ゲンちゃん鼻かぜをひく

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

ぬくぬくと生活した病院とは違い、病原体との戦いも始まったゲンちゃん。お姉ちゃん経由の鼻かぜをもらいました。子供がいる家庭のお家芸、子供から家族全員に風邪がうつるの法則であります。早朝覚醒に加え、「なぜ鼻から息ができないのだ!」という猛烈な訴えをするゲンちゃん、中卒お父ちゃんの嫁のライフがゴリゴリ削られます。ただ、たまにするくしゃみは「ペイン!!!!」です。癒されます。

そこで、まずは鼻づまり解消のため「鼻吸い機」を使います。え?「鼻吸い機」ってなんだですって?そういうものがあるんですよ。ハンディバキュームとでも言えばいいでしょうか。子供の鼻に管を突っ込んで鼻水を吸い取ります。そこで、ゲンちゃんのお顔をもう一度ご覧いただければと思います。

はい。テルマエロマエもびっくりの平たい顔族です。鼻の穴が小さいのです。管が鼻の穴から入り辛いのです。もちろんそんな管を入れることを何事もなく受け入れるほど、ゲンちゃんの肝っ玉は大きくありません。泣き叫ぶのを中卒お父ちゃんが抑え、妻が鼻吸い機で吸引します。ここでのポイントは、「母親が吸引する」です。吸引が終わり泣き叫ぶゲンちゃんを、「中卒お父ちゃん」が抱きしめてあげます。そして、「なんてひどいことをするんだ」という眼で妻を見て、ゲンちゃんの好感度アップを狙います。5回連続で行えば、晴れてゲンちゃんルート確定です。ただ、妻の好感度はダダ下がりです。注意しましょう。

ダウン症の子供ですが、健常児の子供と異なり風邪にかかりやすかったりします。また、「鼻が詰まる」→「鼻水が原因で中耳炎になる」→「中耳炎になったことに気付かず難聴になる」という悪魔のコンボが起きたりします。ダウン症の鼻づまりは油断ならないのです。というわけで、速攻耳鼻科に連れていかれるゲンちゃん。医療体制が充実している日本に感謝感激であります。

耳鼻科で出してもらったシロップ系の薬はまぁいいとして、鼻づまり用に漢方も処方されたゲンちゃん。こんな苦いものどうやって飲ませればいいんやねん的な心配も何のその、バナナに混ぜたら普通にバクバク食べます。こいつ・・・・本当に中卒お父ちゃんと同じ味盲なんだな・・・・。

薬の効果もあり、一週間ほどで完全回復したゲンちゃん。今では風邪をひく前より元気に寝返りしております。今回は何事もなくよかったよかったなのです。

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