ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。
かわいいかわいい我が子をカメラに収めるため、写真技術を磨こうという方は多いのではないでしょうか。対象物をかわいく撮影するのには、高い位置から見下ろすように(俯瞰)写すのがよいと言われています。逆に威厳があるように撮影するには、低い位置から煽るように撮影します。人形などを置いて試してみると、意外と手軽に体験することができるのです。が、どうもゲンちゃんはその限りでないように感じています。いくら俯瞰して撮影してもかわいいおじさんダウンが写ります。そのくせ真正面から撮影したらかわいく写ったりします。写真の奥深さを感じる今日この頃です。
そんなゲンちゃんですが、最近歯が生え始めたようです。ダウンちゃんはどうしても成長が遅れる傾向にあるのですが、歯に関しても例外ではありません。いわゆる健常児の場合は生後6~9か月で生え始め、1歳ごろには8本ほど生えていることが一般的だそうです。ゲンちゃんの場合は約1歳3か月で初の1本目です。これは祝杯ものであります。本日はストロングゼロを頂こうかと思っております。
ただ、そこはダウンちゃんです。「生えてきたよかったよかった」と単純に思えないこともあったりします。では、ゲンちゃんの歯をご覧ください。
え?ご飯粒だろ、ですって?いえいえ、違います。れっきとした歯です。というか、お口の中の撮影しようとするのですが、ゲンちゃんの抵抗が激しいのです。で、おわかりいただけただろうか。思いっきり45度ねじれていやがります。ダウンちゃんの場合歯並びが悪くなる傾向にあるようです。以前「ゲンちゃん家族を引き連れ親の会に参加する」で他のダウンちゃんに会う機会があったのですが、皆様歯並びには苦労されていることがうかがえました。まぁこればっかりは中卒お父ちゃんも歯並び悪いしなー。遺伝だったら申し訳ない。ただまぁ無事歯が生えてきてよかったよかったなのです。
というわけで、俯瞰で撮影したゲンちゃんでお別れです。いやー、写真ってホント難しいですよね。