古今東西、人が思いつかないようなアイデアをポンポン思いつく天才がおります。
そんなアイデアマンになってみたい!一攫千金とはいかなくても、人があっと驚くようなアイデアを披露してみたい!とお考えの方もいらっしゃると思います。
もちろん、中卒お父ちゃんもそんなアイデアマンになってみたいのです。
というわけで、今回はアイデアのつくり方についてお伝えしたいと思います。あ、ちゃんと本に書いてあるやつっす!中卒お父ちゃんの思い付きじゃないっすよ!
参考にさせていただいた本はジェームス・Wヤングのその名も「アイデアのつくり方」。題名がストレート!
ジェームス・Wヤングは、アメリカ最大の広告代理店・トンプソン社の常任最高顧問、アメリカ広告代業協会の会長などを歴任。広告審議会の設立者で元チェアマン。
広告業の男がアイデアの作り方とはこれ如何に、とお思いかもしれませんが、実に明快に「アイデアを作る方程式」について書いてあるのです。
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アイデアを生む5つの段階
いきなりですが、アイデアを生むには5つの段階があります。
第一:とにかく資料とか情報を集める。普段から様々なものに興味を持つ
そこ、そりゃそうだろとか言わない。
でもまぁそりゃそうですよね。まずはかき集められるだけの情報を収集しなければならないのです。
ただ、著書にはこんな風に書かれているのです
そう、どうしてもアイデアを思いつくというと、何か聞かれたりしたときにぱっとすぐ返すように思いつく、と考えがちですが、そんなことはないのです。
そもそもで土台がなければ何にもならないのです。
さらに、集めただけでもアイデアは出てこないのです。
ここから第四段階に飛ぶこともないのです。
第二:考えて考えて考え抜く
材料がそろったら、とにかく考え抜く!
アイデアとは既存の要素の組み合わせとのことです。
とにかく組み合わせたり、下から見たり、上から見たり、ひっくり返してみたりと、とにかく考え抜くことが重要なのです。
どれくらい考えればよいか?ですか・・・。絶望するくらいだそうです。まぁ、「もうこれ無理じゃね???まじでもーやだやだやだ!!!」って外に出て叫びたくなるくらいでしょうか。
第三:好きなことして過ごそう
限界まで考え抜いたら、あとは熟成させるのです。
食べ物もよく噛んで飲み込んだら、後はじっくり消化します。
そのような感じで、好きなことをしてボケーとするのがいいそうです。
因みに、同じような記述が外山滋比古の「思考の生理学」にもあるのです。
これまた結構古い本なのですが、本屋さんに通っている方ならば一度は目にしたことがあると思うのです。
1986年の本なのですが、いまだに八重洲ブックセンターとかで平積みされてたりするのです。
この本をなんとなーくで手にした中卒お父ちゃんは見る目があるのです!エッヘン!
第四:アイデアが湧いて出てくるのだぜ!
その日は突然やってきます。朝歯を磨いている時、愛犬の散歩の最中、浮気現場に踏み込まれ逃走している時、いつかはわかりません。
今まで全く解けなかったパズルがすっと解けるように、アイデアが舞い降りてくるのです。
「エウレカ!」
第五:アイデアを実際の世界に落とし込む
実をいうと、たとえ第四段階までもっていっても、この第五段階が待っているのです。
そう、実際にアイデアを形にする段階です。
ジェームス・Wヤングはここで忍耐と実際性が必要になると言っています。
加えて、胸にしまい込まないこと、理解ある人々の批判を仰ぐことが重要だそうです。
以上がアイデアのつくり方を終わります。
やれるもんならやってみろ
「ジェームス・Wヤングさんや、こんな秘伝のような手法を本に書いて大丈夫?」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
大丈夫だそうです。ジェームス・Wヤングは著書の中でこんなことを言っているのです。
だからこの公式は、大いに吹聴したからと言って私がくらしをたてている市場にアイデアマンの供給過多が起こるというような実際上の危惧はまずない」
要するに、「真似られるもんならばやってみれば?できればだけどね。」って言っているのです。かっこよすぎ!抱いて!
著書「アイデアのつくり方」について
この「アイデアのつくり方」ですが、驚くことに全部で102ページしかありません。そのうえ文字がでかい!
さらに、本文は62ページであとは「解説」と「訳者あとがき」なのです。その比率おおよそ6:4!
本文だけならば本当に20分くらいで読めます。是非ご一読あれ。
帯の文句も洒落ているのです。「60分で読めるけれど一生あなたを離さない本」
中卒お父ちゃんはこの本を使って数々のアイデアを生み出すのです!いつの日か!!!