ゲンちゃんテーブル踏破に成功する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

ゲンちゃんはダウン症の影響なのか、体調を崩しがちだったりします。
そのため、よく体温を測るのですが、これが一筋縄にはいかなかったりします。
まず、左右のわきで体温が1度くらい変わります。
片方は36.8度なのに、もう片方は37.8度だったなんてことがしょっちゅう起こります。
さらに、体温の調整が苦手なのか、お日様に当たっていると体温が上がったりします。ほんのちょっとくらいならばいいのですが、平気で38度台とかたたき出します。
ゲンちゃん変温動物説がささやかれている原因でもあります。

そんなゲンちゃんも順調に成長しております。
何と、「テーブルによじ登る」のスキルを手に入れたのであります!
いやそれは立った後にやることでは?という感じですが、本当です。
中卒お父ちゃんとお姉ちゃんの前で何度もやるもんだから、ばっちり撮影に成功いたしました。

どうですか!!!いや本当にすごくないですか?上った後のどや顔も一級品ではないでしょうか。

中卒お父ちゃん的には、ここですよ!

このピーーーーーーーーーンと伸びた短いアンヨがもうたまりません!ちょうどオムツだけだったのが幸運をもたらしてくれました。

この時、ちょうど浣腸をした後だったので、普段は発揮されない潜在能力が表に出たのかもしれませんが、やったぜゲンちゃん!
これは2歳までに歩けるコースも見えてきたかもしれません!
今後のゲンちゃんの成長に乞うご期待!

それでは、中卒お父ちゃんの妻が書いたゲンちゃんでお別れです。
妻の画力には時々驚かされるのであります。

舌下免疫療法を受けてきたよ【1年目】

春のような陽気になったと思ったら、気温急降下で冬に逆戻りといった日が続いております。
「三寒四温なんて言うよねー」と思って調べてみたら、2月下旬から3月初旬に用いられることが多いそうです。
一応季節通りなのでしょうか。個人的には3月中旬くらいからのことを指していると思い込んでいたので、「異常気象じゃー!地球の悲鳴がー!」と言ってやろうと目論んでいたのが肩透かしを食らってしまいました。

で、春と言えばあいつですよ。口にするのもはばかられるあの野郎です!そう、「スギ花粉」の季節であります。
中卒お父ちゃんはこれまで「私は花粉症ではない。目がかゆいし、くしゃみが止まらないし、鼻水も出てくるけど花粉症じゃない!」という精神論で戦ってきたのですが、令和の時代に精神論は通じなかったようです。

というわけで、スギ花粉克服のため舌下免疫療法を開始した次第です。
舌下免疫療法とは何ぞ、となるかと思いますが、要するに毎日毎日治療薬を舌の下で溶けるまで待つという治療です。
スギ花粉のアレルゲンを含む薬を毎日おいしく頂きます。
あのにっくき杉野郎を毎日思い出さなければならないのは遺憾でありますが、ここはぐっと我慢です。

治療を開始するには、舌下免疫療法を行っている病院に行きます。
まずはアレルギーの検査であります。
血液検査で行うのですが、中卒お父ちゃんの場合はスギ花粉の項目がブッチギリで引っ掛かっていました。
科学が風評(精神論)をなぎ倒した状態です。すがすがしい気分であります。
因みに開始時期はスギ花粉が収まった5月中旬以降となります。

次に、まずは弱い薬を舌の下に入れます。
はじめは急にショック状態になることもあるということで、院内でしばらく時間を過ごします。
で、問題がなければお薬をもらって、先ほど言ったように毎日の服薬となります。
基本的には一か月分の薬しか出ないので、月に一回はクリニックに行くことになります。
ただ、問題がなければほぼほぼする事がないので、中卒お父ちゃんが通っているクリニックでは優先的に呼び出してくれます。
これは聞いた話なのですが、問題がなければ薬を渡されるだけというクリニックもあるようです。院内処方をしているクリニックがねらい目かもしれません。

さて、気になるところは「本当に治るのか」であります。
ここがなかなかギャンブル的な要素があり、約80%の人は改善するそうです。
内訳は20%が完治で60%が改善したといった感じです。
そう、勘のいい方はお気づきでしょう、20%は変化なし、つまり杉野郎の猛攻が収まらないのであります。
「5分の1なんて引かねぇよwww」とおっしゃるかもしれませんが、結構引きますよ。経験的にもまぁまぁ高いなと言った感じです。

加えて、効果が出るのは「2年目以降」が多いそうです。
つまり、1年目は杉野郎の暴挙を許さなければならない可能性が高いのです。
これは事前に知っておかないと、ショックを受けてしまって挫折というコースに行ってしまいそうです。

では、中卒お父ちゃんはどうだったかというと、一応今のところ花粉の気配を感じなくなっております。多少くしゃみは出ましたが、許容範囲であります。
同じく花粉症の中卒お父ちゃんの妻がくしゃみで苦しんでいる横で平然とできたので・・・・・これ・・・・・効果出ちゃった????ぐへっへへっへへっへっへhっへへっへ

とはいえ、まだ杉野郎の季節が始まったばかりなので油断は禁物です。
こちらに関しては、5月くらいにまた改めてご報告したいと思っております。

 

ゲンちゃんグータラの称号を正式に授与される

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

最近の気候のせいか、鼻やのどを痛める方が多いようです。
そんな中、ゲンちゃんは絶賛鼻風邪中です。
滝のように流れ出る黄色い鼻水をこまめに鼻吸い機で吸い取ります。

これは経験談なのですが、もし鼻吸い機の購入を検討されている方がいらっしゃったら、少し高くても良い物を買うことをお勧めします。
決してハンディタイプの吸引力の弱い奴は買ってはなりません。
なかなか鼻水が吸えなくて、赤ちゃんのストレスも倍増してしまいます。
強力なヤツで鼻かぜと戦うことを推奨いたします。

そんなゲンちゃんですが、この度、正式にグータラの称号を手に入れました。
ゲンちゃんは週に1回療育に通っております。療育については、「ゲンちゃんの療育メニュー紹介【1歳2か月時点】」と「ゲンちゃん療育センターでちやほやされる」をご覧ください。
そこでは理学療法士さんがゲンちゃんの運動発達を手伝ってもらえるのですが、その理学療法士さん直々に「やったら出来るけど疲れることはしない子」との評価をいただきました。
いや本当にそうなんですよ。
何か興味のある物や映像などがあれば立ち上がったりするのですが、基本はグータラ状態です。
少しでも疲れることをすると、理学療法士さんやお母ちゃんに甘えます。
間違いなく立ち上がる力はついているのですが、如何せんやる気が付いてきていないのです。

というわけで、「歩く喜びを覚えさせよう」となり、歩行器ゲンちゃんの爆誕です。
まだ慣れない歩行器で歩き回るのですが、ちゃんと喜んでくれているのか不明です。
一応目標としては2歳までに歩くことを目指してはいるのですが、なかなか上手くいきそうにない現状に、「人生ってそうそう上手くいかないよね💛」と再確認させていただく今日この頃です。

それでは、歩行器ゲンちゃんでお別れです。がんばれゲンちゃん!グータラなのはしょうがないが、君はできる子だ!たぶん!

 

ゲンちゃんごはんの増量を要求する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

2024年2月5日、関東地方は大雪に見舞われました。
ゲンちゃんが住んでいる八王子も例外なく雪が降り積もり、一面真っ白な世界に早変わりしていました。
中卒お父ちゃん的には「まじかよ!子供の送迎に自転車使えないじゃん!ガッデム」と、雪が降ったら心を躍らせる幼心のかけらもない、汚い大人の現実感といった感じです。
数日間は送迎に支障をきたすことを覚悟していたのですが、比較的気温が高かったのか、翌日の夜には道路は自転車を使っても全く問題ない状態になっていました。
流石大都会八王子であります。東京なのに雪に強いんだぜ!

体温調整が苦手なゲンちゃんは雪の日はもちろんお家から出ませんが、最近ある要求を頻繁にするようになりました。
そう、「ごはんが足りないんだ!!!」アピールです。
元々ゲンちゃんはよく食べるのですが、ごはんを食べ終わっても特に騒ぐことはありませんでした。
ところがどっこい、最近は食事が終わるとこの世の終わりかのように泣き叫ぶのであります。
そしてその視線の先には・・・和光堂の「はじめてのシリアル」!

シリアルを取ってあげると、ぴたっと嗚咽が止まります。
まだうまくシリアルを噛めないゲンちゃんには、3分の1程度に割ってあげるのですが、おいしそうに食べるんですよ!
おすすめは、わざと食べづらい口の先の方にシリアルを置く方法です。
口の中にくっついたシリアルを取るためなのか、口をすぼめるゲンちゃんはごはん10杯はいけます。
いや本当にかわいいんです。
あ、シリアルが足りないと嗚咽アンド椅子をがたがた揺らす攻撃が再発します。
いつか椅子ごと倒れるんじゃないかと心配であります。
ほどほどのところでシリアルの袋をゲンちゃんの視界から隠すことをお勧めします。

そういえば、「あれ?和光堂ってどっかで聞いたな。」と思ったら、おいしいミルクアレルギー用ミルクの「ボンラクト」を販売しているところではないですか。
ボンラクトについては、「ゲンちゃんミルクを再開する」をご覧ください。
いや本当に和光堂の回し者じゃないんですがね。本当にお世話になっております。

それでは、何だか軽いノリであいさつしているみたいなゲンちゃんでお別れです。自己主張をするようになって、さらなる成長が楽しみなのであります。