2022年4月26日、通称「良いふろの日」中卒お父ちゃんに第二子が生まれたのであります。
体重は2700グラム、生まれた瞬間に大泣きしながらおしっこをするという荒業を披露した男の子であります。
妻も無事で本当によかったよかったという感じであります。
昨今のご時世から出産には立ち会うことができませんでしたが、スマホで撮影された動画が速攻で届くというテクノロジーの進化を感じた次第であります。
娘と動画を見て「すっげー!!!」とか言って大盛り上がりだったのです。
ただ、この時誰一人として気付いていなかったのです、そう、生まれた赤ちゃん(ゲンちゃん)がダウン症だということに。
[outline]
ダウン症とは
では、そもそもダウン症とはどのような病気(病気と呼んでよいのか???という感じもしますが)なのでしょうか。
人間はDNAといういわゆる設計図の様な物をもっております。
このDNAが糸状になり折りたたまれて凝縮したものが染色体です。
その染色体は基本的には対になっており、23対で46本の染色体が含まれているのです。
染色体は大きさが異なり、大きい順に並べて1番、2番、3番と続き、22番まで続きます。
あれ?1対足りなくね?と思われた方、その通りです。最後の1対は人間の性別を決定する性染色体1対です。
この21番目の染色体が、本来ならば対で2本の染色体なのに対して、ダウン症は3本の染色体を有しているのです。
この遺伝子的な違いにより、様々な違いが出てきてしまうのです。
では、どのような違いが出るのか。
基本的には、成長がゆっくりになります。
具体的には、通常1歳前後で赤ちゃんは歩き始めますが、それが2歳ぐらいといった感じです。
言語の習得も比較的時間がかかる傾向にある、また、数学的なことは苦手な傾向があるようです。
知能指数は成長しても25~50程度とされています。
小さい頃は病気になると重症化する可能性が高いので、注意が必要です。
また、言葉を選ばなければ、ダウン症は奇形の一種に分類されるため、心臓や消化器系に異常がある場合があります。
寿命に関しては、昔は20歳前後だったそうですが、昨今は医療技術も進み(というより偏見的なものがなくなってきたからかもしれません)60歳前後まで生きられるようです。
ただ、それ以外はいたって普通の人間と同じだそうです。
最近だとしっかりと自立し仕事等をしている方々も多いようです。
中卒お父ちゃん的には、「まぁ成人した人でも掛け算がおぼつかなかったり、分数できない人なんていっぱいいたしな」とか思っています。
ゲンちゃんはどうだったのか
まだ1ヶ月もたっていないのですが、ゲンちゃんはどうだったかというと、鎖肛でした。
What is 鎖肛. といった感じでしょうが、これは、大腸が肛門までつながっていない病気です。
つまり、大便が出ないのです。なんてこったい!!!赤ちゃんと言えばうんこ製造機!これでは製造できても出荷ができないではないか!
因みに、大腸の先が閉じている状態になっているので、うんことガスで腸がパンパンの状態になります。
というわけで、生まれた次の日には人工肛門をつなげる手術をすることになりました。いやはや波乱万丈ですね。
中卒お父ちゃん的にどうだったのか
では、中卒お父ちゃん的にどうだったのか。
実は「ふーん」程度だったのです。おそらく現実に気付いていないだけなのでしょうが、まぁそういうこともあるよねと言った感じです。
むしろ「肛門が無い!」と言われ、「いやいやダウン症云々の前にけつを何とかしろや!!!」というのが最初の感想です。
後で確率を調べたときに、「大花火の1で拾ったメダルを使って1回転でBIGを引く確率より低い。チャンスは1回だけ。」とわかり、なかなかの物持っているなと思っております。
妻に関しては、最初はかなり狼狽えていたようですが、旦那があまりにもいつもと変わらずへらへらしているので、なんだか馬鹿馬鹿しくなってきたようです。
いまでは、「Instagramでも始めるか。」と言っております。中卒お父ちゃん的にはこっちの成長の方に涙がちょちょぎれるのです。
中卒お父ちゃんも、ゲンちゃん成長期として定期的にブログを書こうかと思っております。
というのも、人間の記憶というものはとてもあいまいだと実感しているからであります。
後日読み返して、笑い話にできればなとか思っております。
“【ゲンちゃん成長期】第二子が生まれたよ【はじまるよー】” への2件の返信