ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。
皆様ベビーサインはご存じでしょうか。
まだうまくしゃべることができない赤ちゃんと、手話のようなジェスチャーでお話をすることであります。
簡単なジェスチャーでコミュニケーションが取れるので、赤ちゃんとも意思疎通が取れる!すごい!というものなのですが、ゲンちゃんのお姉ちゃんの時は一切使わなかったのであります。
個人的には対健常者の場合だと、比較的すぐ言葉も発し始めベビーサイン自体を使う期間はかなり短いのではと思っていたりします。まぁざっくばらんに言うと、「俺が覚えるのめんどくさいうえに使える期間が短いなんて!」というめんどくさがり屋の中卒お父ちゃんのわがままだったりします。
ところがどっこい、ゲンちゃんの場合は「そもそもでちゃんと喋るか分からない」のであります。
なるべく意思疎通を図るようにするためにも、ベビーサインはもってこいなのであります。
ダウンちゃんの場合は発育にもいいようで、ならばやってみるかとなりました。
まずはスマホでアプリをダウンロードし、使えそうなサインをいくつか覚えます。
で、食事の時などに使ったのですが・・・考えてくださいよ、今まで黙々とおかゆを食べさせていた40代の中卒野郎が、突然妙な動きをするところを。
ゲンちゃんは完全にポカーン状態です。
「こいつ何やってんだ???」といった感じでいぶかしい目で見つめてきます。
心が折れそうになりますが、ここは踏ん張ってサインを送り続けます。
因みに、サインを始めたのは前回の「ゲンちゃん脱水状態に陥る」よりも前だったりします。
ゲンちゃんが体調を崩していたときは一時中断していました。
まだまだサインを活用している期間は短かったりします。
ところがどっこい、ゲンちゃんがベビーサインをまねしたではありませんか!
やったぜゲンちゃん!お前は天才だ!言葉なんて通じれば何でもいいんや!ボディランゲージ最強!
そう、ゲンちゃんが初めてやったサインは
「うんち」
・・・・・・・・・・・・・おい。
何でそこでシモの方に行くんだよ。
他にもやっただろ!「ごはん」とか「おいしい」とか「おふろ」とか!
よりにもよって「うんち」って・・・・
因みにうんちのサインは、右手を軽く握って「ずいずいずっころばし」のようにして、左手の親指を右手の小指側から入れるようなジェスチャーをします。
決して「お前のケツに浣腸をぶち込んでやる」のサインではありません。
まぁもちろんゲンちゃんにそこまで複雑な動きはできないので、両手をグーにしてぶつけるような動きになるのですが・・・あきらかにうんちのジェスチャーをまねしようとしています。
ベビーサインの前途は明るい・・・のか???
それでは、すっとぼけた顔のゲンちゃんでお別れです。
最近色々な表情をするようになって、楽しませてもらってる今日この頃です。