ゲンちゃんレクター博士になる

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

ミルクアレルギーのトラブルも乗り越え、順調に体重を増やし始めたゲンちゃん。
このころでは3,000グラムを超えていよいよ退院が見えてきます。
ただ、ゲンちゃんの場合は事情が事情なので入院期間は他の赤ちゃんたちより長いようです。
他の赤ちゃんたちは、恐らく低体重の子がほとんどのようです。
なので、ゲンちゃんは他の子と比べると明らかにデカい!
まさに牢名主、お局さん、江戸川先輩といった感じです。

そんなある日、いつものように妻が面会に行きます。
その時の光景がこれです。

まさに羊たちの沈黙のハンニバル・レクター博士!!!
加えておきますが、このベッド、バインバイン揺れています。さらに、黙らせるための音楽も流れております。
こんなの笑うしかないでしょ!!!

因みになんでこんな格好かというと、大きい病院とはいえ「看護師さんの数 = 赤ちゃんの数」ではありません。
圧倒的に赤ちゃんの数の方が多いのです。
ゲンちゃんGCUにお引越しでもお伝えしましたが、ミルクを欲しがる時間が重なると赤ちゃんたちが大合唱を始めます。
おおよそではありますが、一人の赤ちゃんがミルクを飲み終わるのに20~30分かかります。
その間は、看護師さん一人が赤ちゃん一人とマンツーマンです。
そりゃ何人かは我慢してもらうしかないっすよね。
さらにゲンちゃんはおしゃぶりを口に入れても落としてしまうので、レクター博士スタイルとなっております。

この時中卒お父ちゃんが面会に行っていたら、腹を抱えて笑ってしまったかもしれません。危ない危ない。
笑い転げる父親、冷たい目で見ている看護師さん、揺れるレクター博士、こんな事態になっていたら流石に後日ゲンちゃんにぶっ飛ばされそうなのです!
本当にすいません。

というわけで、次回ゲンちゃん退院するに続きます。

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