ゲンちゃん2歳になる

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

12月25日のクリスマスは祝うのに、4月8日のお釈迦様の誕生日は完全スルー状態の世の中に首を傾げつつ、ゲンちゃんの誕生日である4月26日を迎えました。
何だかんだございましたが、ゲンちゃんは無事2歳を迎えることができました。
1年前のゲンちゃんってどんな感じだったのかなと思って画像を見てみたのですが、まだまだズリバイもできず何かあると腕を広げて飛行機の格好をしていました。
そう考えると・・・こいつすげぇ成長したな。

まだ自分から立ち上がることはできませんが、手を持ったらヨチヨチ歩きはするし、つかまり立ちも今は調子に乗って片手を離したりしやがっています。
一応中卒お父ちゃんの妻の話では、真似事のようなこともするようであります。
ただ、日々ゲンちゃんの顔を見て順調に目が腐ってきている妻の話なので、話半分であります。
え?献身的に努めている人に対して失礼ではないかですって?いえいえ、「ゲンちゃんってダウンちゃんの中ではイケメンの部類じゃない?」とか真面目な顔で言ってるんですよ。
中卒お父ちゃん的には、ダウンちゃんが出す特殊なフェロモンにやられているのではないかと推察しております。
あ、でも中卒お父ちゃんはゲンちゃんはイケメンとまではいかなくとも上の下くらいの容姿だと思っております。はい。順調にフェロモンにやられてますね。

この1年を振り返ってみると、腸閉塞などの入院級の病気にもかからず順調だったように思います。
ただ、そこはやっぱりダウンちゃんで、咳や鼻水がでるいわゆる普通の風邪にはしょっちゅうかかっていたように思います。
この辺はダウンちゃんあるあるなのかなと思っております。
何だかんだ生きてるだけでまるもうけですものね。

それでは、人生初の肩車を体験しているゲンちゃんでお別れです。
足を押さえているとのけぞって落っこちてしまいそうなので、背中を押さえているのですが、まぁまぁ形にはなったかなと思っております。

ゲンちゃんお菓子のトラップに引っかかる

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

中卒お父ちゃんがダウン症のゲンちゃんのことを人に話すと、「お世話とか大変なんでしょ。かわいそかわいそなのです。」的なことを言われることがあります。
では、ゲンちゃんのお世話は他の子どもと比較してどうかと言うと、「もちろん大変だけど、それは健常児を育てるということと同じ大変さだし、さらにいうと楽な部分もある」という回答になってしまったりします。
世間的には「ダウン症の世話=滅茶苦茶きつい」というイメージがあるようなのですが、ご期待に沿えず申し訳なく思うのであります。

では「楽な部分」とは何かというと、成長がゆっくりであるということです。
ゲンちゃんはそろそろ2歳なのですが、まだ歩くことができません。
それはそれで悲観するべきなのでしょうが、裏を返せば「歩いてどっかに行くことがない」とも言えたりします。
その辺にあるものを散らかしたりはしますがある程度高いところに置いてしまえば防げますし、今のところ癇癪を起して外で寝転がって駄々をこねるなんてこともありません。
健常児は「悪魔の2歳」等と言われますが、今の感じならミニボンビーくらいで済むかもしれません。まぁ・・・・その先は分からないけれど・・・。

そんなゲンちゃんですが、お菓子の袋を口に運ぶようになったのであります。
そんなこともしてなかったのか?と驚かれるかもしれませんが、本当です。
やっとこさと言う感じです。
こちらがその様子であります。

うん、一生懸命食べようとしているけど、それ袋なんだよね。
因みに、なぜか「袋だけ」食べようとします。
本物の食べ物であるシリアルは掴むのですが、口には運ばずその辺にぶん投げます。なぜ逆じゃないんだ!!!

とはいえこんな成長を見せてくれたので、床に変な物が落ちていないかチェックする日々がスタートしたのであります。

それではお気に入りの浴室に忍び込み、素の顔で撮影されてしまったゲンちゃんでお別れです。
浴室はまだいいのですが、スキさえあればトイレに忍び込もうとするのは内緒であります。

ゲンちゃん耳垢掃除をしてもらう

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

皆様花見は満喫されましたでしょうか。
また桜の話かと思われるかもしませんが、外で堂々とお酒を飲める数少ないイベントの一つなのです。
中卒お父ちゃんとしては、なるべく長く花が残ってほしい今日この頃なのであります。え?そんなのが無くても外で飲んでるって?・・・まあそれはそれとして。

因みに、大都会八王子は23区内の桜と若干ではありますが咲く時期がずれるようです。
23区内と比較すると、少しだけ遅れるように感じております。
なので、「もう桜がない!」とお嘆きの方はぜひとも八王子まで足を延ばしてみてください。いや川沿いキレイですよ。

最近のスマホのカメラってすごいですよね。
夜桜なんですが、なかなかいい感じに撮影できるのです。

そんな色々と生活環境が変わる4月に、ゲンちゃんは耳鼻科まで耳掃除に行ってきました。
え?わざわざ耳鼻科に?と思われるかもしれませんが、耳鼻科って耳掃除してくれるんですよ。
問診表にも「耳垢」の項目があったりします。
やってもらったら、考えられないくらいの大きさの耳垢が出てきたなんて話も耳にします。耳鼻科だけに。はい。すいません。

ゲンちゃんの場合は耳垢がたまっていることは分かっていたのですが、なんといっても1歳児なうえにダウンちゃんであります。
おとなしく耳掃除なんてさせてもらえるはずがありません。
そこで、プロにお任せしようとなった次第であります。

いざ治療(?)が始まると、ゲンちゃんはギャン泣き状態であります。
まぁそりゃそうですよね。
で、看護師さんに言われ中卒お父ちゃんは前抱っこの状態で腕をホールドします。
そして看護師さんですが、ガッチリ顔面を押さえてくれます。
うん・・・なんか雰囲気はプロレスのヘッドロックなんですよね・・・。
むしろヘッドロックをした方がやりやすかったりするのかな?

無事耳をすっきりしてもらったゲンちゃん。耳がよく聞こえるようになったかどうかは定かではありませんが、しっかり呼びかけにも答えております。
よかったよかった。

因みに、ゲンちゃんのお姉ちゃんも一緒に耳掃除をしてもらいました。
お姉ちゃんは6歳なので耳掃除もさせてくれるのですが、髪の毛同様「死にはしないだろう」の精神でずっと放置してしまったのであります。
そのため、6歳になってから初めて掃除しようとしてみたら、「何だか取れない硬い塊がある・・・」となってしまったのです。
耳鼻科で取ってもらったのですが、「これどうやって耳の穴から出てきたの?」ってくらいデカい耳垢が出てきたのです。

そういえば、中卒お父ちゃんもたまには耳掃除しているけど・・・もしかしたらあんなのがいるのか???そう、あなたの耳の中にもね。

それでは、少し前になりますがダウン症の会に参加した時のゲンちゃんでお別れです。
最近はこう言った会に新規で参加される方も少なくなっているようです。
もし一人で悩んでいるのならば、気軽に参加してほしい今日この頃なのであります。

ゲンちゃん公園デビューの巻

ゲンちゃん成長期は、ダウン症のゲンちゃんの成長を見守る成長日記です。

東京では桜の開花宣言がされ、花の見ごろを迎えております。
中卒お父ちゃんとしては、中二病心が刺激される夜桜を見ながら、いつか剣術を扱う程度の能力を持っている美少女と出会えないかと期待に胸を膨らませております。
ボムをけちるからなのですが、たいてい5面が鬼門なんですよね。
会ったら文句の一つも言ってやりたいのです。はい。すいません。分かりませんよね。

そんな中ゲンちゃんが公園デビューをしたのであります。
もちろん、まだ歩くことができないゲンちゃんですから、何かするというわけではありません。
ブランコを囲んでいる柵に捕まってつかまり立ちです。

よく見ていただくとわかるのですが、靴を履いております。
ただ何でこんなにボロボロかと言うと、お姉ちゃんのおさがりだからであります。
子供も2人目以降になるとおさがりでやりくりしますよね。うん。子供ってすぐ大きくなるから、服とか靴とかがすぐダメになるんですよね。
八王子みなみ野のBOOKOFF SUPER BAZAARが閉店してしまったことが悔やまれてなりません。

話をゲンちゃんに戻しますが、「ここから伝え歩き」なんてこともなくフリーズ状態であります。
まぁ何していいか分からないっすよね。

その後、砂場に移動したゲンちゃんがこちらです。

砂かけ婆状態のゲンちゃんなのです。
中卒お父ちゃん的には、にじみ出るおっさんオーラが大好物なのであります。
こうやって見ると、ゲンちゃんが公園で一人で遊べる日も近いのではと勝手に妄想する今日この頃なのであります。