ゲンちゃん手づかみ食べの兆候を見せる

ゲンちゃん成長記は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

赤ちゃんの成長の中で、食事に関することはかなり重要な面と言えるのではないでしょうか。
健常児だとしても、好き嫌いをしたり、ボロボロとこぼしたりと食事を与えるご両親へのストレスはかなりの物だったりします。
「勝手に一人で食べてくれる」というところまで成長することを願う日々が続くことになります。

もちろん、現状2歳2か月のゲンちゃんは一人で食事なんてできるわけがありません。
週末に大量に作ったおかゆとブレンダーでドロドロにしたタンパク質関係、中卒お父ちゃんの妻が用意してくれた冷凍した野菜類をひたすらゲンちゃんのお口にデリバリーします。
ただ、ゲンちゃんは食べることに関しては若干IQが高くなる傾向があるようです。
以前「ゲンちゃん指差しをマスターする」でお伝えしましたが、大好きなシリアルやデザート類に対しては、明確に指差しをしたりします。
「うーうー」と訴えながらデザートのバナナを指さされたら・・・そりゃあげちゃいますよね。

そして今回、手づかみ食べをマスターしたのであります!
それではその時の様子をどうぞ!

がっつり4本の指もくわえている姿は悶絶ものであります!
なかなかいい成長っぷりではないでしょうか?

とはいえ、題名に「兆候を見せる」と入れたのには理由がありまして、まだまだ発展途上だったりします。
動画では2回連続で成功していますが、最初の持たせ方が悪かったりすると普通に落としてしまいます。
最近はやりませんが、シリアルを口ではなく鼻に押し付けたりしてました。あれはあれでかわいかったから、動画に残せなかったのは心残りであります。

ただ、かなり大きな一歩を踏み出したのには間違いありません。
何もしなくても勝手に食べてくる日が来るのも、遠い未来ではないはずであります!

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ゲンちゃん地蔵になる

ゲンちゃん成長記は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

かわいいかわいいダウンちゃんですが、比較的「こだわり」が強い傾向にあることはご存じでしょうか。
ダウンちゃん自身のルーティーンのようなもので、お出かけの前には必ずトイレに行くといったようなものが挙げられます。
もちろんその直前にトイレに行っていたとしても、その行動は変わらないといった感じだそうです。
そして、そのこだわりのルールに反してしまうと・・・地蔵のように動かなくなるそうです。
厚生労働省のデータでも、「日常生活で見られる行動」で全体の53.06%(回答者数1210件、内回答数642件)とぶっちぎりです。

2020年11月17日
日本ダウン症協会
「ダウン症のある方たちの生活実態と、ともに生きる親の主観的幸福度に関する調査」より

何で回答数が多い順に並べ替えねぇんだよ!とか怒らないでください。
一応項目で「自らを傷つける行為」の次が「他人を傷つける行為」となっていて、その次に「その他の不適切な行為」ってなってんですよ。
並べ替えたら意味が分からないグラフになっちゃうと思ったのであります。
しっかりとしたソースをご覧になりたい方は、下のリンクの20,21ページを見てほしいのであります。

https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000705771.pdf

この前ChatGPTに画像の表をテーブルで出力するように指示したら、ばっちり出力してくれたから、今回も!!!と思って突っ込んでみたのですが、なぜか項目の「こだわり」の部分がないファイルを作るという事態に直面したのであります。
「AIもまだまだだな!」というあと何年も言えないセリフを浴びせてやった次第であります。

では、ゲンちゃんもこだわりが出てきたかというと、まだまだ2歳でこだわりなんてものはありません。
では、なぜゲンちゃんが地蔵になったかと申し上げますと・・・こちらをご覧ください。

どうですか?ね?地蔵でしょ。
髪が長いと眼に入ったりして危ないという理由から、バリカンで一気に坊主頭にイメチェンしたのであります!
やったねゲンちゃん!お供え物と傘には困らないぞ!

中卒お父ちゃん的には、抱っこした時に坊主頭に頬ずりできるのがたまらない今日この頃なのであります。

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ゲンちゃん掛け声に目覚める

ゲンちゃん成長記は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

6月だというのに30度越えの日が続いております。
こんなに暑いと、梅雨なんて本当に来るのかなと疑問に思う今日この頃であります。
雨の時期を一気にすっ飛ばしてまた夏が来るんですな。
「青空」はいい曲なんですが、酷暑には合いませんよね。

そんな暑さも何のその、ゲンちゃんは今日も暴れております。
高速ハイハイだけでなく、つかまり立ちもレベルアップし最近は台所の洗い場(?)のところまで手を伸ばしやがります。
この前はゲンちゃんのご飯が乗っているお盆に手をかけていて、危うくご飯作り直しルートに突入するところでした。間違いなくBAD END確定です。

そんないろいろできるようになっているゲンちゃんが掛け声に目覚めたのであります。
それでは、その時の様子をご覧ください。

どうです?「エイヤー」って言ってるでしょ?ね?ね?
というか最近のお気に入りは風船遊びだったりします。
というのも、風船の場合落ちてくるまで時間がかかるので、反応が遅いゲンちゃんにとってもちょうどよかったりするのです。

それでは、ほっぺたを蚊に刺されてしまったゲンちゃんでお別れです。
確かにゲンちゃんのほっぺはおいしそうですしね。
吸い付きたい気持ちもわかるのであります。

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ゲンちゃん母子分離に成功する

ゲンちゃん成長記は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

最近自力で立とうとしているのかただ興奮しているだけなのか分からないゲンちゃんですが、誰もが認めるお母ちゃん子であります。
中卒お父ちゃんやお姉ちゃんが同じ部屋にいても、基本的には妻の方に近づいて行ってしまいます。
まぁ近づくだけなら問題ないのですが、最近は何かを要求することも増えてきました。
因みに、同じ部屋で中卒お父ちゃんの妻が寝ていたりすると、顔面に容赦ない引っかき攻撃を加えていたりします。
暴力ダメ絶対であります。

そんなお母ちゃん子のゲンちゃんが児童発達支援施設に通うことになりました。
児童発達支援施設とは、障害のある未就学の子供のための施設であります。
で、そこの職員さんに「ゲンちゃん一人でも大丈夫だと思いますよ」と言われた次第であります。
中卒お父ちゃんの妻は「オロローーーーーン!ゲンちゃんが泣き叫んでしまう!!!あたしのことを求めて涙の海に沈んでしまうんやーーーー!オロローン!!!」と動揺しておりました。
顔面に擦過傷を負わされたことなど忘れているところは流石母親であります。が、はい、そこは流石ゲンちゃんです。
全く泣かず、何事もなかったように楽しんだそうであります。
その時の様子が画像でご確認いただけます。

はい。めっちゃ楽しんでやがります。3枚目はかくれんぼらしいのですが、デスゲームの話に出てくる目が合うと攻撃してくる人形のようで微笑ましい限りです。

そういえば、ダウン症界では有名なアップ君パパのアップ君(ダウン症)も初めて保育園に行くときに、全く泣くことなく嬉々として園に向かっていったと聞いたことがあります。
ダウンちゃんって底抜けに明るいのかもしれませんね。いやはや、見習わなければいけませんね。

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ゲンちゃん3つの科をはしごする

ゲンちゃん成長記は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

軽い風邪は引くことはあっても、入院するような病気を発症することなくすくすくと成長するゲンちゃん。
とはいえ、まだまだ油断は禁物です。ミルクアレルギー克服もできていないですしね。

というわけで、ゲンちゃんの故郷の総合病院で検査を受けます。
ただ、その病院までは微妙に距離があり、ドアtoドアで大体1時間かからないくらいの場所であります。
なので、なるべく検査は同日に入れてもらうようにします。

で、今回受けてきたのは、

「待ち時間は病院内トップクラス!予約の時間?何それ美味しいの?の眼科」

「採血しなきゃ検査できないだろ!子供の泣き声でノイローゼ?こっちは一日中だ!のアレルギー科」

「遺伝子見れば何でもわかる?両親が何を質問していいかまったくわからない!の遺伝科」

の3つであります。

まずは、予約の時間が最初のアレルギー科を受診します。
これはゲンちゃんがミルクアレルギーを克服しているのかを検査するのですが、採血が必須となります。
まだまだ成長過程のゲンちゃんは、ひじの内側から血を取ることができません。
そのため手の甲からとなるのですが、場所が場所だけに痛いに決まっております。
はい、もちろんゲンちゃんはギャン泣きです。

次に眼科を受診するのですが、受付だけ済ませて、その間に遺伝科を受けられないか相談してみます。
ゲンちゃん眼科を受診する」でもお伝えしたように、眼科は受付を済ませてからかなり長い時間待つことになります。
まぁ、今回なぜそうなるのかを身をもって体験したのですが・・・

無事待ち時間に遺伝科を受けられたのですが、実は遺伝科には1年以上通っていなかったのであります。
妻の話では、「何を話していいか分からない!」というのと、特に言われなかったので受診していなかったとのことです。
中卒お父ちゃんも、いったい何を聞けばいいのか分かりませんでした。
「21番目の染色体が3本なんです~」と言われても「知ってる~」としか返せないじゃないっすか。というか、遺伝子の話なんて素人ができるもんなのか?状態です。
ところがどっこい、話を聞いてみるとかなり総合的に見てくれる科であることが分かりました。
曰く、「滲出性中耳炎には注意が必要」「歯科には早めに受診したほうがよい」等、先々の事を教えていただけるのでかなりありがたかったりします。
因みに滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)とは、痛みがないタイプの中耳炎で、ダウンちゃんの天敵だったりします。
ただでさえ言葉の発育が遅れるダウンちゃんにとって、「耳がききづらい状態」はかなりのマイナスになる可能性があるのです。
あ、あと、ゲンちゃんは予定にはなかったシナジスの注射を2本打たれたのであります。
不意打ちの注射にゲンちゃんのストレスゲージが高まります。

そんなストレスゲージと眠気が臨界状態のゲンちゃんが眼科を受診します。
はい。めっちゃくちゃ不機嫌で泣き叫びます。
瞳の状態を調べなければならないのに、目をつぶって泣くし全くじっとしません。
看護師さんもあの手この手で機嫌を取ろうとしますが、「効果はないようだ」です。
結局別室に送られ、中卒お父ちゃん、妻、看護師さんの3人で数十分格闘し何とか終わった(それでも情報が不足していると言われた)といった感じです。
はい。なんで眼科の待ち時間が長いのか、非常によく理解できた次第であります。

最近成長して意思表示のようなことをするようになったゲンちゃん。
それはもちろんうれしいのですが、検査をおとなしく受けてはくれなくなったことを実感した今日この頃であります。

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鋭い方はお気づきかと思いますが、「ゲンちゃん成長期」が「ゲンちゃん成長記」に修正されております。
毎回毎回出だしをコピペしていたせいで、毎回誤字を垂れ流すという失態を晒しておりました。
狭い門から入れって昔の本にも書いてありますからね。反省しております。

それでは、白い毛布で包まれたお餅状態のゲンちゃんでお別れです。
太ももとかむっちりとしていて、本当にお餅みたいなんですよね。

ゲンちゃん変身ポーズをマスターする

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

「僕はね、正義の味方になりたいんだ」

新しい生活が始まり、小学校や中学校に通うようになった皆様、おめでとうございます。
生活が変わってから一カ月が過ぎ、そろそろ余裕も出てきたころなのではないでしょうか。
余裕が出てくると、いろいろな妄想もはかどってきます。
学校を襲ってきた謎の軍団を、実は隠された力を秘めていた少年(自分)が華麗に倒してしまうなんて言うことを考えていたとしても大丈夫です。
男の子はそういう妄想をするものです。
「そんなことを考えている自分はおかしい奴なんじゃないか?」なんて思わないでください。
後悔するのは社会に出てからでも遅くありません。ただし、妄想は自分の頭の中だけにして、決して「記録に残る媒体に残す」ことは避けてください。
そんな特級呪物を創ろうものなら、一生をかけて封印する呪いを背負うことになります。
中卒お父ちゃんとのお約束です。心に刻み込んでおいてください。

そんなヒーローに憧れているのかは定かではありませんが、ゲンちゃんが変身ポーズをマスターしました。
もちろん、ゲンちゃんはいわゆるヒーロー物の番組を楽しむほど世間を理解しておりません。
最近はまっているのは、Eテレの「いないいないばあっ!」であります。
大人目線では、ワンワンの中の人(チョーさん)の年齢を知って「あんな重そうな着ぐるみ着て、さらにかなり激しく動いてるけど大丈夫なのか?」と心配する番組ですが、ゲンちゃんは純粋に楽しんでいるようです。
一番のお気に入りは「ワンワンわんだーらんど」であります。これは、ワンワンご一行が全国を行脚し、コンサートホール的な会場で歌やダンスや遊びなどを披露するものです。はい。編集がきかない生公演をこなすチョーさんに尊敬と敬意と畏怖と羨望を感じざるを得ない内容となっております。

それでは、そんな歌やダンスの成果なのか変身ポーズをするゲンちゃんをお見せします。

どうでしょう。なかなかのキレではないでしょうか。ゲンちゃん本人としては変身などではなく、何かを空に吹っ飛ばすイメージかもしれませんが、昭和生まれの中卒お父ちゃんとしては、ライダーか何かの変身ポーズにしか見えないんですよね。

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因みに、中卒お父ちゃんはヒーロー物ならば悪役の方を応援するタイプだったりします。
だって、あいつら毎回手を変え品を変え何とかヒーローの野郎を倒そうと努力してるじゃないですか。
あのめげない心と失敗を恐れない姿勢は学ぶところがあるのではないでしょうか。

あ、あと、おおよそ正義の味方とは言えない手口でコンテンダーをぶっ放すタイプのヒーローは好きだったりします。ではでは。

 

ゲンちゃん自転車の前乗りで風を切る

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

「数年後には自動車は全て自動運転になって、車を持つこと自体が珍しいことになる」なんてことが囁かれている昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。
大都会八王子に住んでいる中卒お父ちゃんの周りは、車を所有していないのは異端状態であります。
確かに子供とお出かけとなると、いちいち公共交通機関を使うのは億劫だったり、好きな時間に移動できないという制約があったりと何かと不便を感じてしまいます。
車があればそこそこの荷物は入れておけるし、電車等ではアクセスが難しい場所にも簡単に行くことができます。
ただ、中卒お父ちゃんの家のケースで考えると、どうしても使用頻度の問題で「借りればよくね?」となってしまうのです。
大都会八王子はなぜか駐車場の料金が強気だったりするのです。空き地が多いんですけどね。以前試しに駐車場の値段を調べて、自分のイメージとかけ離れすぎて速攻で購入を断念したのであります。

というわけで、中卒お父ちゃんの家の主な移動手段は自転車となります。
ゲンちゃんのお姉ちゃんの送迎にも使っていた、いわゆる電動式というやつであります。
自転車の大敵の上り坂もスイスイ進むことができる優れものであります。
また、世の奥様方の要望を取り入れている影響からなのか、いろいろなオプションパーツが用意されているように感じております。後付けできる前乗せシートなんて最たるものではないでしょうか。
因みに、電動式自転車のお値段を聞いた時には、「え???何で原付買わないの?」となったのはいい思い出です。いまではかなり使える移動手段として重宝しております。

まだまだふにゃふにゃのゲンちゃんですが、ある程度体幹もしっかりしてきたということもあり、この度、自転車に乗せてみようということになりました。
ゲンちゃんのお姉ちゃんは自転車の後ろのシートに乗っていたので、ゲンちゃんの後ろのシートに・・・・というわけにいきません。
想像してみてください。
ふにゃふにゃ動くヨガの達人みたいに体が柔らかい小さいお餅みたいなやつが後ろに乗っていることを。
シートをすり抜けて落っこちてしまったら一大事であります。
その上自転車の場合、後ろのシートの様子は基本的には振り返らないとわかりません。
運んでいるお餅の状態が分からないなんて恐怖には、中卒お父ちゃんも妻も耐えられません。
というわけで、前乗せのシートを取り付けゲンちゃんをそこにセットいたします。
これならばゲンちゃんの様子も確認出来て一安心であります。

では、初前乗り自転車を体験したゲンちゃんをご覧ください。

はじめは嫌がっていたヘルメットですが、自転車が楽しかったのか嫌がったり外そうとしなくなったのは幸運であります。
今では走行中にお昼寝を始めるくらいには慣れてくれています。まぁ・・・まだ2回くらいしか乗ってないんですけどね。
ただ、ゲンちゃんの頭の形の問題なのか走っている最中にヘルメットがずれる問題は今後の課題であります。

あ、あと、車の保有率とかはデータをもとにお伝えしないと上司の容赦ない攻撃が飛んでくる可能性があるので、ソースを掲載しておきます。

https://www.airia.or.jp/publish/file/r5c6pv0000013g4y-att/06_kenbetsu.pdf

「一般財団法人 自動車検査登録情報協会」のデータでございます。
これによると、東京都はぶっちぎりの自動車保有率が低い都道府県だといえます。
世帯ごとの保有率が一番高い福井県の「1.698」と比較して東京都は「0.416」となっております。
福井の一家に2台あっても不思議じゃないという世界もなかなか想像できませんが、「2世帯あったらどちらかは車を持っていない」という東京都の感覚も大都会八王子とは違うように感じております。
やはり、八王子は東京都ではないのではという疑惑を強めている今日この頃であります。

ゲンちゃん2歳になる

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

12月25日のクリスマスは祝うのに、4月8日のお釈迦様の誕生日は完全スルー状態の世の中に首を傾げつつ、ゲンちゃんの誕生日である4月26日を迎えました。
何だかんだございましたが、ゲンちゃんは無事2歳を迎えることができました。
1年前のゲンちゃんってどんな感じだったのかなと思って画像を見てみたのですが、まだまだズリバイもできず何かあると腕を広げて飛行機の格好をしていました。
そう考えると・・・こいつすげぇ成長したな。

まだ自分から立ち上がることはできませんが、手を持ったらヨチヨチ歩きはするし、つかまり立ちも今は調子に乗って片手を離したりしやがっています。
一応中卒お父ちゃんの妻の話では、真似事のようなこともするようであります。
ただ、日々ゲンちゃんの顔を見て順調に目が腐ってきている妻の話なので、話半分であります。
え?献身的に努めている人に対して失礼ではないかですって?いえいえ、「ゲンちゃんってダウンちゃんの中ではイケメンの部類じゃない?」とか真面目な顔で言ってるんですよ。
中卒お父ちゃん的には、ダウンちゃんが出す特殊なフェロモンにやられているのではないかと推察しております。
あ、でも中卒お父ちゃんはゲンちゃんはイケメンとまではいかなくとも上の下くらいの容姿だと思っております。はい。順調にフェロモンにやられてますね。

この1年を振り返ってみると、腸閉塞などの入院級の病気にもかからず順調だったように思います。
ただ、そこはやっぱりダウンちゃんで、咳や鼻水がでるいわゆる普通の風邪にはしょっちゅうかかっていたように思います。
この辺はダウンちゃんあるあるなのかなと思っております。
何だかんだ生きてるだけでまるもうけですものね。

それでは、人生初の肩車を体験しているゲンちゃんでお別れです。
足を押さえているとのけぞって落っこちてしまいそうなので、背中を押さえているのですが、まぁまぁ形にはなったかなと思っております。

ゲンちゃんお菓子のトラップに引っかかる

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

中卒お父ちゃんがダウン症のゲンちゃんのことを人に話すと、「お世話とか大変なんでしょ。かわいそかわいそなのです。」的なことを言われることがあります。
では、ゲンちゃんのお世話は他の子どもと比較してどうかと言うと、「もちろん大変だけど、それは健常児を育てるということと同じ大変さだし、さらにいうと楽な部分もある」という回答になってしまったりします。
世間的には「ダウン症の世話=滅茶苦茶きつい」というイメージがあるようなのですが、ご期待に沿えず申し訳なく思うのであります。

では「楽な部分」とは何かというと、成長がゆっくりであるということです。
ゲンちゃんはそろそろ2歳なのですが、まだ歩くことができません。
それはそれで悲観するべきなのでしょうが、裏を返せば「歩いてどっかに行くことがない」とも言えたりします。
その辺にあるものを散らかしたりはしますがある程度高いところに置いてしまえば防げますし、今のところ癇癪を起して外で寝転がって駄々をこねるなんてこともありません。
健常児は「悪魔の2歳」等と言われますが、今の感じならミニボンビーくらいで済むかもしれません。まぁ・・・・その先は分からないけれど・・・。

そんなゲンちゃんですが、お菓子の袋を口に運ぶようになったのであります。
そんなこともしてなかったのか?と驚かれるかもしれませんが、本当です。
やっとこさと言う感じです。
こちらがその様子であります。

うん、一生懸命食べようとしているけど、それ袋なんだよね。
因みに、なぜか「袋だけ」食べようとします。
本物の食べ物であるシリアルは掴むのですが、口には運ばずその辺にぶん投げます。なぜ逆じゃないんだ!!!

とはいえこんな成長を見せてくれたので、床に変な物が落ちていないかチェックする日々がスタートしたのであります。

それではお気に入りの浴室に忍び込み、素の顔で撮影されてしまったゲンちゃんでお別れです。
浴室はまだいいのですが、スキさえあればトイレに忍び込もうとするのは内緒であります。

ゲンちゃん耳垢掃除をしてもらう

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

皆様花見は満喫されましたでしょうか。
また桜の話かと思われるかもしませんが、外で堂々とお酒を飲める数少ないイベントの一つなのです。
中卒お父ちゃんとしては、なるべく長く花が残ってほしい今日この頃なのであります。え?そんなのが無くても外で飲んでるって?・・・まあそれはそれとして。

因みに、大都会八王子は23区内の桜と若干ではありますが咲く時期がずれるようです。
23区内と比較すると、少しだけ遅れるように感じております。
なので、「もう桜がない!」とお嘆きの方はぜひとも八王子まで足を延ばしてみてください。いや川沿いキレイですよ。

最近のスマホのカメラってすごいですよね。
夜桜なんですが、なかなかいい感じに撮影できるのです。

そんな色々と生活環境が変わる4月に、ゲンちゃんは耳鼻科まで耳掃除に行ってきました。
え?わざわざ耳鼻科に?と思われるかもしれませんが、耳鼻科って耳掃除してくれるんですよ。
問診表にも「耳垢」の項目があったりします。
やってもらったら、考えられないくらいの大きさの耳垢が出てきたなんて話も耳にします。耳鼻科だけに。はい。すいません。

ゲンちゃんの場合は耳垢がたまっていることは分かっていたのですが、なんといっても1歳児なうえにダウンちゃんであります。
おとなしく耳掃除なんてさせてもらえるはずがありません。
そこで、プロにお任せしようとなった次第であります。

いざ治療(?)が始まると、ゲンちゃんはギャン泣き状態であります。
まぁそりゃそうですよね。
で、看護師さんに言われ中卒お父ちゃんは前抱っこの状態で腕をホールドします。
そして看護師さんですが、ガッチリ顔面を押さえてくれます。
うん・・・なんか雰囲気はプロレスのヘッドロックなんですよね・・・。
むしろヘッドロックをした方がやりやすかったりするのかな?

無事耳をすっきりしてもらったゲンちゃん。耳がよく聞こえるようになったかどうかは定かではありませんが、しっかり呼びかけにも答えております。
よかったよかった。

因みに、ゲンちゃんのお姉ちゃんも一緒に耳掃除をしてもらいました。
お姉ちゃんは6歳なので耳掃除もさせてくれるのですが、髪の毛同様「死にはしないだろう」の精神でずっと放置してしまったのであります。
そのため、6歳になってから初めて掃除しようとしてみたら、「何だか取れない硬い塊がある・・・」となってしまったのです。
耳鼻科で取ってもらったのですが、「これどうやって耳の穴から出てきたの?」ってくらいデカい耳垢が出てきたのです。

そういえば、中卒お父ちゃんもたまには耳掃除しているけど・・・もしかしたらあんなのがいるのか???そう、あなたの耳の中にもね。

それでは、少し前になりますがダウン症の会に参加した時のゲンちゃんでお別れです。
最近はこう言った会に新規で参加される方も少なくなっているようです。
もし一人で悩んでいるのならば、気軽に参加してほしい今日この頃なのであります。