中卒お父ちゃんの情報源は主にラジオ等の音声コンテンツだったりします。
移動中とかイヤホンで聞けるので、時間を有効活用できるのではとか思っていたりします。
ただそうすると、どうしても中卒ではよくわからない単語だったりがかなり出てくるのです。
で、まずはよく耳にするGDPなるものについてご説明したいと思います。はい。記憶に定着させるためのブログ記事ですね。これ。
GDPとはGross Domestic Productの略語であります。それぞれ、
Gross=「全体の」とか「総体の」みたいな意味
Domestic=「国内の」とか「家庭内の」みたいな意味
Product=「工業生産物」とか「製品」みたいな意味。「結果」や「成果」という意味もある
で、「国内総生産」と呼ばれております。
もちろん中卒にそんな言い方しても理解できないので、「お国の中で作った全体の成果」みたいな感じでとらえてみます。
実際には、「一定期間に国内に産み出された付加価値の合計」とのことです。
ゲンちゃんのシリアルを作っている工場(もちろん架空)を例にして考えます。
シリアルを売った金額から中間投入額 (原材料、光熱燃料、間接費等) を引いた金額がGDPとなります。
このGDPが拡大すれば経済成長率がプラスになると考えるようです(一部例外あり)。
ここまではまぁ分かる。うん。ただ、このGDPなるものに「名目GDP」と「実質GDP」というものがあるのです。
まず名目GDPですが、GDPをその時の市場価格で評価したものだそうです。
中卒的に言えば、「特に変な計算もしないで、その時の使った金額をそのまま出している」となります。
では、実質GDPは何かというと、名目GDPから物価の変動による影響を差し引いたものとのことです。
中卒的に言えば、「ある時を基準にして、そのものが高くなっていたらその時の基準の値段に直して計算する」となります。
これだけだとよく分からんので、先程のシリアル工場に再登場していただきます。
ゲンちゃんのシリアル一袋を300円として、1年間の間に1万袋作ってすべて売ったとします。
すると名目GDP、実質GDPともに300万円となります。
次の年に、シリアル工場は調子に乗って一袋360円に値上げをします。
さらにゲンちゃんの胃袋の巨大化によって1年間で1万2千袋売れたとします。
すると名目GDPは432万円となります。
ところが実質GDPは価格の変動を差し引くので次のような式になります。
(一袋360円をもとの300円にするよ)×1万2千=360万円
実質GDPは360万円となるのであります。
経済成長を見たい場合は、物価の影響を少なくした実質GDPを使うことが多いようです。
とまぁこんな感じに自分の勉強も兼ねたブログをちょくちょく更新しようかと思っております。
どうか間違った箇所があれば、ガンガン突っ込みを入れていただけると嬉しい限りであります。