ゲンちゃん成長記は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。
子供向けの図鑑や本を読んでいると、結構目から鱗的な知識が身についたりします。
そのうちの一つとして、「なぜ人間は二足歩行をするのか?」というものがありました。
二足歩行になることで移動のスピードが上がるかというと、全くそんなことはありません。
四足歩行の犬やライオンを見れば、その結果は中卒お父ちゃんでもわかります。
では、サルは二足歩行をしているかとなりますが、基本的には地面を歩くときは手を地面につけていたりします。
もちろん二足歩行をすることはあっても、それで長距離を移動することはまれだと言えます。
で、あくまで一つの説だとは思いますが、人間が二足歩行をする理由として挙げられるのが、「より多くのえさを長距離運べる」というものです。
両手が完全に空くことで多くのえさを抱えることができます。
これは、ワンちゃんが咥えて運べる量と比較すれば一目瞭然であります。
また、サルがエサを運ぶとしても片手で抱える量になります。
人間が両手で抱える量を考えれば、倍以上の差があるのではないでしょうか。
これにより、より多くのえさを群れに持ち帰り、生存を有利に進められたそうです。
はい。前置きはいいですね。立ったんですよ奥さん!!!うちのゲンちゃんが!
それもばっちり映像が残っております!
いやはや、約2年と3か月でついにであります!というか、なんか立ち上がり方がスムーズだったりします。
流石、療育の先生に「ゲンちゃんは立ち上がるだけの筋力はもう十分ついている。後は本人のやる気次第(要約:ぐうたら野郎)」と言われていただけのことはあります。
もちろん今はまだ立った状態を保つことはできませんが、かなり大きな前進ではないでしょうか。
これで家族のために食料をいっぱい運べるね!やったねゲンちゃん!あとは任せたぞ!
因みに、どうすればこの動きをするのかはまだ判明しておりません。
この時も、ゲンちゃんのお姉ちゃんと友達がツイスターゲームで遊んでいたときに偶然起きたのであります。
その後はいつものグータラゲンに逆戻りだったとさ。