特殊詐欺には気を付けよう

皆様こんにちわ。今年の夏は半端なく暑いと感じていたのですが、なんと東京の8月は全て30度を超える真夏日だったそうです。というか、30度と聞くと「お、今日は涼しいのか」なんて思ってしまったりしています。何とか差し引きで9月は20度代前半くらいの心地いい日が続かないかな~。ここは令和ちゃんの腕の見せ所であります。

今回は特殊詐欺についてお話できればと思っております。なんでまたそんなことをとお思いかもしれません。実は「え?こんな事までできるの?」というニュースがあったからなのです。加えて、中卒お父ちゃんは自己防衛の意味も込めてこの手の話が好きだったりします。残念ながら中卒お父ちゃんが特殊詐欺に引っかかった話ではありません。

電話番号を偽装できるようになっている???

産経新聞に「実在の警察署番号表示 特殊詐欺「新手口」か、警視庁が警戒」という記事がありました。記事内の被害者は幸運にも被害は出なかったのですが、実際の神奈川県警の電話番号から携帯電話に連絡があったそうです。被害者は電話に出ることができず、折り返したところ神奈川県警につながりました。ところがどっこい、神奈川県警からこの被害者に電話した記録は一切なかったというのです。

北海道では実在する警察署の番号を使って被害が出ているそうです。ということは、この手口はそこそこ出回っていることが考えられます。中卒お父ちゃんはたとえ「0110」の番号からかかってきてもその場で出ず後で折り返すようにして、忘却の彼方に消し去ろうと心に誓っております。

懸賞金名目で口座情報をゲット!

ある日SNSで「フォローとRTしてくれたら抽選で5,000円プレゼント!!!」という投稿が出てきたら、皆様はどうされるでしょうか。「え?それだけ?やるやる~」と中卒お父ちゃんのようにホイホイつられないようにしてください。地獄への入り口の可能性があるのです。手口としてはこんな感じです。だます方目線で記述いたします。

  1. ホイホイつれた子羊ちゃんに「おめでとうございます!当選いたしました!懸賞金を振り込みたいので、口座情報を教えてください!」と送る
  2. 送られてきた口座に実際に5,000円を振り込む(ここで子羊ちゃんを信用させる)
  3. 子羊ちゃんに「今度は3万円の抽選会をやるよ!前回当選されたラッキーな方だけの大チャンス!」と送る
  4. 2.ですっかり信用している子羊ちゃんはホイホイ参加する
  5. 振り込め詐欺などの振込口座に子羊ちゃんの口座を指定する
  6. 3万円のところが〇百万円も振り込まれて子羊ちゃんびっくり
  7. 子羊ちゃんに「申し訳ない。金額を誤って振り込んでしまいました。差額分は返金してもらえますか?ご迷惑をおかけしたので特別2万円上乗せして5万円差し上げます」と伝え、子羊ちゃんから現金で受け取る
  8. 子羊ちゃんは振り込め詐欺の共犯者として捕まる(でも子羊ちゃんは何も知らないので、芋づる式に捕まることはない)

もうお分かりかと思いますが、わざわざ現金で受け取るのはそこで足が付かないようにしているのでしょう。中卒お父ちゃんは最初の5,000円だけねこばばするよう、日々の鍛錬を怠らないようにします。因みに元ネタは「HASSYADAI SOCIAL」という団体が作った「騙されない為の教科書」です。無料で読めるのでお暇なときにでもどうぞ。

犯罪組織も分業が基本?

振り込め詐欺の報道が日々流れているので、皆様も「受け子」「かけ子」「出し子」などの用語を耳にしたことがあるかと思います。因みに「受け子」は被害者からお金などの金品を受け取る人、「かけ子」は電話などで被害者をだます人、「出し子」は被害者から振り込まれたお金を引き出す人です。このうち何といってもリスクが高いのが「受け子」だと言えます。何といっても被害者に実際に会うのですから、会った時にはお巡りさんに囲まれてあえなくお縄になる可能性大であります。そんなハイリスクな役割は誰もやりたがらないと考えられます。

そこで出てきたのが、「受け子」を専用にリクルートする組織です。もちろん「受け子募集!逮捕される可能性はあるけど高収入!人生一発逆転であなたもハッピー!」なんて言われて応募する人はいません。なので、「重要書類の配達業務」といった名目で募集を行っているようです。何と面接等も行っているというからびっくりです(面接は子羊ちゃんの個人情報を握る目的もあるようです)。ただし、組織側の人間からは書類など一切渡されないそうです。なぜなら、書類についた指紋から足が付く可能性があるからです。因みに募集媒体はネットの地元向けの掲示板等が利用されているようです。後で出すソースでは、皆様も一度は耳にしたであろうサイト名が挙げられています。

で、このリクルートする組織と実際に電話をかける「かけ子」組織が全く別なのだそうです。これはもちろん足が付きづらくしていることが考えられます。さらに分業をすることでの効率アップも狙っているのでしょう。「浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」という言葉が思い出されます。中卒お父ちゃんは求人募集に頼らないように、不労所得で生活するべく天に向かって拝み続けたいと思います。

あ、ソースはカンニング竹山さんのYoutube番組だったりします。ソースが怪しいと言われたらそれまでなのですが、元特殊詐欺グループリーダーの話とかもあってなかなか面白いのです。

 

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