ゲンちゃんグータラの称号を正式に授与される

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

最近の気候のせいか、鼻やのどを痛める方が多いようです。
そんな中、ゲンちゃんは絶賛鼻風邪中です。
滝のように流れ出る黄色い鼻水をこまめに鼻吸い機で吸い取ります。

これは経験談なのですが、もし鼻吸い機の購入を検討されている方がいらっしゃったら、少し高くても良い物を買うことをお勧めします。
決してハンディタイプの吸引力の弱い奴は買ってはなりません。
なかなか鼻水が吸えなくて、赤ちゃんのストレスも倍増してしまいます。
強力なヤツで鼻かぜと戦うことを推奨いたします。

そんなゲンちゃんですが、この度、正式にグータラの称号を手に入れました。
ゲンちゃんは週に1回療育に通っております。療育については、「ゲンちゃんの療育メニュー紹介【1歳2か月時点】」と「ゲンちゃん療育センターでちやほやされる」をご覧ください。
そこでは理学療法士さんがゲンちゃんの運動発達を手伝ってもらえるのですが、その理学療法士さん直々に「やったら出来るけど疲れることはしない子」との評価をいただきました。
いや本当にそうなんですよ。
何か興味のある物や映像などがあれば立ち上がったりするのですが、基本はグータラ状態です。
少しでも疲れることをすると、理学療法士さんやお母ちゃんに甘えます。
間違いなく立ち上がる力はついているのですが、如何せんやる気が付いてきていないのです。

というわけで、「歩く喜びを覚えさせよう」となり、歩行器ゲンちゃんの爆誕です。
まだ慣れない歩行器で歩き回るのですが、ちゃんと喜んでくれているのか不明です。
一応目標としては2歳までに歩くことを目指してはいるのですが、なかなか上手くいきそうにない現状に、「人生ってそうそう上手くいかないよね💛」と再確認させていただく今日この頃です。

それでは、歩行器ゲンちゃんでお別れです。がんばれゲンちゃん!グータラなのはしょうがないが、君はできる子だ!たぶん!

 

ゲンちゃんごはんの増量を要求する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

2024年2月5日、関東地方は大雪に見舞われました。
ゲンちゃんが住んでいる八王子も例外なく雪が降り積もり、一面真っ白な世界に早変わりしていました。
中卒お父ちゃん的には「まじかよ!子供の送迎に自転車使えないじゃん!ガッデム」と、雪が降ったら心を躍らせる幼心のかけらもない、汚い大人の現実感といった感じです。
数日間は送迎に支障をきたすことを覚悟していたのですが、比較的気温が高かったのか、翌日の夜には道路は自転車を使っても全く問題ない状態になっていました。
流石大都会八王子であります。東京なのに雪に強いんだぜ!

体温調整が苦手なゲンちゃんは雪の日はもちろんお家から出ませんが、最近ある要求を頻繁にするようになりました。
そう、「ごはんが足りないんだ!!!」アピールです。
元々ゲンちゃんはよく食べるのですが、ごはんを食べ終わっても特に騒ぐことはありませんでした。
ところがどっこい、最近は食事が終わるとこの世の終わりかのように泣き叫ぶのであります。
そしてその視線の先には・・・和光堂の「はじめてのシリアル」!

シリアルを取ってあげると、ぴたっと嗚咽が止まります。
まだうまくシリアルを噛めないゲンちゃんには、3分の1程度に割ってあげるのですが、おいしそうに食べるんですよ!
おすすめは、わざと食べづらい口の先の方にシリアルを置く方法です。
口の中にくっついたシリアルを取るためなのか、口をすぼめるゲンちゃんはごはん10杯はいけます。
いや本当にかわいいんです。
あ、シリアルが足りないと嗚咽アンド椅子をがたがた揺らす攻撃が再発します。
いつか椅子ごと倒れるんじゃないかと心配であります。
ほどほどのところでシリアルの袋をゲンちゃんの視界から隠すことをお勧めします。

そういえば、「あれ?和光堂ってどっかで聞いたな。」と思ったら、おいしいミルクアレルギー用ミルクの「ボンラクト」を販売しているところではないですか。
ボンラクトについては、「ゲンちゃんミルクを再開する」をご覧ください。
いや本当に和光堂の回し者じゃないんですがね。本当にお世話になっております。

それでは、何だか軽いノリであいさつしているみたいなゲンちゃんでお別れです。自己主張をするようになって、さらなる成長が楽しみなのであります。

ゲンちゃんベビーサインに挑戦する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

皆様ベビーサインはご存じでしょうか。
まだうまくしゃべることができない赤ちゃんと、手話のようなジェスチャーでお話をすることであります。
簡単なジェスチャーでコミュニケーションが取れるので、赤ちゃんとも意思疎通が取れる!すごい!というものなのですが、ゲンちゃんのお姉ちゃんの時は一切使わなかったのであります。
個人的には対健常者の場合だと、比較的すぐ言葉も発し始めベビーサイン自体を使う期間はかなり短いのではと思っていたりします。まぁざっくばらんに言うと、「俺が覚えるのめんどくさいうえに使える期間が短いなんて!」というめんどくさがり屋の中卒お父ちゃんのわがままだったりします。

ところがどっこい、ゲンちゃんの場合は「そもそもでちゃんと喋るか分からない」のであります。
なるべく意思疎通を図るようにするためにも、ベビーサインはもってこいなのであります。
ダウンちゃんの場合は発育にもいいようで、ならばやってみるかとなりました。

まずはスマホでアプリをダウンロードし、使えそうなサインをいくつか覚えます。
で、食事の時などに使ったのですが・・・考えてくださいよ、今まで黙々とおかゆを食べさせていた40代の中卒野郎が、突然妙な動きをするところを。
ゲンちゃんは完全にポカーン状態です。
「こいつ何やってんだ???」といった感じでいぶかしい目で見つめてきます。
心が折れそうになりますが、ここは踏ん張ってサインを送り続けます。

因みに、サインを始めたのは前回の「ゲンちゃん脱水状態に陥る」よりも前だったりします。
ゲンちゃんが体調を崩していたときは一時中断していました。
まだまだサインを活用している期間は短かったりします。

ところがどっこい、ゲンちゃんがベビーサインをまねしたではありませんか!
やったぜゲンちゃん!お前は天才だ!言葉なんて通じれば何でもいいんや!ボディランゲージ最強!
そう、ゲンちゃんが初めてやったサインは

 

 

 

 

「うんち」

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・おい。
何でそこでシモの方に行くんだよ。
他にもやっただろ!「ごはん」とか「おいしい」とか「おふろ」とか!
よりにもよって「うんち」って・・・・

因みにうんちのサインは、右手を軽く握って「ずいずいずっころばし」のようにして、左手の親指を右手の小指側から入れるようなジェスチャーをします。
決して「お前のケツに浣腸をぶち込んでやる」のサインではありません。
まぁもちろんゲンちゃんにそこまで複雑な動きはできないので、両手をグーにしてぶつけるような動きになるのですが・・・あきらかにうんちのジェスチャーをまねしようとしています。
ベビーサインの前途は明るい・・・のか???

それでは、すっとぼけた顔のゲンちゃんでお別れです。
最近色々な表情をするようになって、楽しませてもらってる今日この頃です。

ゲンちゃん脱水症状に陥る

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

1月になりかなり冷え込んできておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
冬になるとインフルエンザが流行り、まず子供が発症してそれが大人に伝染するなんてことはないでしょうか。
今回中卒お父ちゃん一家で起きたのは、胃腸炎だったというお話をさせていただきます。

中卒お父ちゃんの一家はゲンちゃん、ゲンちゃんのお姉ちゃん、妻と中卒のおっさんという構成です。
その中で、まずゲンちゃんのお姉ちゃんが胃腸炎にやられました。
普段は元気なお姉ちゃんが、食事中に急に休みたいと言い出し、その後嘔吐したといった感じです。
そんなことは初めてだったので、妻と中卒お父ちゃんはてんやわんやだったのです。
大体1時間に一回は嘔吐するといった感じで、病院に駆け込んだ方がいいのかと話し合っていたのですが、なんと、半日ほどで嘔吐は収まり、明らかに回復してきたため胸をなでおろした次第であります。

が、しっかりゲンちゃんに伝染ってしまったのです。
症状はまれに嘔吐することと普段と比較して元気がないことといった感じです。
ここですぐ病院に行けばよかったんですが、お姉ちゃんがかなり軽い症状で済んだため、中卒お父ちゃん的に「あんなもんでしょw余裕余裕w」と思ってしまったのであります。
翌日になっても嘔吐が続いたため、妻の判断で病院へ向かったゲンちゃん。
先生から脱水症状に陥っていることを指摘されてしまいました。
因みに脱水症状のサインとして「唇が渇く」と「お腹にシワができる」というものがあるそうです。お腹の方は初耳だったのであります。
2時間ほど点滴を受け、先生からは「まだ嘔吐が続くようだったら入院させる必要がある」と言われてしまいました。ゲンちゃん本当にすいません。

今回何がきつかったかと言いますと、まずお姉ちゃんと比較して「吐きそう」ということをアピールできないということがあります。
ゲンちゃんはまだ2歳手前なため、そもそも健常児だったとしても自分の状態を伝えることが難しいのです。
突然マーライオン状態になったり、寝たと思ったらシーツに世界地図を描いたりと、とにかく洗い物が激増します。

さらに、ゲンちゃんの場合お腹を下してしまったのであります。
普段のゲンちゃんならば、朝と夜の浣腸の時間以外はほぼウンチが出ることはありません。(ゲンちゃんの浣腸については、「ゲンちゃんストーマ奮闘記2:ゲンちゃんは鎖肛だよ」をお読みください)
それが下痢の影響か1日10回近く出しやがります。
「さっきおむつ替えたのに何でおむつに茶色いヤツがいるんだ!ガッデム!!!」状態です。
その上、便が液状になっている状態が続いたため「浣腸をした後、あいつがおむつからコンニチワ」ということが頻発しやがったのであります。
いや本当に!体感ですが、確率は80%くらいです!
そのため、しばらくは浣腸をした後ペットシーツの上に座らせて、大人が近くで様子を見なけれならない、ということが続きました。

ただ、固形物は口にできなかったため余っていたミルクアレルギー用ミルクをあげるようにしたのですが、在庫が捌けたことはプラスだったと思っています。

まぁ、その後見事に中卒お父ちゃんの妻に胃腸炎が伝染り、夜間診療に行ったのはまた別のお話です。子供から病気をもらうと大人は重症化するんですかね。お姉ちゃんとは比べ物にならない状態になってしまったのであります。

それでは、目がキラキラできれいなゲンちゃん状態の写真でお別れです。
こうやって見るとゲンちゃんって結構イケメンなんじゃない?とか思っている親バカ野郎であります。

ゲンちゃんパチパチを理解する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

皆様、あけましておめでとうございます。もう1月も中盤だというのに新年のあいさつというのもなんだかと思いますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
中卒お父ちゃんの2024年の目標は、このブログを毎週更新することであります。いきなり2週間も吹っ飛ばしておいてなんですが、次からはしっかりとやる所存であります。そう、次からね。本当だよ。

成長著しいゲンちゃんですが、最近よく他の人することをマネることが判明しました。
何をいまさらという感じですが、ゲンちゃんはとんでもない女性好きであります。
それは家族の中でも変わりません。
そのため、中卒お父ちゃんの妻が「ゲンちゃんがこんなことした!!!」と大喜びしていても、中卒お父ちゃんが同じようにゲンちゃんに対してやっても何もしないことが頻発するのです。
つまり、中卒お父ちゃんから妻のことを見ると「親バカが何かと勘違いしてるね。やれやれ」状態になってしまうのです。

そんなゲンちゃんも、中卒お父ちゃんのパチパチはマネをしてくれています。
ゲンちゃんがニッコリ笑顔でパチパチをしてくれるのは、なかなかかわいいところがあります。

そして今回、ゲンちゃんが「パチパチ」という言葉を理解していることが判明したのであります!
いや本当に!「言葉」を「理解」してるんです!え?嘘つくなって?いやマジなんですって。しっかり動画も撮っていますから。

どうですか奥さん!もちろんこの時には中卒お父ちゃんは「パチパチ」としか言っていません!
手を叩く動作は一切行っておりません!
あ、40超えたおっさんの声は申し訳ないと思っております。
お耳汚し、深く反省しております。

いずれにしても、ゲンちゃんは頭脳明晰であることも判明したのであります。
因みに、順調にいけばゲンちゃんは特別支援学校を経て「高卒」へとランクアップします。

そう!!!!中卒お父ちゃんを学歴で抜き去るのであります!!!

学歴を抜かれてマウントを取られる覚悟はできていますか?俺はできてる!

2024年もゲンちゃんの成長が楽しみ・・・・なのですが、次回は「ゲンちゃん脱水症状に陥る」をお伝えします。

ゲンちゃん山梨を堪能する

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

2023年もラストスパートの今日この頃ですが、寒波の影響なのか非常に冷え込んでおります。
我らが大都会八王子は内陸に位置しているせいか、23区中心部と比較して夏は暑く、冬は寒くなります。
どのくらい変わるかというと、最低気温で5度くらい変わったりします。いや、本当に寒さの種類が違うんですよ。何というか、八王子はしみ込んでくるような寒さなんですよね。
どうか八王子にお越しの際はご注意ください。

そんな八王子よりも内陸に位置する山梨県に家族旅行に行ってまいりました。もちろんゲンちゃんも一緒です。
で、なんで山梨県かというと、「近いから」です。スラムダンクの流川みたいなことを言っていますが、本当です。
ご存じのように八王子は東京都の西にあり、山梨県が攻めてきたら真っ先に占拠される土地であります。車で移動するとしても、都心から行くのに比べて1時間程度短く到着します。渋滞を考慮しなければ、1時間半程度で遊びに行けます。そう、都心に行くのとさほど変わらないのであります。
中卒お父ちゃん的には、もういっそ八王子は山梨を名乗ってもいいのではと思っております。

今回は、そんな山梨県の魅力をお伝えできればと思います。

富士河口湖 石の博物館

河口湖の周辺には宝石に関する施設がいくつかあります。
その中でもこの石の博物館は、本物の宝石を外で掘って探すアトラクションができる施設となっております。
中卒お父ちゃんは5歳の娘を「見守るため」にアトラクションに参加しました。そう、つまり2人分の料金がかかっています。
なのですが、開始早々中卒お父ちゃんも娘も単独行動開始です。やはり人間の欲望は醜いものであります。眼の色を変えてシャベルを振るう40代中卒おやじと5歳児の誕生です。

ゲンちゃんはそんな哀れな二人をため息交じりに見つめます。

あ、でも大人も楽しめるという意味でよかったですよ。おすすめです。

https://stone-museum.jp/

森の中の水族館

山梨県は海に面しておりません。なのに水族館とは面妖な、となりますがしっかり水族館です。
要するに淡水魚を主に扱っている水族館です。
ここの売りはなんといっても中央の大きなドーナツ型の「二重回遊水槽」です。
何がすごいのかというと、比較的大きな魚と小さな魚が泳いでいるのです。
普通に考えたら小さい魚がおいしく頂かれてしまいそうですが、そうはならないのです。
実は水槽内がガラスで仕切られているのですが、普通に見たらガラスに気付かないので、かなり不思議な空間となっております。
他の展示物も工夫されていて、これで420円はコスパがよすぎます。
一点電子マネーは使用できないのでご注意ください。

ゲンちゃんはおいしそうな魚を物欲しそうに見つめます。

http://www.morinonakano-suizokukan.com/index.html

石割の湯

旅行中でもゲンちゃんの食事は欠かせません。
とはいえ、ごはんを食べさせるにはそれなりの場所が必要になってきます。
そこで中卒お父ちゃんの妻が思いついたのが、「スーパー銭湯的なとこの休憩所で食わせればいいんじゃね?」というアイディアです。
というわけでスーパー銭湯に行って温泉で温まります。
ところがどっこい、山梨は八王子をしのぐ寒さです。
室内のお風呂ならばいいのですが、露天風呂となるとお風呂に入るまで凍えるような寒さなのですが、はい、なんかテンション上がりますよね。

他の利用者は地元の人が多いのか、中卒お父ちゃんたちのようなお上りさんはほぼいないようでした。
地元の有料施設といった感じです。

お風呂に入れないゲンちゃんは恨みの眼差しを向けてきます。

https://www.ishiwarinoyu.jp/

紅富士の湯

こちらもゲンちゃんのご飯という理由をつけて、大人2人と子供1人は温泉を満喫します。
この温泉は富士山を見ながら入れるお湯が売りです。
お湯の種類も豊富なのですが、なぜか露天風呂は1階、通常の室内の風呂は2階にあります。
で、露天風呂に入るには「裸のまま屋外の階段を下りる」必要があります。
はい。もう中卒お父ちゃんと娘のテンションはマックスです。「寒い寒い」等と言っていますが、明らかに楽しんでいます。中卒お父ちゃん的には自分がどちらかというとM体質であることを再認識した次第です。
因みに、山梨で見る富士山はマジででかいです。それだけでも感動できるレベルだと思います。

ゲンちゃんはお姉ちゃんが食べたでかいかき氷に目を見張ります。

https://www.benifuji.co.jp/

ふじさんミュージアム

「富士山と言えば山梨」と言うと静岡の方からおしかりを受けそうですが、ふじさんミュージアムなる施設に行ってまいりました。
最近は体験型のアトラクションが多いのか、富士山の写真と自分たちを合成させるなんてものもありました。
かつて富士山を上っていた方のコスプレのようなものも用意されていて、結構盛り上がります。
外人さんたちも体験していたのですが、マジで大爆笑しながら撮影していたのにはほっこりしたのであります。

あと、2023年4月2日にオープンした「ふじさんVRシアター」はなかなかのものです。
高精緻な映像で富士山登山と絶景を体験できます。
ちょっとした浮遊感も楽しめるアトラクションとなっております。

ゲンちゃんは何が起きているのかわからずフリーズします。

https://www.fy-museum.jp/

とまぁ他にもいろいろ行ったのですが、総じて言えるのが「山梨なめてたな」ということです。水族館とかも「まぁヒマつぶし程度でしょ」と思っていたのに「案外面白いじゃん」となる感じです。中卒お父ちゃん的には「思っていたより面白い山梨」といった感じでした。

では、お姉ちゃんのおさがりでどこからどう見ても女の子にしか見えないゲンちゃんでお別れです。髪を結んで女子力アップであります。

ゲンちゃん料理に注文を付ける

早いもので2023年も残り半月ほどになりました。振り返ってみると、流行り病が5類になったのが今年の5月だということがなんだか信じられません。もっと前の話じゃなかったっけ?って感じです。

それと同時に、ゲンちゃんが人工肛門を閉じる手術を受けたのが今年の1月であります。今ではすっかり浣腸生活が身につき、人工肛門で悪戦苦闘していたのが遠い昔のようです。あれが今年の出来事だったなんて、まったく実感がわきません。今ではゲンちゃんはハイハイをしてお風呂場に侵入してきたりと、すさまじい成長を見せております。

そんなゲンちゃんですが、最近食事に注文を付けるようになってきました。
もちろん、言葉に出して「女将を呼べ!」とかはまだ言えません。
ただ、明らかに好きなものと嫌いなものが出てきました。
中卒お父ちゃんと一緒で味盲だと思ったのに・・・・

現状でのゲンちゃんの食事は、しっかりとドロドロにした状態でなければなりません。
なので、「ゲンちゃんのお食事事情」でもお伝えしたように、ひたすらブレンダーで細かくするという作業が発生していました。
ところがどっこい、ここにも救世主が登場したのであります。
その名も、「介護用のお食事」であります。
そう、お年を召した方向けの食事なのであります。

なんだそんなものかとおっしゃるかもしれませんが、これが侮れないのであります。
まず、種類が多い。
離乳食の場合、ミルクアレルギーを考慮すると選択肢が3~4種類程度になります。
「そんな大袈裟な」と言わないでください。本気なんです。本気と書いてマジです。
その点、介護用の場合は選択肢がかなり多いといえます。

そしてもう一点、「どこでも売っている」であります。
実は離乳食の場合、お店(主に薬局)にそもそもでおいていなかったり、極端に少なかったりということがあります。
遠出する場合に、必ずしも「薬局=ゲンちゃんの食事を買えるところ」とならないので、事前の準備が必須となります。
その点、介護用の場合はほぼすべての店にあります。
恐らく高齢化の影響だと思われますが、この部分では非常に助かっていたりします。

そんな救世主の介護食を使ったからか分かりませんが、ゲンちゃんは好きなものは比較的パクパク食べるのに、嫌いなものは「ぺっ」と吐き出します。
最近はずっと食べていたバナナを吐き出すようになってしまいました。
まぁ・・・・ほぼ毎食出してたからね。飽きちゃったのかもね。
あ、「ごはんですよ」も強い味方です。子供ってごはんですよ好きな子多いですよね。

食事の好き嫌いも出始めて、中卒お父ちゃん的にはめんどくささも感じつつ、ゲンちゃんの成長をかみしめている今日この頃であります。

それでは、後光がさしてなんだかどこぞの教祖様みたいなゲンちゃんでお別れです。どうでもいいけど師走ってなんで忙しくなるんでしょうね?

 

大腸内視鏡検査を受けてきたよ!

今回はかわいいかわいいダウン症のゲンちゃんのお話ではありません。齢40オーバーの中卒お父ちゃんが大腸内視鏡検査を受けてきたお話です。
あ、ページを閉じないでください、ね。もしかしたらあなたの身にも起こるかもしれないのですよ。転ばぬ先の杖、備えあれば患いなし、石橋を叩いて渡るです。最後にはかわいいゲンちゃんの写真もありますよ。

皆様健康診断は受けていらっしゃいますでしょうか。
中卒お父ちゃんのところにも、「健康診断受けたほうがいいよー」というお知らせが届きます。
年齢が40歳を超えると何かと体にガタが来ているようです。というわけで、午前中をつぶして健康診断を受けてきたのであります。

結果は・・・・・・はい。便潜血が陽性ということで「近くのクリニックでいいから大腸内視鏡検査受けてきてねー」というありがたい通知をいただきます。
その影響なのか知りませんが、翌日位に意味不明な発疹がお腹のあたりに出たのは内緒です。
この辺りは小心者の本領発揮であります。

内視鏡検査は当然前日からの準備が必要です。
腸の中が汚い状態では、BJ並みの名医でも見落としてしまう可能性が高くなってしまいます。
そこで、前日の食事はクリニックから提供されたおかゆ3食であります。
滅茶苦茶量が少ないうえに20時以降は食事は厳禁、お水とお茶のみの生活に突入です。もちろんお酒も厳禁であります。お酒なしで目覚めると、とってもすっきりするんですね。

当日は16時から検査がスタートなので、11時から下剤を飲み始めます。
下剤と言っても、怪しげな錠剤とかではありません。ペットボトルに入っていたりします。名前はサルプレップ。見た目はただの水です。

こいつを120ミリほど飲み、さらにその倍の水を飲みます。これを4回ほど繰り返すといった感じです。
ところがどっこい、1回飲んでも2回飲んでも全然効きません。こいつ本当に大丈夫か???と1時間ほど経過したところで便意をもようし始めました。
因みにサルプレップの味は、なんだかとってもまずいものを無理やりレモン風味にして飲みやすくしている感じです。表のレモン風味の裏に、禍々しいオーラを感じざるを得ません。

無事腸の中をきれいにしていざ大腸内視鏡検査に挑みます。
まず専用の下着と服に着替えます。
下着はお尻の部分が丸く穴が開いていて、バッチコイ状態です。
看護師さんに見らえたくないなどの羞恥心はごみ箱に捨てましょう。諦めが肝心です。

準備ができたらオペ室的な部屋に移動し、専用のベッドで横向きに寝ます。
麻酔の準備を始めて、ドクターが入ってきて「はじめますよー」という声を聞いたところまでは覚えているのですが・・・麻酔ってすごいですね。一瞬で意識が飛びました。

これで起きたらすべて終了してましたなら楽だったのですが、麻酔の量が足りなかったのか中卒お父ちゃんは20分ほどで目を覚ましてしまったのであります。
気付いたら目の前にモニターがあって、自分のお腹の中とコンニチワです。
ポリープによくわからない青い液体をかけ、ワイヤーのような電気メス(?)で切り取り、飛び出すホチキスのようなヤツを傷口に当て、切除したポリープを回収する、というフルコースを見れたのはかなり面白かったのであります。

ポリープも取ったしこれでめでたしめでたしとなってほしいところなのですが、そうもいきません。翌日から一週間の禁酒、3日間は優しい食事のみ、4日目からも暴飲暴食禁止、運動・筋トレの禁止、とまあ息苦しい生活が始まります。
4日間お酒飲まなかったのっていつ以来でしょうって感じです。え?一週間の禁酒?うん。無理です。

そういえば、朝晩と浣腸をしているゲンちゃんってやっぱりすごいと再確認しました。だってあの当日の朝みたいなやつを毎日やっているってことじゃないっすか。お家に帰った時にゲンちゃん先輩を拝んだ中卒お父ちゃんでした。

それでは、旅行に行ってテンションの上がっているゲンちゃんでお別れです。最近は表情も豊かになってますますかわいいゲンちゃんであります。

ゲンちゃん牛乳アレルギー克服に失敗【2回目】

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

11月なのに夏日を記録したと思えば、急激に気温が下がり朝晩は冬の装備でないとかなり寒く感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。どうも令和ちゃんは物の加減というものを知らないようです。
おかげさまで中卒お父ちゃんもしっかり体調を崩し、布団の中で漫画を読みふける日を過ごしていました。漫画を読むときはたいてい酔っぱらっていてほとんど頭の中に入っていなかったようで、「あ~こんな風につながってたのか~」と楽しいひと時であります。
「同じ漫画で2度おいしい!お得!」なのか「倍以上の時間を無駄にして最悪・・・」なのか、難しいところであります。

そんな激しい気温の変化の中、ゲンちゃんは牛乳アレルギーを克服したのかの検査に挑戦します。「ゲンちゃん牛乳アレルギー克服に失敗【1回目】」のリベンジマッチであります。

とはいえ、もう題名でネタバレしているように今回も克服ならずだったのであります。ただ、今回違った点としては「採血を普通に腕からやろうとした」といった事が挙げられます。
皆様健康診断など受けた時にご経験があるかと思いますが、採血はたいていどちらかの肘部分の内側から行います。
今回ゲンちゃんは腕からやってみようとの提案を受けたのであります。結局はちょうどいい場所が見つからず、前回同様連れ去られての採血となりましたが、次回からは腕からやることになるかもしれません。何だかんだ成長しているゲンちゃんであります。

あともう一点は、前回の記事では3歳までにほとんどの子供が改善するとお伝えしましたが、ダウンちゃんはちょっと違うようであります。ドクター曰く、やはり改善するのもゆっくりな傾向にあるようです。なんと、10歳までかかった子もいるとのことなので、この点も気長に待つしかないようであります。

それでは、クンフーの構えみたいなゲンちゃんでお別れです。ゲンちゃんはプニョプニョしているので、本当にどんな攻撃も受け流すんじゃないかと思っている今日この頃であります。

ゲンちゃんつかまり立ちを試みる

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

先日ある仕事関係の方から、「ブログ読んでるんだけど、あれって中卒お父ちゃんの友達とかの話?」とのご質問をいただきました。
幸か不幸か、中卒お父ちゃんの家族で現在進行形で起きている出来事であります。
決してフィクションでもなければ、他の方の体験談を代筆しているわけでもありません。
純度100%であります。ご安心ください。
まぁ、多少話を盛ったりするのはご容赦いただきたい今日この頃です。
あ、できればそのように思われた方は、ゲンちゃん成長期1話の「【ゲンちゃん成長期】第二子が生まれたよ【はじまるよー】」を是非お読みください。

前回ゲンちゃんがハイハイを始めたとお伝えしましたが、なんと今度はつかまり立ちに挑戦していたりします。
では決定的瞬間をどうぞ。

背中からにじみ出るおっさんオーラ!むっちむちの足!なんで踵をあげているのかよくわからないフラフラの足首!どれをとっても100点満点であります!
そしてその視線の先には、やはり歌のお姉さん!中卒お父ちゃんの嫁曰く、「男の子が全員クレヨンしんちゃんだとは思わなかった」とのことですが、さもありなん。
男の子ってきれいなお姉さんに反応してしまうものなんですよ。これは宿命です。

つかまり立ちに挑戦とは言っていますが、現状では大人が持ち上げてあげないと立つ状態にはなれません。
で、疲れてくるとケツから落っこちてきます。
なので、立たせる時には後ろで受け止めなければなりません。
そういえば、テディベアとかいう一発ギャグありましたね。中卒お父ちゃん的には大好物であります。

この調子で頑張って、年内に支え無しで立てないかなー、とか思っていたりします。まぁ期待はしすぎず、じっくり見ていく所存であります。

では、マットの部品を外して大喜びのゲンちゃんでお別れです。
「なんだそんな事か」と言うなかれ、こんな些細なことでも大喜びできる素晴らしいゲンちゃんライフを満喫しております。