ゲンちゃん鏡の世界に翻弄される

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

本日2024年3月8日に、3月にしては珍しく東京に雪が降りました。
大都会八王子でも建物の屋根や車にうっすらと雪が積もったのであります。
ただ、そこまで大雪というわけではなかったので、夕方にはほぼ溶けてしまったようです。

ところで中卒お父ちゃんの母親は新潟出身なのですが、東京で降る雪を見るたびに「こんなのはボタ雪で大したことはない!」と意味の分からないマウントを取っていました。
今思い出してみると、「奴は雪四天王の中でも最弱!」的な意味だったのでしょうか。
どうか勇者様御一行の旅の邪魔をしないように願うばかりです。

そんなファンタジーの世界ではないのですが、ゲンちゃんの遊びのレベルも確実にアップしております。
中卒お父ちゃんの妻が色々と試してくれているのですが、そこそこハマったもののうちに鏡遊びがあります。
もちろん「鏡」と言っても、素材的に割れるものをゲンちゃんに渡すわけにはいきません。
「ちから」ステータスがそこそこ上がったゲンちゃんは、「なげつける」のコマンドで鏡くらいならば割ってしまう可能性があるのです。
というわけで、厚紙のような素材でできている鏡を用意します。

では・・・早速ゲンちゃんが鏡にもてあそばれている姿をお見せします。

いや分かる。なんか動くやつがいるもんね。なんで後ろにいないのか不思議なんだよね。うんうん。だが、あえて言おう!あほの子かな????
いや、反応は期待通りなんだよ。ばっちりでかわいくてしょうがないんだよ。うん。

最近はこのほかにもお気に入りの本や新しい動きも増え、療育の先生を驚かしているそうです。
がんばれゲンちゃん!高尾山を制覇する日も近いぞ!

では、背筋をピーンとしていつものお姉さんを凝視するゲンちゃんでお別れです。
見方によっては、支え無しで立っているように見えるかもしれませんが、まだまだふにゃにゃなゲンちゃんなのであります。

ゲンちゃんテーブル踏破に成功する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

ゲンちゃんはダウン症の影響なのか、体調を崩しがちだったりします。
そのため、よく体温を測るのですが、これが一筋縄にはいかなかったりします。
まず、左右のわきで体温が1度くらい変わります。
片方は36.8度なのに、もう片方は37.8度だったなんてことがしょっちゅう起こります。
さらに、体温の調整が苦手なのか、お日様に当たっていると体温が上がったりします。ほんのちょっとくらいならばいいのですが、平気で38度台とかたたき出します。
ゲンちゃん変温動物説がささやかれている原因でもあります。

そんなゲンちゃんも順調に成長しております。
何と、「テーブルによじ登る」のスキルを手に入れたのであります!
いやそれは立った後にやることでは?という感じですが、本当です。
中卒お父ちゃんとお姉ちゃんの前で何度もやるもんだから、ばっちり撮影に成功いたしました。

どうですか!!!いや本当にすごくないですか?上った後のどや顔も一級品ではないでしょうか。

中卒お父ちゃん的には、ここですよ!

このピーーーーーーーーーンと伸びた短いアンヨがもうたまりません!ちょうどオムツだけだったのが幸運をもたらしてくれました。

この時、ちょうど浣腸をした後だったので、普段は発揮されない潜在能力が表に出たのかもしれませんが、やったぜゲンちゃん!
これは2歳までに歩けるコースも見えてきたかもしれません!
今後のゲンちゃんの成長に乞うご期待!

それでは、中卒お父ちゃんの妻が書いたゲンちゃんでお別れです。
妻の画力には時々驚かされるのであります。

舌下免疫療法を受けてきたよ【1年目】

春のような陽気になったと思ったら、気温急降下で冬に逆戻りといった日が続いております。
「三寒四温なんて言うよねー」と思って調べてみたら、2月下旬から3月初旬に用いられることが多いそうです。
一応季節通りなのでしょうか。個人的には3月中旬くらいからのことを指していると思い込んでいたので、「異常気象じゃー!地球の悲鳴がー!」と言ってやろうと目論んでいたのが肩透かしを食らってしまいました。

で、春と言えばあいつですよ。口にするのもはばかられるあの野郎です!そう、「スギ花粉」の季節であります。
中卒お父ちゃんはこれまで「私は花粉症ではない。目がかゆいし、くしゃみが止まらないし、鼻水も出てくるけど花粉症じゃない!」という精神論で戦ってきたのですが、令和の時代に精神論は通じなかったようです。

というわけで、スギ花粉克服のため舌下免疫療法を開始した次第です。
舌下免疫療法とは何ぞ、となるかと思いますが、要するに毎日毎日治療薬を舌の下で溶けるまで待つという治療です。
スギ花粉のアレルゲンを含む薬を毎日おいしく頂きます。
あのにっくき杉野郎を毎日思い出さなければならないのは遺憾でありますが、ここはぐっと我慢です。

治療を開始するには、舌下免疫療法を行っている病院に行きます。
まずはアレルギーの検査であります。
血液検査で行うのですが、中卒お父ちゃんの場合はスギ花粉の項目がブッチギリで引っ掛かっていました。
科学が風評(精神論)をなぎ倒した状態です。すがすがしい気分であります。
因みに開始時期はスギ花粉が収まった5月中旬以降となります。

次に、まずは弱い薬を舌の下に入れます。
はじめは急にショック状態になることもあるということで、院内でしばらく時間を過ごします。
で、問題がなければお薬をもらって、先ほど言ったように毎日の服薬となります。
基本的には一か月分の薬しか出ないので、月に一回はクリニックに行くことになります。
ただ、問題がなければほぼほぼする事がないので、中卒お父ちゃんが通っているクリニックでは優先的に呼び出してくれます。
これは聞いた話なのですが、問題がなければ薬を渡されるだけというクリニックもあるようです。院内処方をしているクリニックがねらい目かもしれません。

さて、気になるところは「本当に治るのか」であります。
ここがなかなかギャンブル的な要素があり、約80%の人は改善するそうです。
内訳は20%が完治で60%が改善したといった感じです。
そう、勘のいい方はお気づきでしょう、20%は変化なし、つまり杉野郎の猛攻が収まらないのであります。
「5分の1なんて引かねぇよwww」とおっしゃるかもしれませんが、結構引きますよ。経験的にもまぁまぁ高いなと言った感じです。

加えて、効果が出るのは「2年目以降」が多いそうです。
つまり、1年目は杉野郎の暴挙を許さなければならない可能性が高いのです。
これは事前に知っておかないと、ショックを受けてしまって挫折というコースに行ってしまいそうです。

では、中卒お父ちゃんはどうだったかというと、一応今のところ花粉の気配を感じなくなっております。多少くしゃみは出ましたが、許容範囲であります。
同じく花粉症の中卒お父ちゃんの妻がくしゃみで苦しんでいる横で平然とできたので・・・・・これ・・・・・効果出ちゃった????ぐへっへへっへへっへっへhっへへっへ

とはいえ、まだ杉野郎の季節が始まったばかりなので油断は禁物です。
こちらに関しては、5月くらいにまた改めてご報告したいと思っております。

 

ゲンちゃんグータラの称号を正式に授与される

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

最近の気候のせいか、鼻やのどを痛める方が多いようです。
そんな中、ゲンちゃんは絶賛鼻風邪中です。
滝のように流れ出る黄色い鼻水をこまめに鼻吸い機で吸い取ります。

これは経験談なのですが、もし鼻吸い機の購入を検討されている方がいらっしゃったら、少し高くても良い物を買うことをお勧めします。
決してハンディタイプの吸引力の弱い奴は買ってはなりません。
なかなか鼻水が吸えなくて、赤ちゃんのストレスも倍増してしまいます。
強力なヤツで鼻かぜと戦うことを推奨いたします。

そんなゲンちゃんですが、この度、正式にグータラの称号を手に入れました。
ゲンちゃんは週に1回療育に通っております。療育については、「ゲンちゃんの療育メニュー紹介【1歳2か月時点】」と「ゲンちゃん療育センターでちやほやされる」をご覧ください。
そこでは理学療法士さんがゲンちゃんの運動発達を手伝ってもらえるのですが、その理学療法士さん直々に「やったら出来るけど疲れることはしない子」との評価をいただきました。
いや本当にそうなんですよ。
何か興味のある物や映像などがあれば立ち上がったりするのですが、基本はグータラ状態です。
少しでも疲れることをすると、理学療法士さんやお母ちゃんに甘えます。
間違いなく立ち上がる力はついているのですが、如何せんやる気が付いてきていないのです。

というわけで、「歩く喜びを覚えさせよう」となり、歩行器ゲンちゃんの爆誕です。
まだ慣れない歩行器で歩き回るのですが、ちゃんと喜んでくれているのか不明です。
一応目標としては2歳までに歩くことを目指してはいるのですが、なかなか上手くいきそうにない現状に、「人生ってそうそう上手くいかないよね💛」と再確認させていただく今日この頃です。

それでは、歩行器ゲンちゃんでお別れです。がんばれゲンちゃん!グータラなのはしょうがないが、君はできる子だ!たぶん!

 

ゲンちゃんごはんの増量を要求する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

2024年2月5日、関東地方は大雪に見舞われました。
ゲンちゃんが住んでいる八王子も例外なく雪が降り積もり、一面真っ白な世界に早変わりしていました。
中卒お父ちゃん的には「まじかよ!子供の送迎に自転車使えないじゃん!ガッデム」と、雪が降ったら心を躍らせる幼心のかけらもない、汚い大人の現実感といった感じです。
数日間は送迎に支障をきたすことを覚悟していたのですが、比較的気温が高かったのか、翌日の夜には道路は自転車を使っても全く問題ない状態になっていました。
流石大都会八王子であります。東京なのに雪に強いんだぜ!

体温調整が苦手なゲンちゃんは雪の日はもちろんお家から出ませんが、最近ある要求を頻繁にするようになりました。
そう、「ごはんが足りないんだ!!!」アピールです。
元々ゲンちゃんはよく食べるのですが、ごはんを食べ終わっても特に騒ぐことはありませんでした。
ところがどっこい、最近は食事が終わるとこの世の終わりかのように泣き叫ぶのであります。
そしてその視線の先には・・・和光堂の「はじめてのシリアル」!

シリアルを取ってあげると、ぴたっと嗚咽が止まります。
まだうまくシリアルを噛めないゲンちゃんには、3分の1程度に割ってあげるのですが、おいしそうに食べるんですよ!
おすすめは、わざと食べづらい口の先の方にシリアルを置く方法です。
口の中にくっついたシリアルを取るためなのか、口をすぼめるゲンちゃんはごはん10杯はいけます。
いや本当にかわいいんです。
あ、シリアルが足りないと嗚咽アンド椅子をがたがた揺らす攻撃が再発します。
いつか椅子ごと倒れるんじゃないかと心配であります。
ほどほどのところでシリアルの袋をゲンちゃんの視界から隠すことをお勧めします。

そういえば、「あれ?和光堂ってどっかで聞いたな。」と思ったら、おいしいミルクアレルギー用ミルクの「ボンラクト」を販売しているところではないですか。
ボンラクトについては、「ゲンちゃんミルクを再開する」をご覧ください。
いや本当に和光堂の回し者じゃないんですがね。本当にお世話になっております。

それでは、何だか軽いノリであいさつしているみたいなゲンちゃんでお別れです。自己主張をするようになって、さらなる成長が楽しみなのであります。

ゲンちゃんベビーサインに挑戦する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

皆様ベビーサインはご存じでしょうか。
まだうまくしゃべることができない赤ちゃんと、手話のようなジェスチャーでお話をすることであります。
簡単なジェスチャーでコミュニケーションが取れるので、赤ちゃんとも意思疎通が取れる!すごい!というものなのですが、ゲンちゃんのお姉ちゃんの時は一切使わなかったのであります。
個人的には対健常者の場合だと、比較的すぐ言葉も発し始めベビーサイン自体を使う期間はかなり短いのではと思っていたりします。まぁざっくばらんに言うと、「俺が覚えるのめんどくさいうえに使える期間が短いなんて!」というめんどくさがり屋の中卒お父ちゃんのわがままだったりします。

ところがどっこい、ゲンちゃんの場合は「そもそもでちゃんと喋るか分からない」のであります。
なるべく意思疎通を図るようにするためにも、ベビーサインはもってこいなのであります。
ダウンちゃんの場合は発育にもいいようで、ならばやってみるかとなりました。

まずはスマホでアプリをダウンロードし、使えそうなサインをいくつか覚えます。
で、食事の時などに使ったのですが・・・考えてくださいよ、今まで黙々とおかゆを食べさせていた40代の中卒野郎が、突然妙な動きをするところを。
ゲンちゃんは完全にポカーン状態です。
「こいつ何やってんだ???」といった感じでいぶかしい目で見つめてきます。
心が折れそうになりますが、ここは踏ん張ってサインを送り続けます。

因みに、サインを始めたのは前回の「ゲンちゃん脱水状態に陥る」よりも前だったりします。
ゲンちゃんが体調を崩していたときは一時中断していました。
まだまだサインを活用している期間は短かったりします。

ところがどっこい、ゲンちゃんがベビーサインをまねしたではありませんか!
やったぜゲンちゃん!お前は天才だ!言葉なんて通じれば何でもいいんや!ボディランゲージ最強!
そう、ゲンちゃんが初めてやったサインは

 

 

 

 

「うんち」

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・おい。
何でそこでシモの方に行くんだよ。
他にもやっただろ!「ごはん」とか「おいしい」とか「おふろ」とか!
よりにもよって「うんち」って・・・・

因みにうんちのサインは、右手を軽く握って「ずいずいずっころばし」のようにして、左手の親指を右手の小指側から入れるようなジェスチャーをします。
決して「お前のケツに浣腸をぶち込んでやる」のサインではありません。
まぁもちろんゲンちゃんにそこまで複雑な動きはできないので、両手をグーにしてぶつけるような動きになるのですが・・・あきらかにうんちのジェスチャーをまねしようとしています。
ベビーサインの前途は明るい・・・のか???

それでは、すっとぼけた顔のゲンちゃんでお別れです。
最近色々な表情をするようになって、楽しませてもらってる今日この頃です。

ゲンちゃん脱水症状に陥る

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

1月になりかなり冷え込んできておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
冬になるとインフルエンザが流行り、まず子供が発症してそれが大人に伝染するなんてことはないでしょうか。
今回中卒お父ちゃん一家で起きたのは、胃腸炎だったというお話をさせていただきます。

中卒お父ちゃんの一家はゲンちゃん、ゲンちゃんのお姉ちゃん、妻と中卒のおっさんという構成です。
その中で、まずゲンちゃんのお姉ちゃんが胃腸炎にやられました。
普段は元気なお姉ちゃんが、食事中に急に休みたいと言い出し、その後嘔吐したといった感じです。
そんなことは初めてだったので、妻と中卒お父ちゃんはてんやわんやだったのです。
大体1時間に一回は嘔吐するといった感じで、病院に駆け込んだ方がいいのかと話し合っていたのですが、なんと、半日ほどで嘔吐は収まり、明らかに回復してきたため胸をなでおろした次第であります。

が、しっかりゲンちゃんに伝染ってしまったのです。
症状はまれに嘔吐することと普段と比較して元気がないことといった感じです。
ここですぐ病院に行けばよかったんですが、お姉ちゃんがかなり軽い症状で済んだため、中卒お父ちゃん的に「あんなもんでしょw余裕余裕w」と思ってしまったのであります。
翌日になっても嘔吐が続いたため、妻の判断で病院へ向かったゲンちゃん。
先生から脱水症状に陥っていることを指摘されてしまいました。
因みに脱水症状のサインとして「唇が渇く」と「お腹にシワができる」というものがあるそうです。お腹の方は初耳だったのであります。
2時間ほど点滴を受け、先生からは「まだ嘔吐が続くようだったら入院させる必要がある」と言われてしまいました。ゲンちゃん本当にすいません。

今回何がきつかったかと言いますと、まずお姉ちゃんと比較して「吐きそう」ということをアピールできないということがあります。
ゲンちゃんはまだ2歳手前なため、そもそも健常児だったとしても自分の状態を伝えることが難しいのです。
突然マーライオン状態になったり、寝たと思ったらシーツに世界地図を描いたりと、とにかく洗い物が激増します。

さらに、ゲンちゃんの場合お腹を下してしまったのであります。
普段のゲンちゃんならば、朝と夜の浣腸の時間以外はほぼウンチが出ることはありません。(ゲンちゃんの浣腸については、「ゲンちゃんストーマ奮闘記2:ゲンちゃんは鎖肛だよ」をお読みください)
それが下痢の影響か1日10回近く出しやがります。
「さっきおむつ替えたのに何でおむつに茶色いヤツがいるんだ!ガッデム!!!」状態です。
その上、便が液状になっている状態が続いたため「浣腸をした後、あいつがおむつからコンニチワ」ということが頻発しやがったのであります。
いや本当に!体感ですが、確率は80%くらいです!
そのため、しばらくは浣腸をした後ペットシーツの上に座らせて、大人が近くで様子を見なけれならない、ということが続きました。

ただ、固形物は口にできなかったため余っていたミルクアレルギー用ミルクをあげるようにしたのですが、在庫が捌けたことはプラスだったと思っています。

まぁ、その後見事に中卒お父ちゃんの妻に胃腸炎が伝染り、夜間診療に行ったのはまた別のお話です。子供から病気をもらうと大人は重症化するんですかね。お姉ちゃんとは比べ物にならない状態になってしまったのであります。

それでは、目がキラキラできれいなゲンちゃん状態の写真でお別れです。
こうやって見るとゲンちゃんって結構イケメンなんじゃない?とか思っている親バカ野郎であります。

ゲンちゃんパチパチを理解する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

皆様、あけましておめでとうございます。もう1月も中盤だというのに新年のあいさつというのもなんだかと思いますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
中卒お父ちゃんの2024年の目標は、このブログを毎週更新することであります。いきなり2週間も吹っ飛ばしておいてなんですが、次からはしっかりとやる所存であります。そう、次からね。本当だよ。

成長著しいゲンちゃんですが、最近よく他の人することをマネることが判明しました。
何をいまさらという感じですが、ゲンちゃんはとんでもない女性好きであります。
それは家族の中でも変わりません。
そのため、中卒お父ちゃんの妻が「ゲンちゃんがこんなことした!!!」と大喜びしていても、中卒お父ちゃんが同じようにゲンちゃんに対してやっても何もしないことが頻発するのです。
つまり、中卒お父ちゃんから妻のことを見ると「親バカが何かと勘違いしてるね。やれやれ」状態になってしまうのです。

そんなゲンちゃんも、中卒お父ちゃんのパチパチはマネをしてくれています。
ゲンちゃんがニッコリ笑顔でパチパチをしてくれるのは、なかなかかわいいところがあります。

そして今回、ゲンちゃんが「パチパチ」という言葉を理解していることが判明したのであります!
いや本当に!「言葉」を「理解」してるんです!え?嘘つくなって?いやマジなんですって。しっかり動画も撮っていますから。

どうですか奥さん!もちろんこの時には中卒お父ちゃんは「パチパチ」としか言っていません!
手を叩く動作は一切行っておりません!
あ、40超えたおっさんの声は申し訳ないと思っております。
お耳汚し、深く反省しております。

いずれにしても、ゲンちゃんは頭脳明晰であることも判明したのであります。
因みに、順調にいけばゲンちゃんは特別支援学校を経て「高卒」へとランクアップします。

そう!!!!中卒お父ちゃんを学歴で抜き去るのであります!!!

学歴を抜かれてマウントを取られる覚悟はできていますか?俺はできてる!

2024年もゲンちゃんの成長が楽しみ・・・・なのですが、次回は「ゲンちゃん脱水症状に陥る」をお伝えします。

ゲンちゃん山梨を堪能する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

2023年もラストスパートの今日この頃ですが、寒波の影響なのか非常に冷え込んでおります。
我らが大都会八王子は内陸に位置しているせいか、23区中心部と比較して夏は暑く、冬は寒くなります。
どのくらい変わるかというと、最低気温で5度くらい変わったりします。いや、本当に寒さの種類が違うんですよ。何というか、八王子はしみ込んでくるような寒さなんですよね。
どうか八王子にお越しの際はご注意ください。

そんな八王子よりも内陸に位置する山梨県に家族旅行に行ってまいりました。もちろんゲンちゃんも一緒です。
で、なんで山梨県かというと、「近いから」です。スラムダンクの流川みたいなことを言っていますが、本当です。
ご存じのように八王子は東京都の西にあり、山梨県が攻めてきたら真っ先に占拠される土地であります。車で移動するとしても、都心から行くのに比べて1時間程度短く到着します。渋滞を考慮しなければ、1時間半程度で遊びに行けます。そう、都心に行くのとさほど変わらないのであります。
中卒お父ちゃん的には、もういっそ八王子は山梨を名乗ってもいいのではと思っております。

今回は、そんな山梨県の魅力をお伝えできればと思います。

富士河口湖 石の博物館

河口湖の周辺には宝石に関する施設がいくつかあります。
その中でもこの石の博物館は、本物の宝石を外で掘って探すアトラクションができる施設となっております。
中卒お父ちゃんは5歳の娘を「見守るため」にアトラクションに参加しました。そう、つまり2人分の料金がかかっています。
なのですが、開始早々中卒お父ちゃんも娘も単独行動開始です。やはり人間の欲望は醜いものであります。眼の色を変えてシャベルを振るう40代中卒おやじと5歳児の誕生です。

ゲンちゃんはそんな哀れな二人をため息交じりに見つめます。

あ、でも大人も楽しめるという意味でよかったですよ。おすすめです。

https://stone-museum.jp/

森の中の水族館

山梨県は海に面しておりません。なのに水族館とは面妖な、となりますがしっかり水族館です。
要するに淡水魚を主に扱っている水族館です。
ここの売りはなんといっても中央の大きなドーナツ型の「二重回遊水槽」です。
何がすごいのかというと、比較的大きな魚と小さな魚が泳いでいるのです。
普通に考えたら小さい魚がおいしく頂かれてしまいそうですが、そうはならないのです。
実は水槽内がガラスで仕切られているのですが、普通に見たらガラスに気付かないので、かなり不思議な空間となっております。
他の展示物も工夫されていて、これで420円はコスパがよすぎます。
一点電子マネーは使用できないのでご注意ください。

ゲンちゃんはおいしそうな魚を物欲しそうに見つめます。

http://www.morinonakano-suizokukan.com/index.html

石割の湯

旅行中でもゲンちゃんの食事は欠かせません。
とはいえ、ごはんを食べさせるにはそれなりの場所が必要になってきます。
そこで中卒お父ちゃんの妻が思いついたのが、「スーパー銭湯的なとこの休憩所で食わせればいいんじゃね?」というアイディアです。
というわけでスーパー銭湯に行って温泉で温まります。
ところがどっこい、山梨は八王子をしのぐ寒さです。
室内のお風呂ならばいいのですが、露天風呂となるとお風呂に入るまで凍えるような寒さなのですが、はい、なんかテンション上がりますよね。

他の利用者は地元の人が多いのか、中卒お父ちゃんたちのようなお上りさんはほぼいないようでした。
地元の有料施設といった感じです。

お風呂に入れないゲンちゃんは恨みの眼差しを向けてきます。

https://www.ishiwarinoyu.jp/

紅富士の湯

こちらもゲンちゃんのご飯という理由をつけて、大人2人と子供1人は温泉を満喫します。
この温泉は富士山を見ながら入れるお湯が売りです。
お湯の種類も豊富なのですが、なぜか露天風呂は1階、通常の室内の風呂は2階にあります。
で、露天風呂に入るには「裸のまま屋外の階段を下りる」必要があります。
はい。もう中卒お父ちゃんと娘のテンションはマックスです。「寒い寒い」等と言っていますが、明らかに楽しんでいます。中卒お父ちゃん的には自分がどちらかというとM体質であることを再認識した次第です。
因みに、山梨で見る富士山はマジででかいです。それだけでも感動できるレベルだと思います。

ゲンちゃんはお姉ちゃんが食べたでかいかき氷に目を見張ります。

https://www.benifuji.co.jp/

ふじさんミュージアム

「富士山と言えば山梨」と言うと静岡の方からおしかりを受けそうですが、ふじさんミュージアムなる施設に行ってまいりました。
最近は体験型のアトラクションが多いのか、富士山の写真と自分たちを合成させるなんてものもありました。
かつて富士山を上っていた方のコスプレのようなものも用意されていて、結構盛り上がります。
外人さんたちも体験していたのですが、マジで大爆笑しながら撮影していたのにはほっこりしたのであります。

あと、2023年4月2日にオープンした「ふじさんVRシアター」はなかなかのものです。
高精緻な映像で富士山登山と絶景を体験できます。
ちょっとした浮遊感も楽しめるアトラクションとなっております。

ゲンちゃんは何が起きているのかわからずフリーズします。

https://www.fy-museum.jp/

とまぁ他にもいろいろ行ったのですが、総じて言えるのが「山梨なめてたな」ということです。水族館とかも「まぁヒマつぶし程度でしょ」と思っていたのに「案外面白いじゃん」となる感じです。中卒お父ちゃん的には「思っていたより面白い山梨」といった感じでした。

では、お姉ちゃんのおさがりでどこからどう見ても女の子にしか見えないゲンちゃんでお別れです。髪を結んで女子力アップであります。

ゲンちゃん料理に注文を付ける

早いもので2023年も残り半月ほどになりました。振り返ってみると、流行り病が5類になったのが今年の5月だということがなんだか信じられません。もっと前の話じゃなかったっけ?って感じです。

それと同時に、ゲンちゃんが人工肛門を閉じる手術を受けたのが今年の1月であります。今ではすっかり浣腸生活が身につき、人工肛門で悪戦苦闘していたのが遠い昔のようです。あれが今年の出来事だったなんて、まったく実感がわきません。今ではゲンちゃんはハイハイをしてお風呂場に侵入してきたりと、すさまじい成長を見せております。

そんなゲンちゃんですが、最近食事に注文を付けるようになってきました。
もちろん、言葉に出して「女将を呼べ!」とかはまだ言えません。
ただ、明らかに好きなものと嫌いなものが出てきました。
中卒お父ちゃんと一緒で味盲だと思ったのに・・・・

現状でのゲンちゃんの食事は、しっかりとドロドロにした状態でなければなりません。
なので、「ゲンちゃんのお食事事情」でもお伝えしたように、ひたすらブレンダーで細かくするという作業が発生していました。
ところがどっこい、ここにも救世主が登場したのであります。
その名も、「介護用のお食事」であります。
そう、お年を召した方向けの食事なのであります。

なんだそんなものかとおっしゃるかもしれませんが、これが侮れないのであります。
まず、種類が多い。
離乳食の場合、ミルクアレルギーを考慮すると選択肢が3~4種類程度になります。
「そんな大袈裟な」と言わないでください。本気なんです。本気と書いてマジです。
その点、介護用の場合は選択肢がかなり多いといえます。

そしてもう一点、「どこでも売っている」であります。
実は離乳食の場合、お店(主に薬局)にそもそもでおいていなかったり、極端に少なかったりということがあります。
遠出する場合に、必ずしも「薬局=ゲンちゃんの食事を買えるところ」とならないので、事前の準備が必須となります。
その点、介護用の場合はほぼすべての店にあります。
恐らく高齢化の影響だと思われますが、この部分では非常に助かっていたりします。

そんな救世主の介護食を使ったからか分かりませんが、ゲンちゃんは好きなものは比較的パクパク食べるのに、嫌いなものは「ぺっ」と吐き出します。
最近はずっと食べていたバナナを吐き出すようになってしまいました。
まぁ・・・・ほぼ毎食出してたからね。飽きちゃったのかもね。
あ、「ごはんですよ」も強い味方です。子供ってごはんですよ好きな子多いですよね。

食事の好き嫌いも出始めて、中卒お父ちゃん的にはめんどくささも感じつつ、ゲンちゃんの成長をかみしめている今日この頃であります。

それでは、後光がさしてなんだかどこぞの教祖様みたいなゲンちゃんでお別れです。どうでもいいけど師走ってなんで忙しくなるんでしょうね?