ゲンちゃんダンクシュートを試みる

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

2023年9月7日現在、バスケットボールワールドカップは決勝トーナメントが行われております。そんな中、我らが日本チームは自力でパリ五輪の出場を勝ち取るという、48年ぶりの快挙を成し遂げました。出場を勝ち取った最後の2試合も、第4クォーター途中で二けた点差をひっくり返す逆転劇や、対戦相手のカーボ・ベルデに第4クォーターで怒涛の猛追をされつつも最後は引き離すという、「これスラムダンクやん・・・」という展開に心躍りました。
実は中卒お父ちゃんは下手糞ではありますが短い学生時代はバスケ部に所属しておりました。その時と比べると、試合の動き自体が全く違うものに感じていたりします。昔は30秒だったシュートクロックが24秒になってたり、3ポイントシュートがさらに遠くなったことが関係しているのでしょうか。まぁ、バスケ観ると無性にシュートが打ちたくなりますよね。あ、カーボ・ベルデがどこにあるのか検索した方は正直に手を上げましょう。

そんな世間の空気を感じ取ったのか、ゲンちゃんがダンクシュートをかまそうとしたのであります。え?まだ歩ていないやつがどうやってできんだよ、ですって?ええ、もちろん本物のゴールではありません。くるくるチャイムというオモチャにボールを叩きこもうとしたのであります。このおもちゃは上に穴が開いていて、そこにボールを入れることができます。くるくると回って出てくる時にチャイムが鳴るというものです。

なんだそんな事かと言うなかれ。ゲンちゃんは基本的に持ったものをマラカスのように振り回すか、腕を振り回すことでゲンちゃんの斜め後方に向けて投げることしかできませんでした。それが曲がりなりにもおもちゃの構造を理解しゴールに叩き込もうとしたのであります。因みに、ゴールに叩き込もうとする動きをすると中卒お父ちゃんの妻が「うおおおおおおお!!!入れようとした!!!!入れようとしたぞ!!!!!すごい!すごい!」と大騒ぎするため、ゲンちゃんはびっくりしてしまいます。その気持ちはわかるのですが、ここはぐっと我慢であります。

かくいう中卒お父ちゃんも決定的瞬間を撮影しようとカメラを構えてしまい、ゲンちゃんの集中を邪魔しております。本当に申し訳ございません。今後は、盗撮能力を上げる訓練に励みたいと思う今日この頃であります。今回撮影したのは、これが限界であります。

ただ、ここ数週間で色々な音を発声したり、マネっぽいことをしたりと急成長を遂げております。次は何をして驚かせてくれるのか、楽しみで仕方がないのであります。

それでは、スマホのポートレート機能というテクノロジーに頼りまくった写真でお別れです。いやーかわいいなー。

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