ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。
日々運動量が増加するゲンちゃん、やる気になれば8メートルぐらいズリバイで移動するようになりました。眼を離すと、「あれ?こいつ結構移動したな。」ということが多くなってきました。長い距離を瞬間移動して、中卒お父ちゃんを焦らせてくれる日も近づいているのではと期待に胸が膨らみます。
さらに最近のゲンちゃんは滅茶苦茶さみしんぼさんになっております。ただし、中卒お父ちゃんの妻に、です。というのも、妻がゲンちゃんのもとを少しでも離れると叫び始めます。同じ部屋の台所に入っても叫びます。洗濯なんてもっての外です。妻が少し離れた椅子に座ってもキレ始めます。はい、中卒お父ちゃんに対してはこの現象は起きません。恐らく、中卒お父ちゃんが初めのころから多少泣いても放っておくという選択肢を取り続けていたことが影響しているのかもしれません。中卒お父ちゃんの妻は若干ノイローゼ気味です。そういえば、ゲンちゃんのお姉ちゃんの時もこんなことあったなー、と懐かしい気分になっております。
そんなゲンちゃんですが、「ゲンちゃんミルクアレルギーだった」でもお伝えしたように、ミルクアレルギーの称号を持っております。ひとまず1歳になったことから、ミルクアレルギーの検査を受けます。というのも、ミルクアレルギーは3歳ぐらいまでに80~90%程度の確率で改善するらしいのです。ミルクアレルギーを克服すれば、晴れて乳製品を食べられるようになります。そう、お菓子のバリエーションが格段に多くなるのです。食べることが大好きなゲンちゃんの熱い眼差しが注がれます。
アレルギーの検査は、採血で行われます。ところがどっこい赤ちゃんの採血は一筋縄ではいきません。血液が採れる血管を探すのも一苦労です。因みに、中卒お父ちゃんは待合室で待っているように指示されました。まぁ、ゲンちゃんが針を刺されて「ん?まちがったかな?」と言われ泣き叫んでいるところを見させられたら、「もうやめて~~~~~」と叫んでゲンちゃんを連れて逃走しかねません。看護師さんたちの心遣いには感謝であります。
まぁ題名でネタバレしていますが、今回はミルクアレルギー克服ならずでした。残念ではありますが、致し方なしです。次回は半年後を目安に再検査です。これも気長にお付き合いするしかないですね。
では、「はーい」をするゲンちゃんでお別れです。なぜかゲンちゃんを高い高いすると右手を挙げたんですよね・・・。なんでだろう???