大腸内視鏡検査を受けてきたよ!

今回はかわいいかわいいダウン症のゲンちゃんのお話ではありません。齢40オーバーの中卒お父ちゃんが大腸内視鏡検査を受けてきたお話です。
あ、ページを閉じないでください、ね。もしかしたらあなたの身にも起こるかもしれないのですよ。転ばぬ先の杖、備えあれば患いなし、石橋を叩いて渡るです。最後にはかわいいゲンちゃんの写真もありますよ。

皆様健康診断は受けていらっしゃいますでしょうか。
中卒お父ちゃんのところにも、「健康診断受けたほうがいいよー」というお知らせが届きます。
年齢が40歳を超えると何かと体にガタが来ているようです。というわけで、午前中をつぶして健康診断を受けてきたのであります。

結果は・・・・・・はい。便潜血が陽性ということで「近くのクリニックでいいから大腸内視鏡検査受けてきてねー」というありがたい通知をいただきます。
その影響なのか知りませんが、翌日位に意味不明な発疹がお腹のあたりに出たのは内緒です。
この辺りは小心者の本領発揮であります。

内視鏡検査は当然前日からの準備が必要です。
腸の中が汚い状態では、BJ並みの名医でも見落としてしまう可能性が高くなってしまいます。
そこで、前日の食事はクリニックから提供されたおかゆ3食であります。
滅茶苦茶量が少ないうえに20時以降は食事は厳禁、お水とお茶のみの生活に突入です。もちろんお酒も厳禁であります。お酒なしで目覚めると、とってもすっきりするんですね。

当日は16時から検査がスタートなので、11時から下剤を飲み始めます。
下剤と言っても、怪しげな錠剤とかではありません。ペットボトルに入っていたりします。名前はサルプレップ。見た目はただの水です。

こいつを120ミリほど飲み、さらにその倍の水を飲みます。これを4回ほど繰り返すといった感じです。
ところがどっこい、1回飲んでも2回飲んでも全然効きません。こいつ本当に大丈夫か???と1時間ほど経過したところで便意をもようし始めました。
因みにサルプレップの味は、なんだかとってもまずいものを無理やりレモン風味にして飲みやすくしている感じです。表のレモン風味の裏に、禍々しいオーラを感じざるを得ません。

無事腸の中をきれいにしていざ大腸内視鏡検査に挑みます。
まず専用の下着と服に着替えます。
下着はお尻の部分が丸く穴が開いていて、バッチコイ状態です。
看護師さんに見らえたくないなどの羞恥心はごみ箱に捨てましょう。諦めが肝心です。

準備ができたらオペ室的な部屋に移動し、専用のベッドで横向きに寝ます。
麻酔の準備を始めて、ドクターが入ってきて「はじめますよー」という声を聞いたところまでは覚えているのですが・・・麻酔ってすごいですね。一瞬で意識が飛びました。

これで起きたらすべて終了してましたなら楽だったのですが、麻酔の量が足りなかったのか中卒お父ちゃんは20分ほどで目を覚ましてしまったのであります。
気付いたら目の前にモニターがあって、自分のお腹の中とコンニチワです。
ポリープによくわからない青い液体をかけ、ワイヤーのような電気メス(?)で切り取り、飛び出すホチキスのようなヤツを傷口に当て、切除したポリープを回収する、というフルコースを見れたのはかなり面白かったのであります。

ポリープも取ったしこれでめでたしめでたしとなってほしいところなのですが、そうもいきません。翌日から一週間の禁酒、3日間は優しい食事のみ、4日目からも暴飲暴食禁止、運動・筋トレの禁止、とまあ息苦しい生活が始まります。
4日間お酒飲まなかったのっていつ以来でしょうって感じです。え?一週間の禁酒?うん。無理です。

そういえば、朝晩と浣腸をしているゲンちゃんってやっぱりすごいと再確認しました。だってあの当日の朝みたいなやつを毎日やっているってことじゃないっすか。お家に帰った時にゲンちゃん先輩を拝んだ中卒お父ちゃんでした。

それでは、旅行に行ってテンションの上がっているゲンちゃんでお別れです。最近は表情も豊かになってますますかわいいゲンちゃんであります。

ゲンちゃん牛乳アレルギー克服に失敗【2回目】

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

11月なのに夏日を記録したと思えば、急激に気温が下がり朝晩は冬の装備でないとかなり寒く感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。どうも令和ちゃんは物の加減というものを知らないようです。
おかげさまで中卒お父ちゃんもしっかり体調を崩し、布団の中で漫画を読みふける日を過ごしていました。漫画を読むときはたいてい酔っぱらっていてほとんど頭の中に入っていなかったようで、「あ~こんな風につながってたのか~」と楽しいひと時であります。
「同じ漫画で2度おいしい!お得!」なのか「倍以上の時間を無駄にして最悪・・・」なのか、難しいところであります。

そんな激しい気温の変化の中、ゲンちゃんは牛乳アレルギーを克服したのかの検査に挑戦します。「ゲンちゃん牛乳アレルギー克服に失敗【1回目】」のリベンジマッチであります。

とはいえ、もう題名でネタバレしているように今回も克服ならずだったのであります。ただ、今回違った点としては「採血を普通に腕からやろうとした」といった事が挙げられます。
皆様健康診断など受けた時にご経験があるかと思いますが、採血はたいていどちらかの肘部分の内側から行います。
今回ゲンちゃんは腕からやってみようとの提案を受けたのであります。結局はちょうどいい場所が見つからず、前回同様連れ去られての採血となりましたが、次回からは腕からやることになるかもしれません。何だかんだ成長しているゲンちゃんであります。

あともう一点は、前回の記事では3歳までにほとんどの子供が改善するとお伝えしましたが、ダウンちゃんはちょっと違うようであります。ドクター曰く、やはり改善するのもゆっくりな傾向にあるようです。なんと、10歳までかかった子もいるとのことなので、この点も気長に待つしかないようであります。

それでは、クンフーの構えみたいなゲンちゃんでお別れです。ゲンちゃんはプニョプニョしているので、本当にどんな攻撃も受け流すんじゃないかと思っている今日この頃であります。

ゲンちゃんつかまり立ちを試みる

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

先日ある仕事関係の方から、「ブログ読んでるんだけど、あれって中卒お父ちゃんの友達とかの話?」とのご質問をいただきました。
幸か不幸か、中卒お父ちゃんの家族で現在進行形で起きている出来事であります。
決してフィクションでもなければ、他の方の体験談を代筆しているわけでもありません。
純度100%であります。ご安心ください。
まぁ、多少話を盛ったりするのはご容赦いただきたい今日この頃です。
あ、できればそのように思われた方は、ゲンちゃん成長期1話の「【ゲンちゃん成長期】第二子が生まれたよ【はじまるよー】」を是非お読みください。

前回ゲンちゃんがハイハイを始めたとお伝えしましたが、なんと今度はつかまり立ちに挑戦していたりします。
では決定的瞬間をどうぞ。

背中からにじみ出るおっさんオーラ!むっちむちの足!なんで踵をあげているのかよくわからないフラフラの足首!どれをとっても100点満点であります!
そしてその視線の先には、やはり歌のお姉さん!中卒お父ちゃんの嫁曰く、「男の子が全員クレヨンしんちゃんだとは思わなかった」とのことですが、さもありなん。
男の子ってきれいなお姉さんに反応してしまうものなんですよ。これは宿命です。

つかまり立ちに挑戦とは言っていますが、現状では大人が持ち上げてあげないと立つ状態にはなれません。
で、疲れてくるとケツから落っこちてきます。
なので、立たせる時には後ろで受け止めなければなりません。
そういえば、テディベアとかいう一発ギャグありましたね。中卒お父ちゃん的には大好物であります。

この調子で頑張って、年内に支え無しで立てないかなー、とか思っていたりします。まぁ期待はしすぎず、じっくり見ていく所存であります。

では、マットの部品を外して大喜びのゲンちゃんでお別れです。
「なんだそんな事か」と言うなかれ、こんな些細なことでも大喜びできる素晴らしいゲンちゃんライフを満喫しております。

ゲンちゃんハイハイマスターにランクアップする

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

2023年の日本シリーズは、なんと59年ぶりとなる関西ダービーとなりました。
中卒お父ちゃんは昭和の人間よろしくラジオを聴く機会が多いので、どうしてもスポーツニュースの情報が入ってきます。
第1戦は阪神が相手エースを打ち込んで完封勝ちしたら、第2戦はオリックスが完封し、第3戦は9回ギリギリのところで1点差でオリックスが勝ち、第4戦はサヨナラで阪神が勝つという、野球素人の中卒お父ちゃんでも楽しめる展開となっています。
たまにはビール片手に野球場に観戦に行きたい今日この頃であります。

そんな関西の熱気が伝わったのか伝わっていないのか、ゲンちゃんがハイハイを完全にマスターしたのであります。
ゲンちゃん掃除機に反応する」でお伝えしたように、なかなかのスピードで移動をするのですが、ズリバイ状態が続いていました。
それが、療育の効果なのか四つん這いで移動したのであります!
では、決定的瞬間をどうぞ!

どやああああああああああああああああああああああああ!!!!!
いやはや短かったようで長かった日々なのであります。
まぁ、本人はズリバイの方が楽なのか使い分けていたりしますが・・・。

この次は、つかまり立ち、そして歩く、続いて走る、で、ゆくゆくはベンチプレス100キロを軽々とあげるようになるのです!
ムキムキダウンちゃんになって、ボディビル界に殴り込みできる日を夢見て!

それでは、ハロウィンに紅のぶ・・・・飛行士に仮装したゲンちゃんでお別れです。
そういえば、中卒お父ちゃんは紅の豚の主人公の名前は「ポルコ」と覚えていたのですが、「マルコ」という人もいて何でだろうと思っていたりしました。
実は劇中でも両方の名前で呼ばれていたようです。
やっぱり人間の記憶はあいまいなもんなのだなと思う今日この頃であります。

就労継続支援B型の施設を見学に行ったよ

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

最近クマを目撃したり、あるいは襲われて被害を受けてしまうというニュースをよく耳にします。いくら何でも比較的地方の話だろうとお思いになるかと存じますが、なんとまぁ東京でも目撃情報が多数寄せられているようです。ソースはNHKであります。

東京 多摩地域で“クマ”目撃情報相次ぐ 都が注意呼びかけ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231024/k10014235661000.html

これによると、なんてこったい我らが八王子をクマの野郎が侵略してきてやがるのがわかります。大自然あふれる八王子の魅力にひかれるのは分かりますが、さっさとお家に帰っていただきたいのであります。森に帰れ状態です。

原因としてはどんぐりが不作だったと言われていますが、中卒お父ちゃん的にはそれだけじゃないのではとか思っていたりします。根拠は以前記事にした「日本の森林は減少しているのか」でお伝えした通りです。むしろ森林部分が回復しすぎて、クマが里に下りてきやすくなっているのでは?とか思っていたりします。里に下りやすくなってるのにドングリが減ったら、そりゃ人間界の方に移動してくるでしょ、といった感じです。

あ、あと、wikiペディアでクマの事件を調べてみると意外と面白かったりします。クマってやばいほど執念深かったりしますからね。

そんな大自然の中にたたずんでいる「かたくりの家」と「由木工房」に見学に行っていました。こちらは、就労継続支援B型と生活介護の多機能系事業所であります。「就労継続支援B型とはなんぞ???」となりますが、知的な障害などが理由で通常の事業所に雇用されることが困難であり、雇用契約に基づく就労が困難である方に対して、就労の機会や生産活動等の機会の提供、また、その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練・支援を行う事業所及びサービスのことを指します。因みにA型もあり、そちらは雇用契約を結んで最低賃金以上の賃金が支給されます。

見学した施設の就労継続支援B型の業務内容は、

  • 利用者さんの昼食やレストランで出す食事の製造
  • パンの製造
  • レストランとパン屋での接客
  • 近くにある畑での作業

となっています。
利用者の方の希望などを聞いて配置しているとのことでした。ただ、知的の度合いや癖などによってやってもらう業務はある程度制限しているようです。(例:手をなめてしまう方はパンの製造の業務には就けない等)利用者さん達は比較的きびきび動いているように感じた次第であります。

ただ、先程も申し上げたように、「知的な障害などが理由」で就労できないなので、利用者さんはダウン症だけではありません。中卒お父ちゃんが見学したこの施設では、ダウンちゃんが大部分を占めるというわけではありませんでした。職員さんの話では、ダウンちゃんはお話し好きなので、レストランの接客をしているそうです。そのほか、見学した限りではパンの製造をしていたり、厨房でひたすら食材を細かく切っていたりしていたダウンちゃんがいました。

因みにここで日本ダウン症協会が出しているデータを見てみると、成人段階の日中活動は就労支援B型が50.5%、生活介護が29.9%となっています。

https://www.jdss.or.jp/project/images/04/20230131report.pdf

生活介護とは何ぞ?となりますが、これは、通常の状態でも介護が必要な方向けの施設となります。

業務内容は

  • チラシの折り込み
  • チラシのポスティング
  • アクセサリーのラッピング
  • 公園清掃

等々となっています。もちろん職員さんが付き添う形で業務を行います。部屋の中での作業を見させてもらったのですが、何だか明るく元気に楽しんでいらっしゃるご様子でした。

ではここで気になる給与の件なのですが、いずれの施設も基本的に時給制となります。残念ながら最低時給とはいかないようで、月で17,000円ほどとのことです。「え?少なすぎじゃね?」と思われるかもしれませんが、これが現状の現実でありますので受け入れざるを得ません。

あ、因みに就労はかなり自由な形となっていて、遅刻、欠勤は全く問題になりません。利用者さんが通勤中に気になることがあって、ふら~~~~とそっちに行ってしまって来ない、なんてことも日常茶飯事なようです。この部分も月の給与が少なくなってしまう一因ともいえるかもしれません。

こちらの施設にいらっしゃる利用者さんは、明るくのびのびと作業されているように感じた次第であります。職員さんにどんな方がうまくいくのかと聞いたところ、「余暇のすごし方がとても大切。」とのことでした。余暇を楽しくすごしている方は落ち着いて作業ができているそうです。

まぁ・・・そりゃそうだよね、とも思うのです。なんの楽しみもなければ、健常者だって滅入っちゃいますしね。

そんなかたくりの家&由木工房ですが、令和5年11月11日11時~「フェスタかたかご2023」を開催するそうです。曰く、

「2019年以来、久々のフェスタ開催!かたくりのみんな、街のみんな、こどももおとなもみんなで、アート・おんがく・おいしいものやたのしいことでいっしょに盛り上がろう!」

フェスタかたかご
令和5年11月11日11:00~15:00
社会福祉法人由木かたくりの会
〒192-0355東京都八王子市堀之内1236-8
お問い合わせ042-674-0520(法人本部)
フェスタかたかご2023実行委員

とのことです。で、チラシがこんな感じです。

以前チラシのQRコードを読み取ったら、かたくりの会のサイトが表示されたのですが「フェスタかたかご2023」の情報は全く掲載されていなくて「客集める気あんのかい!!!!」と思っていたのですが、今日確認したら情報が掲載されていました。いやー良かった良かった。是非クマ対策を万全に整え、ご参加ください。

フェスタかたかご2023

では、窓からの薄日に目を細めるゲンちゃんでお別れです。ゲンちゃんがパン作りに精を出せる日を祈る今日この頃であります。

ゲンちゃんミルクを再開する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

一時は体重が減少傾向に傾いたゲンちゃん、今現状では増加傾向、右肩上がり、業績回復状態です。「ゲンちゃん体重が減少する」では食事の間におやつをあげるようにしているとお伝えしましたが、ここは親側の都合というか、なかなかめんどくさくてあげるのを忘れてしまうのであります。ではどうするかというと、まずおかゆの量を増やします。加えて、ミルクを160~200ミリリットルほど与えてみます。もちろんミルクアレルギーのゲンちゃんは通常のミルクは飲めません。そこで、「赤ちゃんがゲボォ!と吐き出すミルクアレルギー用ミルク」を飲ませることになるのですが、ここで救世主が登場です。何と「ミルクアレルギー用なのに美味しいミルク」が存在したのであります。その名も「ボンラクト」!!!

あの「動物さんにあげる草的な香ばしい香り」がするミルクアレルギー用ミルクとは段違いです。甘みもあって「これ普通においしいミルクじゃん」といった感じです。中卒お父ちゃんの妻もおいしさに太鼓判を押しています。味盲の中卒お父ちゃんの意見ではないことが重要ポイントです。

というわけで、就寝前のゲンちゃんに与えてみます。すると、なんということでしょう!今まで見たこともない勢いでゴキュゴキュ飲むではありませんか!あまりにも一気に飲もうとするので哺乳瓶を口から離すのですが、「なぜやめる!!!」という表情で怒りを表現します。ついでに「飲ませろ!!!」とばかりに体を起き上がらせようとするので効果てきめんです。・・・・今まで「動物さんにあげる草的な香ばしい香り」に耐えてくれてありがとうゲンちゃん、これからはおいしいミルクをあげるからね。

ものすごい勢いで飲むからなのか、飲み終わったときはお腹がパンパンです。大満足で眠りにつくゲンちゃんなのでした。
あ、決して和光堂の回し者じゃないですよ、念のために。

というわけで、ふてぶてしいゲンちゃんでお別れです。中卒お父ちゃん的にはかなりツボな表情なのですが、妻からは「あんた本当にその写真好きだよね~(意訳:こいつの美的センスやばいな・・・)」と言われます。この表情の良さがわからないとは、まだまだ修行が足りないのであります。

ゲンちゃんボールプールにダイブする

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

急に気温が下がったりと体調を崩しそうな気候が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。かなり暑がりな中卒お父ちゃん的には心地いい気候で、夜のお散歩がはかどっております。ただ、ここで調子に乗りすぎると風邪をひいてダウンしてしまうので、何かしら羽織るようにしています。あの冷たさが気持ちいいのですが、ここは体調重視です。

ゲンちゃんの住んでいる八王子は自然豊かな良いところであります。西側は高尾山をはじめとした山々が連なり、春にばらまかれる花粉の震源地となっています。車を少し走らせれば田園風景が広がり、広大な空き地や森がそこかしこにございます。え?それを田舎って言うんだだって?馬鹿言っちゃいけない!大都会八王子を貶すような言動は厳に慎んでいただきたい!まぁ・・・少なくとも中卒お父ちゃんが死ぬまでは立川様には勝つことはないでしょうが・・・。
そんな大自然広がる八王子ならば遊び場に事欠きませんが、まだまだズリバイ状態のゲンちゃんはそうはいきません。室内の遊び場でストレス発散です。そんなゲンちゃんですが、この度ボールプールを堪能してきました。とはいえ、まだ立ち上がることもできないゲンちゃんです。中卒お父ちゃんにボールプールに突っ込まれ、フリーズです。縦横無尽に走り回るお姉ちゃんやほかのお友達たちを見て「一体ここはどこで、何をすればいいんだ???」状態です。特に泣いたり怖がったりはしないのですが、これと言って楽しんでもいない様子で若干拍子抜けです。まぁ、環境に慣れるまでどうしても時間がかかりますしね。後半になってボールをつかもうとしたりとちょっとは楽しんでいただけたようです。

ただ、ボールプールを出て柔らかいマットの上に移動させたら水を得た魚のようにズリバイで大移動を開始です。流石、療育などで「柔らかいマットの上」に慣れているだけあります。全く戸惑う様子がないゲンちゃんに、中卒お父ちゃんも一安心です。ニコニコ笑ってくれたので、本人も楽しんでくれたことでしょう。一応前回上げた画像を再アップです。

ゲンちゃんも歩けるようになったら、山や川や公園に連れていければなと思っております。そういえばそのたびに今回みたいにフリーズするのかな・・・・。まぁそれはそれとして。

では、ハロウィンが近づいてきて大人のおもちゃ状態にされているゲンちゃんでお別れです。ところで、中卒お父ちゃんの小さい頃はハロウィンのハの字も出てこなかったと記憶しているのですが、いつからこんなに世間に浸透したんですかね?

ゲンちゃん眼科を受診する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

鎖肛のため朝と夕方に浣腸で一気に便を出すゲンちゃん、基本的に朝の浣腸の担当は中卒お父ちゃんです。恐らく、全人類の中でも人に浣腸をした回数ではそこそこの上位にランクインできていると思っています。ただ、鎖肛を乗越えた諸先輩方には遠く及ばないので、これからも精進してまいります。

ゲンちゃん心臓の穴がふさがる」でもお伝えしたように、ゲンちゃんはかなり強い乱視のようです。恐らく3~4歳くらいにはメガネっ子ゲンちゃんに変身します。メガネ萌え属性の方々の心をわしづかみしに行く気満々です。
というわけで、ゲンちゃんの故郷ともいえる病院の眼科を受診します。ところが、この眼科は恐らく病院内でも指折りの混雑状態だったりします。以前受診したアレルギー科は10分程度しか待たなかったのに対して、眼科は受付時点で「30分はずれ込みます」と念を押されます。というわけで、受付を終えたゲンちゃんと病院内を探検です。
で、結局呼ばれたのは予約時間を50分ほど過ぎたときだったりします。ただし、その時行われるのは視力検査で、その後に医師の診察が待っていたりします。まぁ何だかんだで家を出たのが9:30前後、帰ったのが14:00前後とそれなりのイベントになってしまいます。
ではなぜ眼科がそんなに混むのかなのですが、中卒お父ちゃん的には、これは「検査がなかなか進められない」ということのように思っていたりします。先に上げた視力検査にしたって、赤ちゃんたちはそんなにスムーズに進めてくれるはずがありません。看護師さんたちも、赤ちゃんの気を引くおもちゃを片手に奮闘されていました。あ、ドクターもおもちゃ持ってたな・・・。
とまぁそれぐらい気を引くのに時間がかかるうえに、泣き出したり、昼寝をし始めたりと何かと時間がかかるトラップがそこかしこに潜んでいるようです。
一方ゲンちゃんですが、泣き出すこともせずかなりスムーズに受診してくれました。昼寝も視力検査から医師の診察の間に済ましたりと、あの中では優秀ダウンちゃんだったと自負しております。今後の検査もスムーズだといいんだけどなー。メガネっ子ゲンちゃんに進化した際はまた改めてご報告させていただきます。

では、室内の遊び場でご満悦のゲンちゃんでお別れです。次回は「ゲンちゃんボールプールにダイブする」をお伝えいたします。

 

ゲンちゃん歌のお姉さん(?)に入れ込む

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

最近、外の世界に興味津々なゲンちゃん、眠ることを断固拒否したりしています。ベビーカーで外出するのですが、ゲンちゃんの前にあるストッパー的な棒を支えに外界を観察されます。背もたれに寄り掛かることなく前向きに観察するその姿に感動を覚える今日この頃です。
ただ、眠気に襲われるとなんだかおかしいことになります。ストッパー的な棒に垂れ下がるような感じで寝始めてしまいます。もちろん、中卒お父ちゃんから見たらなんだか痛そうなのでリクライニングを最大限にして寝かせてあげます。ところがどっこい、しばらくするとまたストッパーに垂れ下がった状態になっていたりします。いや、いつ起きたんだよお前・・・。というか、その外界への執念には敬服の念を禁じえません。
一方、面白がって撮影している中卒お父ちゃんは、世間様から冷たい目で見られたりします。まぁそりゃそうですよね、ストッパーに垂れ下がっている赤ちゃんをにやにやしながら撮影してるんですしね。

そんなゲンちゃんですが、大好きなYoutubeチャンネルが判明しました。二人のお姉さんがひたすらみんなの歌的な歌を歌っているのですが、マジでかぶりついてきます。ゲンちゃんのトレーニング用のマットなんざ何のその、とんでもないスピードで乗り越えてきます。これを使えばそこそこのトレーニングにはなるのではと思っております。では、大興奮のゲンちゃんをお見せします。

・・・・・どっからどう見ても、若い女性に大興奮するおっさんであります。諸事情で動画はとれなかったのですが、本当に大興奮して腕をぶんぶん振っていました。オタ芸をマスターするのも時間の問題かもしれません。まぁ・・・・・それだけ動ければ中卒お父ちゃんとしては大満足ではあります。

それにしても本当に女の人が大好きなゲンちゃんであります。

因みに、ゲンちゃんの大好きなチャンネルなのですが、再生回数が数千万回だったりします。比較的時間が長く特に害のなさそうなお歌を歌っていることが子育て世代に受けているのでしょうか。ニーズの掴み方がえげつないのであります。

ゲンちゃん愛の手帳を手に入れる

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

2023年はそれまでのコロナ野郎のうっ憤を晴らすように各地で祭りが開催されました。子供と参加するご家族の場合、お子様に「〇〇すくい」系の出店に連行され思いっきり駄々をこねられたりするのではないでしょうか。中卒お父ちゃん家も例外ではなく、この度金魚ちゃんが2匹お家にやってきました。金魚を無事育てるコツとしては、下記のような事項が挙げられます。

  1. 金魚すくいはお祭りから帰る直前にする
  2. なるべく揺らしたりせず、ストレスを与えないように持ち帰る
  3. カルキ抜きをした水を水槽に入れ、その中に金魚の入った袋を浮かべるように入れる(水槽の水と持って帰った水の温度を合わせる)
  4. エサは3~5日くらい与えなくていい。
  5. 困ったらとりあえず絶食させる

金魚ちゃんは元々胃腸がとっても弱いそうです。そのため、家に連れ帰られ滅茶苦茶ストレスがたまった状態でエサを与えると、胃腸炎などの原因になってしまうそうです。むしろ何か困ったらとりあえず絶食させた方がいいとのことでした。
最初は娘に頼まれて飼い始めた金魚ちゃんですが、今では中卒お父ちゃんが金魚ちゃんにハマってきていたりします。子供がいる家庭あるあるのように思っていたりします。

金魚ちゃんの存在に気が付いているのかいないのか分からないゲンちゃんですが、この度愛の手帳を手に入れました。「愛の手帳って何?モテモテになったりするの?」等とおっしゃってはいけません。「愛の手帳」とは、東京都愛の手帳交付要綱に基づき、知的障害者(児)の保護及び自立更生の援助を図るとともに、知的障害者(児)に対する社会の理解と協力を深めるために交付し、知的障害者の福祉の増進に資することを目的としており、障害の程度によって、1度から4度に区分されます。はい。文章は思いっきりコピペです。

ここからだよ

取得するには、児童相談所に行って職員さんからのヒアリングがあります。なんだか児童相談所なんて聞くと物々しいものを想像してしまいそうですが、職員さんは滅茶苦茶優しい人だったようです。中卒お父ちゃんの妻によると、現状ゲンちゃんができることなどをヒアリングされたとのことです。その中で「鏡を見たらどういう反応をするか」というものがあったそうです。中卒お父ちゃんの妻も進んでゲンちゃんに鏡を見せたことがないので、どんな反応をするのか分かりません。正直にわからないと伝えると「ならばこの場でやってみましょう!」となり、ゲンちゃんは鏡とご対面であります。初めてではないのですが、少しびっくりしたような表情になるゲンちゃん、それを見て大盛り上がりの中卒お父ちゃんの妻と妙齢の職員さん。なんだか微笑ましいのですが、「それで等級が本当にわかるのか?」という疑問はひとまずわきに置いておきましょう。

というわけで、晴れて知的障害3度の称号を手に入れたゲンちゃんであります。因みに1度が一番重度で4度が軽度となります。そんな区分のことなんて全く知らなかった中卒お父ちゃんは、妻から「3度だ」と聞いたのですが、「それはどっちよりなんだ???」状態になってしまいました。松竹梅ってどっちが上か分からないですよね。次回はゲンちゃんが3歳の時に審査されるようです。

それでは、親子の写真でお別れです。ゲンちゃんの写真ばかりあげて、中卒お父ちゃんの写真を上げていないことはフェアではないと思った今日この頃なのであります。