ゲンちゃん水族館に付き合わされる

ゲンちゃん成長記は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

夏と言えば夏休み、夏休みと言えば家族旅行、家族旅行と言えば・・・ということで、中卒父ちゃん家族はゲンちゃんのお姉ちゃんの夏休み期間にすみだ水族館に行ってまいりました。
なぜすみだ水族館かと言うと、ゲンちゃんのお姉ちゃんが水族館が好きだからであります。はい。年下の子は年上の子の趣味に連れまわされるのは世の常であります。

すみだ水族館は空高くそびえたつスカイツリーの下にございまして、いわゆる水族館とは少し趣が異なり、なんだか少しおしゃれな感じであります。
水族館によくある「魚の写真と名前が書かれたプレート」がほぼない(モニターに表示され切り替わる)のもそんなおしゃれ感を出そうとしているのでは、と中卒お父ちゃんは勝手に考えていたりします。

また、お子様向けを意識してなのか館内の休める場所では飲食可能となっております。
ごはん問題を抱えているゲンちゃんにとっては、かなりありがたい条件だったりします。
灼熱の太陽の下でご飯をあげるわけにはいかないのであります。

というわけで、金魚を見つめるゲンちゃんがこちらです。

うん。全く何も分かっていなそうでなによりです。
でも、今後もこんな感じで色々と付き合わされるからね。がんばってね。

ところで、中卒お父ちゃんの家では金魚を飼っています。
種類はお祭りの金魚すくいによくいる「ワキン」なのですが、すみだ水族館には20~30cmに成長したワキンがいたのであります。
うちの子もゲンちゃんに水槽を倒されたりせず無事成長したら、こんなデカくなるかもしれないと、若干肝を冷やしております。

それでは、児童発達支援施設で風船で遊ぶゲンちゃんでお別れです。
最近は色々と要求のようなものも出てきて、もちろんうれしいのですが、なかなか面倒くさくなってきやがったなと感じさせてもらえております。

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ゲンちゃん熱唱する

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わが日本国ですが、夏から秋にかけては台風の季節だったりします。
夏真っ盛りの8月16日金曜に台風7号が関東地方をかすめるように移動しました。
その影響で雨と風が断続的に降ったりしたのであります。
ところが流石大都会八王子であります。
15時前後には雨はやみ、日も差しておりました。
しかし、23区内に移動してみると雨は降り続き結局夜まで続いたのであります。
やはり中卒お父ちゃん的には八王子を「東京都」と言うには違和感を感じざるを得ない今日この頃であります。

以前「ゲンちゃん歌のお姉さん(?)に入れ込む」でお伝えしたように、ゲンちゃんはかなりお歌が好きだったりします。
それに加え、中卒お父ちゃんの家にはポータブルマイクのようなものがあったりします。
中卒お父ちゃんの妻が「歌を歌って遊べたら面白い」的な理由で購入したと記憶しておりますが、我が家は中卒お父ちゃんを筆頭になかなかの音痴が揃っていたりします。
このままではジャイアンリサイタル待ったなしになってしまいますが、一縷の希望を求めゲンちゃんに熱唱してもらった様子がこちらです。

まだまだ未熟ではありますが、初めてにしてはなかなかいいのではないでしょうか。
こぶしを利かせる演歌なんてばっちり合うと思います。
歌に興味を持ったら発語の部分が発達するとかあるんですかね?

それでは、ショッピングモールで持ち前の柔軟さとオキシトシンを振りまく笑顔のゲンちゃんでお別れです。
最近少しずつ要求することも出てきて成長を感じております。

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ゲンちゃん海の男になる

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何だか30度後半が普通で、28度とか聞くと「やったぜ滅茶苦茶涼しいじゃん」とか思うようになってきている今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
良い子の皆様は、無理をせずエアコンを使うように心がけましょう。
決して、「台所が暑いのは当然だから大丈夫」等と意味不明なことを言って、リビングとつながっているドアを締め切って灼熱の環境で料理なんてしてはいけません。
中卒お父ちゃんとのお約束です。

そんな猛暑真っただ中なら、レジャーの選択肢に当然のように海水浴が入ってきます。
というわけで、ゲンちゃん海デビューの巻であります。
危うくゲンちゃんのお姉ちゃんが残したフリフリの水着を着せられそうになりましたが、そこは中卒お父ちゃんの妻の鶴の一声で回避です。
中卒お父ちゃん的には、坊主でダウンちゃんでフリフリ水着というお腹いっぱいコースでブログのネタをもう一つ頂きたかったのですが、ゲンちゃんを変態ルートに進ませるわけにはいきません。
ここは欲望を抑えて我慢我慢です。

とはいえ、ゲンちゃんはすぐに大きくなるうえに普段は水遊びをほとんどしません。
今回のためだけに水着を買うというのも何なので、お姉ちゃんが残したピンクの水遊び用おむつを装着します。
この時のためなのか水遊び用おむつを残しておいた中卒お父ちゃんの妻の先見の明にはいつも驚かされております。

後はゲンちゃんが海を気に入ってくれるかどうかなのですが、こんな感じでした。

なんか・・・滅茶苦茶楽しんでる???
中卒お父ちゃん的にはもっと海に慣れるまで時間がかかったりするかな、と思っていたいのですが、かなりすんなり馴染んでくれたのであります。
興奮して叫んでたりしたので、ゲンちゃん的にはいい思い出になったようで何よりでした。

しかし、ゲンちゃんは健常児と比較しても圧倒的に体力がありません。
海をたんまり堪能してぐっすり寝てしまったとさ。

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ゲンちゃん立ち上がる

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子供向けの図鑑や本を読んでいると、結構目から鱗的な知識が身についたりします。
そのうちの一つとして、「なぜ人間は二足歩行をするのか?」というものがありました。
二足歩行になることで移動のスピードが上がるかというと、全くそんなことはありません。
四足歩行の犬やライオンを見れば、その結果は中卒お父ちゃんでもわかります。
では、サルは二足歩行をしているかとなりますが、基本的には地面を歩くときは手を地面につけていたりします。
もちろん二足歩行をすることはあっても、それで長距離を移動することはまれだと言えます。

で、あくまで一つの説だとは思いますが、人間が二足歩行をする理由として挙げられるのが、「より多くのえさを長距離運べる」というものです。
両手が完全に空くことで多くのえさを抱えることができます。
これは、ワンちゃんが咥えて運べる量と比較すれば一目瞭然であります。
また、サルがエサを運ぶとしても片手で抱える量になります。
人間が両手で抱える量を考えれば、倍以上の差があるのではないでしょうか。
これにより、より多くのえさを群れに持ち帰り、生存を有利に進められたそうです。

はい。前置きはいいですね。立ったんですよ奥さん!!!うちのゲンちゃんが!
それもばっちり映像が残っております!

いやはや、約2年と3か月でついにであります!というか、なんか立ち上がり方がスムーズだったりします。
流石、療育の先生に「ゲンちゃんは立ち上がるだけの筋力はもう十分ついている。後は本人のやる気次第(要約:ぐうたら野郎)」と言われていただけのことはあります。

もちろん今はまだ立った状態を保つことはできませんが、かなり大きな前進ではないでしょうか。
これで家族のために食料をいっぱい運べるね!やったねゲンちゃん!あとは任せたぞ!

因みに、どうすればこの動きをするのかはまだ判明しておりません。
この時も、ゲンちゃんのお姉ちゃんと友達がツイスターゲームで遊んでいたときに偶然起きたのであります。
その後はいつものグータラゲンに逆戻りだったとさ。

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