンちゃんミルクアレルギーだった

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

NICUからGCUに移ったゲンちゃん、比較的順調だったにもかかわらず体重が増えないという問題に直面しました。
ミルクはごくごく飲むのに体重が増えないという事態に、お医者さんも不思議顔です。
というわけで、可能性として残されているミルクアレルギーの検査が追加です。

ただ、ミルクアレルギーがひどい場合は、ミルクを飲むと嘔吐するとか便に血が混じるといった症状が出ることがあるようです。
ゲンちゃんにはこのような症状はありませんでした。
唯一、便がちょっと水っぽいかなといった感じです。しかし、このころの赤ちゃんの便は見分けがほとんどつきません。

検査結果が出るまでは、ミルクアレルギー用ミルクというトートロジーここに極まれりといったミルクで対応します。失礼、ミルクアレルギー用ミルクでした。もうよくわからん。
あれ?母乳は?とお考えのあなた、鋭いです。母乳はミルクアレルギーでも基本的に大丈夫だそうです。
ただし、母親が乳製品を摂りすぎると、まれに母乳にアレルギーの成分が混じってしまう可能性もあるそうです。
もちろん、この時も中卒お父ちゃんはせっせと冷凍母乳を病院まで運んでいますが、圧倒的に需要が供給を上回っている状態です。インフレ待ったなしです。
ただ、供給側にもっと出せなど言おうものなら、中卒お父ちゃんがICU送りにされること間違いなしです。
頑張れミルクアレルギー用ミルク!

ミルクアレルギー用ミルクをごくごく飲むゲンちゃん。
これで一安心か、と思ったら看護師さんからある情報が伝えられました。
このミルクアレルギー用ミルク、とんでもなくまずいそうです。赤ちゃんによっては、「ゲボォ!!!!」と吐き出すくらいまずいそうです。ミルクのおいしさはアレルゲンのおいしさだったんだね。
そんなことなど何のその、ゲンちゃんはおいしそうにミルクアレルギー用ミルクを飲みます。よ!味に文句を言わない男はモテるぞ!
中卒お父ちゃんも何を食べてもおいしいと思う自他共に認める味盲です。味盲2号の誕生に血のつながりを感じざるを得ません。

そういえば、有名人は自分のアレルギーの詳細は公言しない方がいいそうです。
なぜならば、心無い人にいたずら目的でアレルギーのある物を食べ物などに混ぜられてしまう可能性があるからだそうです。
ただ、赤ちゃんのミルクアレルギーは高確率で改善するそうなので、問題ないでしょう。
これで大俳優さんになっても問題ないね!

アレルギーの検査には約1週間ほど時間がかかりましたが、はれてミルクアレルギーの称号を手に入れたゲンちゃん。
次回、ゲンちゃんレクター博士になるに続きます。

ゲンちゃんGCUにお引越し

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

無事人工肛門の手術が成功したゲンちゃん、日々面会に行くたびに繋がっているコードの本数が少なくなっていきました。
2本あった点滴のコードが外れ、手術後呼吸を忘れてしまうかもしれないからという理由でつながっていた鼻のコードが外れといった感じです。
そして、約1週間ほどでGCUにお引越しです。
GCUとは、Growing Care Unitのことです。おお!Growingなら読める!英語の勉強の成果です!新生児回復室の事だそうです。

GCUでは保育器ではなく専用のベッド(?)の様な物に寝ています。
なので、抱っこし放題になります。すごいぞゲンちゃん!
ついでに言うと、さすがはGrowingです。元気に泣いている子がいて比較的にぎやかです。
看護師さんが少ない時間に行くとミルクをよこせの大合唱が起きていたりします。
もちろんそんなときには面会に行った中卒お父ちゃんは、ゲンちゃんへのミルクあげ要員として駆り出されます。
「ミルクのあげ方がうまい」などと明らかなよいしょをされ、何とかもおだてりゃというやつです。

今後長い期間お世話になるストーマの交換作業を覚えるのは、退院の条件になっていたりします。
交換作業は2~3日おきに行われるので、事前に面会に行くことを伝えタイミングを合わせる必要があります。
早い時間ならば沐浴もさせてもらえます。
因みにストーマがついている状態でも、全く変わらない洗い方になります。
ゲンちゃんは風呂好きのようで、泣いていても風呂に入れば気持ちよさそうな表情になります。
日本人の風呂好き遺伝子は健在の様であります。

とまぁなんだか順調に事が進んでるなといった感じですが、ここで問題が発生いたします。
そう、ゲンちゃんの体重が増えない問題です。
通常赤ちゃんは生まれた直後は体重が下がり、そのあとは増加する傾向にあります。
ただ、このころのゲンちゃんの体重は約2400グラム、生まれた時が2700グラムなので明らかに絞ってきています。ミルクは飲むのに絞れるって特殊体質か???
というわけで、次回「ゲンちゃんミルクアレルギーだった」に続きます。

WordPressの画像が消えた

WordPressの記事内の画像が表示されない不具合に遭遇しました。
画像のURLにアクセスすると問題なく表示される。
記事のプレビューでは表示されるのに、公開したほうの記事では表示されない。
な・・・・なんじゃこりゃ

結果としては、プラグインのJetpackの機能が影響していたみたいです。
1.Jetpackの設定画面
2.パフォーマンスのタブをクリック
3.「パフォーマンスおよびスピード」の「画像の遅延読み込みを有効にする」をOFFにしたら無事直りました。

よかったよかった。

ゲンちゃん人工肛門手術を受ける

皆様記憶力はいい方でしょうか。
残念ながら、中卒お父ちゃんはかなり忘れっぽく決して記憶力がいい方ではありません。
そこで、なるべく覚えているうちにゲンちゃんが生まれたときのことを成長期に記そうと考えた次第であります。
今のゲンちゃんの成長に追いつくまでは、比較的更新頻度が高くなると思います。

前回のブログでもお伝えしましたように、ゲンちゃんは鎖肛という大腸が肛門までつながっていない状態で生まれました。
>>前回の記事はこちら
うんこが出荷できない!!!というわけで生まれてすぐに総合病院に転院です。
今回は、その時の中卒お父ちゃんの動きを中心に書きたいと思います。

ゲンちゃんの生まれたタイミングですが、なかなかどうして空気の読めない野郎だなと思ったのです。
というのも、娘(4歳)の幼稚園でコロナ陽性者が出たのです。
そのため幼稚園が休みになった日に妻が出産のため入院、その次の日に爆誕という流れです。
「娘を幼稚園に預けられないので、仕事とか大変だなー」とか漠然と考えていたところにこの所業です。
因みに予定日の約1か月前です。
貴様!!!!図ったな!!!!

生まれたのは朝8時前後ですぐに緊急搬送されたのですが、親への手術の説明があるので搬送先の病院に来てほしいとの連絡がありました。
ただ連絡があったのは昼の12時、で、13時までに来てくれとのこと。
何なんだ!!!!誘拐事件か!!!

娘を義理の祖父祖母の家に預けて、いざ出発なのです。
この時ほど義理の祖父祖母の家が近くて良かったと思ったことはありません。

何とか13時に病院についたのですが、そこから5時間手術の説明開始なのであります。
「説明にそんなにかからないだろ。」とお思いのあなた、チッチッチッ、あまいのです。
単純に手術と言っても、色々な科の先生が関係してきます。
外科の先生、麻酔の先生、小児の先生、etc
当たり前ですが、それぞれの先生が忙しく働かれています。
そのため、先生を待つのに30分とか1時間とかかかります。
そのあとしっかりとわかりやすく説明をしていただけます(本当にわかりやすいのです)。
5時間なんてあっという間なのです。
ただ、中卒お父ちゃんの脳のキャパは完全にオーバーです。

ひたすら説明&同意書サイン祭りを堪能し、やっとこさ保育器の中の我が子と対面です。
ですが、非日常の体験をしすぎてなんだかハイな気分になってしまうのです。
「なんかお前明日いきなり手術なんだって、がんばれよ~」みたいなノリです。
もちろん、中卒お父ちゃんも同意書にサインする要員として参加します。

手術内容としては、人工肛門を付けるというものです。
人工肛門の事はストーマと言いますが、人によってはストマって言っている人もいます。
鎖肛の治療は大雑把に言うと、とりあえず人工肛門でうんこが出るようにする→成長したら肛門を作る→人工肛門を外す、といった流れになります。
しばらく人工肛門で過ごすと聞いて、「あれ?じゃあオムツいらないんじゃない?」と思われたあなた、中卒お父ちゃんも思いました。
ところがどっこいおしっこは通常通り出ます。
なので、オムツはオムツで必要です。
因みに、人工肛門はおへその位置に作ります。
こうすると傷が目立たないとのこと、いやはやご配慮感謝いたします。

翌日3時間以上の手術を乗り越え、無事成功です。
ただ、同意書サイン要員の中卒お父ちゃんはただ座っているわけにはいきません。
パソコン相手に一生懸命仕事をこなします。
ドラマとかで手術室の前でうろうろしている描写とかありますが、あんなことやってられません。
神様にお祈りの前に、飯の種を作らねばならんのです。世知辛いね!!!!

手術が成功したゲンちゃんは、そのままNICUの保育器行きです。
因みに、NICUとはNeonatal Intensive Care Unitの略で新生児のための集中治療室です。
もちろんではありますが、感染対策は万全です。
入口に肘まで洗える洗面台が8台ほど、こちらで毎回しっかり手を肘まで洗います。
が、それだけではありません。部屋に入ったらもう一回肘まで手洗いです。30秒しっかりゴシゴシしましょう。
さらにさらに、赤ちゃんに触るときにはアルコール消毒です。ウイルスたちの悲痛な叫びが聞こえてきます。
とどめに最後に出るときにも肘まで洗います。もう完全にライフはゼロです。
因みに面会時間は朝9時~夜9時までなので、忙しい人にもお優しい設定となっております。

ここまでが生まれて2日間の出来事です。
いや、本当に波乱万丈ですよね。

【ゲンちゃん成長期】第二子が生まれたよ【はじまるよー】

2022年4月26日、通称「良いふろの日」中卒お父ちゃんに第二子が生まれたのであります。
体重は2700グラム、生まれた瞬間に大泣きしながらおしっこをするという荒業を披露した男の子であります。
妻も無事で本当によかったよかったという感じであります。
昨今のご時世から出産には立ち会うことができませんでしたが、スマホで撮影された動画が速攻で届くというテクノロジーの進化を感じた次第であります。
娘と動画を見て「すっげー!!!」とか言って大盛り上がりだったのです。
ただ、この時誰一人として気付いていなかったのです、そう、生まれた赤ちゃん(ゲンちゃん)がダウン症だということに。

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ダウン症とは

では、そもそもダウン症とはどのような病気(病気と呼んでよいのか???という感じもしますが)なのでしょうか。
人間はDNAといういわゆる設計図の様な物をもっております。
このDNAが糸状になり折りたたまれて凝縮したものが染色体です。
その染色体は基本的には対になっており、23対で46本の染色体が含まれているのです。
染色体は大きさが異なり、大きい順に並べて1番、2番、3番と続き、22番まで続きます。
あれ?1対足りなくね?と思われた方、その通りです。最後の1対は人間の性別を決定する性染色体1対です。
この21番目の染色体が、本来ならば対で2本の染色体なのに対して、ダウン症は3本の染色体を有しているのです。
この遺伝子的な違いにより、様々な違いが出てきてしまうのです。

では、どのような違いが出るのか。
基本的には、成長がゆっくりになります。
具体的には、通常1歳前後で赤ちゃんは歩き始めますが、それが2歳ぐらいといった感じです。
言語の習得も比較的時間がかかる傾向にある、また、数学的なことは苦手な傾向があるようです。
知能指数は成長しても25~50程度とされています。
小さい頃は病気になると重症化する可能性が高いので、注意が必要です。
また、言葉を選ばなければ、ダウン症は奇形の一種に分類されるため、心臓や消化器系に異常がある場合があります。
寿命に関しては、昔は20歳前後だったそうですが、昨今は医療技術も進み(というより偏見的なものがなくなってきたからかもしれません)60歳前後まで生きられるようです。

ただ、それ以外はいたって普通の人間と同じだそうです。
最近だとしっかりと自立し仕事等をしている方々も多いようです。
中卒お父ちゃん的には、「まぁ成人した人でも掛け算がおぼつかなかったり、分数できない人なんていっぱいいたしな」とか思っています。

ゲンちゃんはどうだったのか

まだ1ヶ月もたっていないのですが、ゲンちゃんはどうだったかというと、鎖肛でした。
What is 鎖肛. といった感じでしょうが、これは、大腸が肛門までつながっていない病気です。
つまり、大便が出ないのです。なんてこったい!!!赤ちゃんと言えばうんこ製造機!これでは製造できても出荷ができないではないか!
因みに、大腸の先が閉じている状態になっているので、うんことガスで腸がパンパンの状態になります。
というわけで、生まれた次の日には人工肛門をつなげる手術をすることになりました。いやはや波乱万丈ですね。

中卒お父ちゃん的にどうだったのか

では、中卒お父ちゃん的にどうだったのか。
実は「ふーん」程度だったのです。おそらく現実に気付いていないだけなのでしょうが、まぁそういうこともあるよねと言った感じです。
むしろ「肛門が無い!」と言われ、「いやいやダウン症云々の前にけつを何とかしろや!!!」というのが最初の感想です。
後で確率を調べたときに、「大花火の1で拾ったメダルを使って1回転でBIGを引く確率より低い。チャンスは1回だけ。」とわかり、なかなかの物持っているなと思っております。
妻に関しては、最初はかなり狼狽えていたようですが、旦那があまりにもいつもと変わらずへらへらしているので、なんだか馬鹿馬鹿しくなってきたようです。
いまでは、「Instagramでも始めるか。」と言っております。中卒お父ちゃん的にはこっちの成長の方に涙がちょちょぎれるのです。

中卒お父ちゃんも、ゲンちゃん成長期として定期的にブログを書こうかと思っております。
というのも、人間の記憶というものはとてもあいまいだと実感しているからであります。
後日読み返して、笑い話にできればなとか思っております。

南海トラフ地震はいつ起きるのか

2022年1月15日、南太平洋のトンガ付近で大規模な噴火がありました。
衝撃波で発生した津波は8,000キロ離れた日本にまで届きました。
届くまで10時間ほどかかったようですが、速度は時速800キロにもなります。
1月17日に国連訓練調査研究所(UNITAR)が公開した衛星写真では、噴火によって島がほぼなくなってしまったことが分かります。

https://www.unitar.org/maps/map/3433

人的被害も出ているようなので、ご冥福をお祈りするとともに、一日でも早く復旧することを願っております。

さて、場所が変わって日本は地震による災害が多い国であることはご承知の通りだと思います。
その中でも大きな被害を出す可能性がささやかれているのは「南海トラフ地震」であります。
今回は、その「南海トラフ地震」がいつ起きるかについてお伝えしたいと思います。
え?とうとう陰謀論に染まったかですって?
いえいえ、一応根拠もあるんですよ。あとで参考書籍も出します。

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地震はなぜ起きるのか

まず、地震はなぜ起きるのかについてご説明いたします。
日本の地下にはいくつものプレートという岩板が存在します。
そのプレートが陸のプレートの下を潜り込むように動いております。
速度はちょうど爪が伸びる程度の速度です。

普段は何ともないのですが、少しずつ力が加わることである時そのプレートにひびなどの亀裂が生じます。
この亀裂が生じる際に、地震は起きるのです。
因みに、亀裂が生じた個所は地盤が弱くなるのでさらに地震が起きやすくなるという面もあります。

地震の予測はそもそも不可能

「陰謀論から目が覚めたんだね、よかったね」じゃないです。
まずは「地震の予測はめちゃくちゃ難しいから、現時点ではほぼ不可能」ということを理解する必要があります。
地震は地球規模で起きる現象です。
なので、地震の周期自体が数百年というのがざらです。
地震を研究しようとしても、数百年の積み重ねはできていません。
過去に起きた地震の規模を知る際には、古文書を読み解いて「多分こんな感じじゃね?」とやるしかないのです。

さらに、「地震はなぜ起きるのか」でもお伝えしましたように、プレートに亀裂が入ると地震に弱い場所ができてしまいます。
今までは地震がほとんどない地域とされていたとしても、亀裂が入ってしまえばそうとも言い切れなくなってしまうのです。
東日本大震災では実際にそのようなプレートの亀裂が多く発生し、今までは考えられてこなかった「想定外」が多く発生したそうです。

地震の予測として中卒お父ちゃんがしっくり来たのは「割り箸を割る」ことです。
割り箸は少しずつ力を入れればいつかは割れますが、割り箸によっていつ割れるか、どこで割れるかがわかりません。
真ん中で割れるだろうと思ってたら斜めに割れたとき、むかつきますよね。うんうん。

南海トラフ地震はなぜ予測できるのか

では、なぜ南海トラフ地震は予測できるのでしょうか。
結論から言うと、2030年代に起きると予測されています。
もう少し正確に言うと2035年プラスマイナス5年の間に起きるだろうとされています。

根拠としては地震のメカニズムと長期のデータの蓄積が挙げられます。
南海トラフ地震は、過去にも何度も発生しているのです。
その発生した直後にある地盤が大きく隆起するのです。
具体的には、高知県室戸岬の北西にある室津港の水深です。
南海トラフ地震が起きると水深が浅くなり、港に船が入ってこれなくなってしまいます。
そこで、江戸時代のころから港の漁師が水深を測る習慣があったようです。
そのデータによると、前回の隆起が大きいほど次回の地震発生までの期間が長くなっていることが分かりました。
前回の隆起の大きさをもとに次回の地震発生を予測すると2035年となります。
ただ、年の単位でも大きくずれるためプラスマイナス5年としたようです。
データの蓄積って大切ですよね。

中卒お父ちゃん的対策と参考書籍

南海トラフ地震が予測できたとしても、「何月何日何時に起きる」ということまでは予測できません。
さらに、幅が10年あったら常に準備を怠らないというのもなかなか難しいのではと思っております。
中卒お父ちゃんの場合は、3日分の飲み水の確保でひとまずはいいのではないかと思っていたりします。
もちろん、避難所などの場所は知っておいて、缶ビール片手にたまに散歩に行くのも良いかと思います。
出来る範囲で無理なく、でも、決してなめてかかってはならない、といった感じです。

書籍ではしっかりとした事前準備が記載されておりますので、ぜひぜひ。

TOEICの結果が届いたよ

TOEICは過去問を作らせないためなのか一切のメモが禁止されているのです。
そのため、後で自分で自己採点、なんてことはできないのです。
結果が届くまでワクワクドキドキの日々を過ごさねばならないのです。
試験から約1ヶ月、とうとう結果が届いたのであります!

オラ!!!!刮目して見やがれ!!!!これが中卒お父ちゃんの実力じゃーーーーーーーーーー!!!!!!

つまらん!お前の結果はつまらん!

なんだこの中途半端な点数は・・・・・
取るのならば100点台で「HA,HA—.ダイスを転がした方が正解しま~す」か、800点台で「いや~高学歴の皆様なんかすいませんwwwすいませんwwwwチーッスチーッスwお疲れっすw」のどっちかだろ。
なんだよ460って・・・・・・・・ちょうど中間くらいじゃねぇかよ・・・・・・。
ネタにならないじゃねぇかよ・・・・・。

まぁ一回目としてはいいんですかね。
地道に頑張りますよ~。

中卒お父ちゃんがTOEIC受けてきたよ

皆様、TOEICってどんな感じかご存じですか?
受けたことがなければ、「なんか英語の試験」程度しか知らないのではないでしょうか。
そこ!目をそらさない!

というわけで、中卒お父ちゃんがTOEICを受けてきたので、その感想と対策を考えるのです。

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受けた感想

・・・・・・・・・・・・・・なんだよあれ。無理無理無理、スピーカーから異国の言語が流れるとか何なんだよ!映像ないじゃん!ボディランゲージ通じないじゃん!
そういえば、中卒お父ちゃんはセンター試験も大学入試もしたことないのです。
ヒアリング問題なるものは今回が初体験なのです。
勉強している時だって、同じ問題を10回くらい聞いてやっと「た、、、たぶんこれ」って感じなのに、1回しか流さないとか狂気じゃ!狂気の沙汰じゃ!
で、ボッコボコの状態にされて文法問題ですよ。
分かるわけねぇだろ!!!!もうボロボロだよ!頭の中真っ白だよ!
とどめの長文に行く頃には悟りの境地だよ!むしろ落ち着いていくつか解けたよ!
あんなのでほぼ満点の900点取るとか、お前は外人か???外人だろ!日本人笑うためにわざと紛れてるだろ!!!
後半時間がなくて、とりあえずマークシートは全部埋めたんだけど、埋める必要あったのかな???絶対評価だから意味なかったんじゃ、とか思う今日この頃。

み、道のり長いのです・・・・・・。

中卒お父ちゃん的対策

まず、基本的な英語力がなさすぎる。
勉強量を増やすしかないのです。
でもそれだけだと何なので・・・・

part2、part3、part4の勉強をしっかりやる

TOEICはpartごとに分かれております。
実はpart1の「写真を見て合っているやつ探してね」は、ある程度はわかりそうなのです(もちろん全体がボロッボロの中で、「まだまし」程度)。
が、その後のpart2~part4は次々流れてくる感じです。
「聞き逃したら次の問題で取り戻す」という選択肢もあるのでしょうが、今の中卒お父ちゃんではそのまま適当にマークシートを埋めておしまいです。歯が立ちません。
少なくとも、一度聴いたら2択ぐらいに絞れるレベルまでもっていかなければなりません。

文法は基礎から学ぼう

一応は文法の勉強はしてたつもりなんだけど、恐らくやり方が間違っているのです。
ちゃんと理屈をつけて覚えねばならんのです。
はっきり言って・・・・全くわからん。
今更なんですが「名詞」ってそもそも何なんですか?主語くらいはわかるんですけどね・・・・。

長文対策

これはもう完全にあきらめて気楽に読んでたからなのかもしれませんが、本当にいくつかはわかる問題があったのです(もちろん、数問程度です)。
で、分かる文章と全く分からない文章があったのです。
中卒お父ちゃんとしましては、ちゃんとその状況を想像できているのかどうかということのように思えたのです。
これはもう、経験を積むしかないように思うのです。

時間対策

やってて思ったのですが、時間が確実に足りなくなるのです。
というか、皆さん長文は全部読んでないよね、って感じです。
必要な個所を読んで答える訓練も重要だと思うのです。

まぁ地道にやりますよー。

中卒お父ちゃんがTOEIC900点を目指すお話

ここは、東京都でもはずれの町。
ある夫婦の会話である。

お父ちゃん(中卒)「今度、TOEICテスト受けようと思ってるんだよね。」
妻(大卒、特に英語が難しいと言われている大学卒)「へーそうなんだ。目標難点なの?」
お父ちゃん「(たしか、妻の母親と父親が900点とか言ってたな。なんかぼーっとしてる感じの人達だし、それなら楽勝だろう。)900点」
妻「ブッフーーーWWWWWWWWWWWWW噴飯WWWWWWWWWWWWWWWW噴飯ものじゃWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW片腹痛しWWWWWWWWWWWWWWWWWW片腹痛しWWWWWWWWWWWWW」
お父ちゃん「え?????え??????」
妻「片腹痛しWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWブッフーWWWWWWWWWWWWWWWWWW」
お父ちゃん「え?????え??????何かおかしなこと言ったの?」

というわけで、TOEICテスト受けてきます。
もちろん、自分の現時点のレベルは紛れもない、純度100%、純粋無垢な中卒レベルです。
This is a pen.です。
そんな中卒お父ちゃんが英語のテストでそこそこの点数を取ったら、ちょっとしたサクセスストーリーなんじゃないかなと思った次第なのであります。

で、目標をどこに定めるかなのですが、目線は高くということで900点にします。
もちろん、中卒とはいえ「無謀」という言葉くらいは知っております。
いきなり900点なんてとれるとは思っておりません。
「何回かチャレンジして、最終的な目標は900点」ということです。

とまぁぶち上げてみて、その後に調べてみたのです。

https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/contents/toeic-score

【英語レベル】短文も長文も細部まで聞き取れるようになっており、意見を述べたり、複雑な要求に対して適切に応えられるようになっている。高度な英文を理解し、英文で的確な文章を書くことができる。
【有効度】企業などからみて、極めて魅力的な人材。全受験者の内、900点以上取得する人は3~4%程度しかいないほど希少。ここまで高いレベルを求めてくる企業や職種はほとんどいない。

・・・・・・・・・・・・・これ大丈夫か?
というか、日本語でもできていないような気が・・・・・。

まぁ、気長に頑張ります。

新型コロナとワクチン知らないと不都合な真実【峰宗太郎、山中浩之】

コロナ騒動が始まってから1年が経過した今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
中卒お父ちゃん的には、なんだかんだ1年間やってこれたのねといった感じです。
ただ、居酒屋には基本一人で行って、大好きなアニメを観ながら一杯やるのが楽しみだった中卒お父ちゃんとしては、飲食店が20時までというのは結構辛かったりするのです。
そんな状況を少しでも改善する可能性がある物として、ワクチンが挙げられます。
もちろん、最終学歴中学卒業のお父ちゃんにはワクチンの知識なんてなーんにもありません。
そこで、「新型コロナとワクチン知らないと不都合な真実」という本を読んだ次第であります。

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抗体をつくるよ

まず、そもそもでなぜワクチンを打つのか。それは、ワクチンを打つことで免疫系が刺激され、ウイルスに対する抗体を作り出すためです。
基本的には、抗体があればウイルスに侵入されたときに反応し、攻撃してくれるということです。

ただし、抗体ができていても「どの程度あるのか(抗体価)」によって左右されるようです。
また、「そもそも抗体があっても感染・発症をしない、または重症化しない」ということまでははっきりとは言えないようです(コロナウイルスのワクチンについては、著書の中ではかなり期待値が高いとされています)。
例としては、デング熱が挙げられます。
これは、ウイルスに抗体がくっつくことでかえって重症化してしまう(AED:antibody-depentent enhancement)、抗体依存性感染増強現象というものらしいです。
なるほど、以前海外旅行から日本に帰り、家の便所でぶっ倒れたY君が「自分今度デング熱になったら死ぬって言われたんす!でへへ」って言ってたのを思い出したのです。
そのすぐ後に「日本でもデング熱にかかった人が出た」というニュースを見て「ああ、あいつ死ぬのか。かわいそかわいそですwwww」と思った中卒お父ちゃんなのです。

自然免疫と獲得免疫

では次に、そもそもで人間の免疫系とはどうなっているのかです。
免疫系は「自然免疫」と「獲得免疫」に分かれます。
この言葉だけ聞くと「自然免疫」はもともと持っている免疫で、「獲得免疫」は生まれた後になんだかんだ手に入れた免疫という感じですが、全く違います。
「自然免疫」はウイルスだろうが細菌だろうが、とりあえず侵入してきたやつを攻撃します。
それに対して「獲得免疫」は病原体を非常によく見極め、そのウイルスに対する抗体を作るように指示を出します。
自然免疫はとりあえずその辺のこん棒や金属バットを片手に突っ込んでいく歩兵集団といったところでしょうか。
そんな北斗の拳のヒャッハー軍団でも、戦車や攻撃ヘリには歯が立たないのです。
獲得免疫さんにお願いして、対戦車砲やスティンガーが必要ということですね。
でも、相手が少人数の素手の集団だったら、それに対して対戦車砲やスティンガー打ってもしょうがない、自然免疫さんが速攻でぼこぼこにした方が良いよねと自分なりに解釈しておくのです。

話を戻すと、ワクチンはこの「獲得免疫」だけでなく「自然免疫」も刺激するのです。

ワクチンの種類

今回のコロナウイルスに対するワクチンは、最新の技術が使われているようです。
そもそも、ワクチンの始まりは天然痘の時代までさかのぼります。
もちろんその頃には「ワクチン」という概念もありません。
何か知らないけど、一度天然痘になると二度かかることはない。じゃあ人為的に一度天然痘にかからせればいいんじゃね?ということで研究が進んだようです。
結果的には、牛の乳しぼりをしている人はかからないことに注目して、牛痘を使用することでワクチンを完成させました。
このワクチンは「実際に生きているウイルス」を使用していて、「生ワクチン」と言われています。

その後、「何も生きているウイルス使う必要なくね?」となります。
つまり、免疫系さえ刺激できれば別に生きているウイルスでなくてもいいのです。
極論を言えば、免疫系さえ刺激できれば何でもいいのです。
そこで生まれたのが、ホルマリンなどで殺した(不活性化させた)不活化ワクチンです。
不活化ワクチンには、インフルエンザワクチンが該当します。
欠点としては、ウイルスを増やさなければ作れないということが挙げられます。
インフルエンザワクチンの場合は、鶏の卵を使用しウイルスを増殖させるそうです。
なるほど、なんでインフルエンザワクチンを受けるときに卵アレルギーか聞かれるか分かったのです。

次に出てくるのが、「あれ?なんでウイルス全部使ってんの?一部でよくね?」となります。
ウイルスの突起の一部の設計図を増殖したうえで殺して、それを投与するのです。
このタイプは成分ワクチン(組み換えワクチン、コンポーネントワクチン)と呼ばれています。

そして今回出てきたのがmRNAワクチンです。
このワクチンは、今までのワクチンと根本から異なります。
そもそもで、人間の細胞はたんぱく質を作り出すことができます。
ウイルスは、そのたんぱく質を作り出す仕組みを利用して自分自身と同じ「タンパク質」を作らせます。
つまり、「人間の細胞は設計図(RNAまたはDNA)さえあれば、どんなたんぱく質でも作れる」と言えます。
ならば、「ウイルスの一部をわざわざ作るんじゃなくて、RNAぶち込んで人間自身に作らせればよくね?」となったのがmRNAワクチンです。
このワクチン何が良いかというと、まず低コストで量産がしやすいということが挙げられます。
さらに、設計図さえ作ればよいのです。本の中では、DNAやRNAの合成は3時間仕事と記述されています。
これだったらどんなワクチンでもかなりのスピードで作れそうです。
やった!これならば炭治郎も鬼殺隊に入って血反吐を吐かなくても、禰豆子の鬼化を防ぐワクチンが速攻で作れそうです。
無惨様は誰も鬼になってくれなくて涙目かわいそかわいそなのです。

因みに、ウイルスを「生きている」と言っているのはあくまで比喩です。
かけらほどではありますが、一応ウイルスは生物ではないことは理解しております。

過去記事:そもそもウイルスって何なの

情報に流されず自分の頭でしなやかに考えよう

とまぁワクチンについていろいろと勉強できたのですが、この本の肝となっている部分は「自分の頭でしなやかに考えよう」ということです。
というのも、この一年特にテレビ系のメディアで中卒のお父ちゃんが聞いても「それはいかがなものか・・・」という情報が流れまくっていたように感じております。
そのような情報を鵜呑みにするのではなく、自分で考え、時に自分が当たり前だと思っていることを疑うことも必要だということです。
特に、「どこそこの媒体だから」とか「誰それさんが言っていたから」ではなく、その情報自体を吟味する必要があるのです。
そういえば、医師なのに「高校生はコロナウイルスにかかったほうがいいんだ!」と言ってた方がいました。中卒の頭では、「その高校生がたった一人で生活していたら良いかもしれないけれど、そんなことないっすよね。その高校生が自宅に帰れば両親がいて、その両親に移ってさらにそれが・・・。ってならないのかな」と思った次第です。まぁ、天下の医師様なので間違っていないんでしょうね、と生暖かい目で見るようにしようと思います。
とはいえ、中卒お父ちゃんもどちらかというとトンでも話に食いついて、思いっきり釣られる方だと自覚しております。
これからは、自分の頭でしなやかに考えられるよう、努める次第なのであります。