ゲンちゃん3つの科をはしごする

ゲンちゃん成長記は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

軽い風邪は引くことはあっても、入院するような病気を発症することなくすくすくと成長するゲンちゃん。
とはいえ、まだまだ油断は禁物です。ミルクアレルギー克服もできていないですしね。

というわけで、ゲンちゃんの故郷の総合病院で検査を受けます。
ただ、その病院までは微妙に距離があり、ドアtoドアで大体1時間かからないくらいの場所であります。
なので、なるべく検査は同日に入れてもらうようにします。

で、今回受けてきたのは、

「待ち時間は病院内トップクラス!予約の時間?何それ美味しいの?の眼科」

「採血しなきゃ検査できないだろ!子供の泣き声でノイローゼ?こっちは一日中だ!のアレルギー科」

「遺伝子見れば何でもわかる?両親が何を質問していいかまったくわからない!の遺伝科」

の3つであります。

まずは、予約の時間が最初のアレルギー科を受診します。
これはゲンちゃんがミルクアレルギーを克服しているのかを検査するのですが、採血が必須となります。
まだまだ成長過程のゲンちゃんは、ひじの内側から血を取ることができません。
そのため手の甲からとなるのですが、場所が場所だけに痛いに決まっております。
はい、もちろんゲンちゃんはギャン泣きです。

次に眼科を受診するのですが、受付だけ済ませて、その間に遺伝科を受けられないか相談してみます。
ゲンちゃん眼科を受診する」でもお伝えしたように、眼科は受付を済ませてからかなり長い時間待つことになります。
まぁ、今回なぜそうなるのかを身をもって体験したのですが・・・

無事待ち時間に遺伝科を受けられたのですが、実は遺伝科には1年以上通っていなかったのであります。
妻の話では、「何を話していいか分からない!」というのと、特に言われなかったので受診していなかったとのことです。
中卒お父ちゃんも、いったい何を聞けばいいのか分かりませんでした。
「21番目の染色体が3本なんです~」と言われても「知ってる~」としか返せないじゃないっすか。というか、遺伝子の話なんて素人ができるもんなのか?状態です。
ところがどっこい、話を聞いてみるとかなり総合的に見てくれる科であることが分かりました。
曰く、「滲出性中耳炎には注意が必要」「歯科には早めに受診したほうがよい」等、先々の事を教えていただけるのでかなりありがたかったりします。
因みに滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)とは、痛みがないタイプの中耳炎で、ダウンちゃんの天敵だったりします。
ただでさえ言葉の発育が遅れるダウンちゃんにとって、「耳がききづらい状態」はかなりのマイナスになる可能性があるのです。
あ、あと、ゲンちゃんは予定にはなかったシナジスの注射を2本打たれたのであります。
不意打ちの注射にゲンちゃんのストレスゲージが高まります。

そんなストレスゲージと眠気が臨界状態のゲンちゃんが眼科を受診します。
はい。めっちゃくちゃ不機嫌で泣き叫びます。
瞳の状態を調べなければならないのに、目をつぶって泣くし全くじっとしません。
看護師さんもあの手この手で機嫌を取ろうとしますが、「効果はないようだ」です。
結局別室に送られ、中卒お父ちゃん、妻、看護師さんの3人で数十分格闘し何とか終わった(それでも情報が不足していると言われた)といった感じです。
はい。なんで眼科の待ち時間が長いのか、非常によく理解できた次第であります。

最近成長して意思表示のようなことをするようになったゲンちゃん。
それはもちろんうれしいのですが、検査をおとなしく受けてはくれなくなったことを実感した今日この頃であります。

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鋭い方はお気づきかと思いますが、「ゲンちゃん成長期」が「ゲンちゃん成長記」に修正されております。
毎回毎回出だしをコピペしていたせいで、毎回誤字を垂れ流すという失態を晒しておりました。
狭い門から入れって昔の本にも書いてありますからね。反省しております。

それでは、白い毛布で包まれたお餅状態のゲンちゃんでお別れです。
太ももとかむっちりとしていて、本当にお餅みたいなんですよね。

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