ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。
食事指導でダメ出しをされたゲンちゃん、とりあえずいつものご飯とは別にかなり薄めた一品を用意するようにしました。完全にゲンちゃんに合わせて時間を割り当てることは現実的にできないので、「トレーニングパート」と「栄養を取るパート」に分ける作戦です。20分ほどは薄めた一品でトレーニングをし、あとはなるべくスプーンに少なめにとった食事を食べさせます。まぁ後半はスプーン山盛りになってたりします。すまんゲンちゃん、ここは頑張ってくれ!あ、一応言っておくと、食事指導の先生にOKをもらっています。安心してください。
そんなゲンちゃんですが、大体週に一回は療育に通っています。療育とは、ゲンちゃんが将来自立した生活が送れるように行うトレーニングのことです。「ゲンちゃん療育センターでちやほやされる」でもお伝えしたように、ゲンちゃん理学療法士の女性の先生にデレデレです。ほどよく遊んでくれる(トレーニング)上にめちゃくちゃ褒めてくれるので、完全に心を奪われています。あまりにニコニコするので、なんだかイラっとします。研修で来ている男性の先生が近づいてきただけで泣いたりするので、間違いないです。こいつ・・・顔を認識している・・・。
で、最近のメニューなのですが、ゲンちゃんはかなりお座りが上手になっているようです。座った状態でおもちゃで遊んだりします。ただし、右手で遊んでいるときは安定するのに対し、左手で遊んでいるとコロンと倒れてしまったりします。そこで、左手を中心に遊ぶように仕向けます。具体的には、座ったゲンちゃんの左斜め後ろにおもちゃを置きます。
そうすることによって、体をひねる動作も行い、バランスもよくなってくるそうです。
加えて、ズリバイはほぼマスターしたと言っていいので次のステップに進みます。つまり、目指せハイハイです!やったぜ!これで移動速度がアップだぜ!
そのためのトレーニングとして、少し高くなった場所(アイロン台くらいの高さ)におもちゃを置き遊ばせるというものがあります。その時にゲンちゃんは、いわゆる「お姉さん座り」をしているので、大人が後ろから膝で挟んで「正座」の状態にします。さらにおもちゃをゲンちゃんから少し遠くにする(手は届くくらい)ことで、四つん這いに近い状態を作ることができます。
もう一つのトレーニングは、おもちゃを床に置いた状態で上記と同じように四つん這いにさせるというものがあります。ゲンちゃんはおもちゃを持ち上げたりするので、片手は地面についている状態です。その時に大人が膝でゲンちゃんの足を挟み、さらに腰の部分を少し持ち上げます。するとあら不思議、四つん這いの状態から片手を上げるという体勢の出来上がりです。これはかなりいいトレーニングになるのではと思っています。
因みに以前やっていた、「膝を曲げた状態で左右に開き、お尻が浮くように持ち上げるという運動」は今のゲンちゃんには負荷が不足しているようです。より強度を上げた筋トレが求められております。
それでは、療育で段差を乗越えるゲンちゃんでお別れです。本当に数日で急成長するのでびっくりの毎日です。
“ゲンちゃんの療育メニュー紹介【1歳2か月時点】” への1件の返信