ゲンちゃん成長記は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。
3月になりこれからあったかくなると思っていたら、まさかの降雪でうっすらと雪が積もり、かと思えば20度まで気温が上がったりと、寒暖差が半端ない今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
寒暖差の影響なのかゲンちゃんの鼻水が一向に治らず、日々鼻吸い機で悶絶しているゲンちゃんであります。
とはいえ、ゲンちゃんはしばらく前まで「鼻水→咳」コースが確定していたことを思うと、今回はまだ咳は出ていないので順調に体が強くなってきているようです。
何度かこのブログでもお伝えしているように、ゲンちゃんは牛乳アレルギーを持っています。
いままで自然治癒するかもしれないということで定期的に病院に行き数値を調べてもらっていたのですが、その際に先生から「負荷試験を受けてみたら?」という提案をいただいておりました。
負荷試験とは何ぞ?となりますが、要するに少量の牛乳を与えてみて様子を見るという試験であります。
何だかちょっとずつ試してみるとか言う事を聞くと、中卒お父ちゃんは「何本目で〇ぬかな~」というセリフとともに胸に七つの傷を持った男の事を思い出すのは昭和生まれならではなのでしょうか。
というわけで、初めの一回目は入院をして万全の態勢で牛乳を与えてみます。
まぁ「入院」とはいっても日帰りなのですが、何か起きたら一大事なので指定のベッドから移動はできません。
病院の館内を散歩するなんてこともできないので、中卒お父ちゃんの妻は本やおもちゃを持ち込んでゲンちゃんのご機嫌を取れるように万全の態勢で挑んでおりました。
あ、あと初めに与えた牛乳は1ミリリットルだったそうです。
水1ミリリットルは約1グラムです。
つまり、10までの等間隔の目盛りがある入れ物をいっぱいにして重さをはかったら10グラムだったとしたら、目盛り一つ分は1グラムと言えます。
理科って大事ですよね。
というか、中卒お父ちゃんの感想としては「牛乳1ミリリットルで何か起こるものなのか?」というものでしたが、アレルギーってそれだけ恐ろしい病気だということなんですね。
で、ゲンちゃんですが、無事負荷試験を突破いたしました。
とはいっても、やったぜ明日から牛乳飲み放題だぜ、とはなりません。
次の日の食事から1日1ミリリットルの牛乳を混ぜるようにします。
それでも大丈夫なら数日ごとに2ミリリットル、3ミリリットルと増やしていきます。
10ミリリットルまで行ったら診察を受け、さらに量を増やして最終的に100ミリリットルを飲めるようにして晴れて牛乳アレルギー卒業であります。
そして現在、ゲンちゃんは20ミリリットル(明日は40ミリリットル)をクリアしております。
このまま順調にいけば、保育園に行く前に牛乳アレルギー卒業です!
何だか最近だいぶ歩くようになったりと、入園前の追い込みが激しいゲンちゃんであります。
ただ、牛乳アレルギーが無くなるとだいぶ食事のレパートリーが増えるので、中卒お父ちゃんと妻はかなりうれしいところであります。
では、今回は領域を展開するゲンちゃんでお別れです。
この指を組む癖は結構昔からやっていて、そのたびに「五条先生や!!!!」と大喜びしていたのですがなかなかカメラに収められなかったのです。
もうちょっと指をグイっと入れてくれると完璧なので、引き続き追いかけたい次第であります。